農産物直売所が「地域の生活を支える存在」になることを目指し、5つのテーマで実証・検証することで、新しいサービスモデルを検討する。宮城県農産物直売所ラストワンマイル実証事業業務を実施
日本の経営コンサルティングのパイオニアである株式会社タナベコンサルティング(本社:東京都千代田区・大阪市淀川区、代表取締役社長:若松 孝彦)は、宮城県農産物直売所ラストワンマイル実証事業業務を実施いたします。
1.目的・背景
農産物直売所は地域農産物の販売やコミュニティー形成の場としての役割を有しておりますが、生産者の高齢化や減少などにより出荷者および出荷量が減少しており、品揃えや売上の維持・向上を図り、持続性を確保することが課題となっております。また、高齢化が特に進む農山漁村地域は、食料品や日用品の買い物困難者が多いだけでなく、宅配便の運転手不足に伴うラストワンマイル問題にも直面することが懸念されております。
直売所の持続性を考えるにあたって、大きな社会環境変化への対応を検討することはもちろんですが、地域の現状・課題分析を通じたサービス運用を検討することが重要であることから、本事業において「農産物直売所輸送サービス」のモデル化および地域の課題解決と出荷者および出荷量の増加を目指します。
2.タナベコンサルティングの支援内容
農産物直売所が地域のライフライン機能を担うことで「地域の生活を支える存在」になることを目指し、実証実験を通じて地域課題解決の糸口を見つけ、新しいサービスモデルを検討いたします。2024年8月より実施予定の実証実験では、道の駅津山農産物直売所輸送において、集客、貨客混載、地域連携(他道の駅から集荷)、地域連携(移動販売車)、地域連携(暮らし支援)の5つのテーマで実証・検証を行います。さらに、主要課題の一つである移動手段を改善すべく、事前予約制の津山内デマンド型タクシーなど様々な移動手段の運用も検討してまいります。
〈対象地域〉宮城県登米市津山地域
〈主たる実証実験の場所〉道の駅津山もくもくランド
タナベコンサルティンググループ(TCG) について
TCGは、1957年に創業し、67年の歴史と実績を有する日本の経営コンサルティングのパイオニアです。「企業を愛し、企業とともに歩み、企業繁栄に奉仕する」という経営理念のもと、現在地から未来の社会に向けた貢献価値として、「その決断を、愛でささえる、世界を変える。」というパーパスを定めています。
大企業から中規模企業、行政/公共のトップマネジメント(経営層やリーダー)を主要クライアントとし、創業以来17,000社以上の支援実績を有しています。
経営コンサルティング領域として、戦略策定(上流)から現場におけるDXなどの経営オペレーションの実装・実行(中流~下流)まで、企業経営を一気通貫で支援できる経営コンサルティングモデルを全国地域密着で構築しています。そして、「All for Client Success-すべてはクライアントの成功のために」という徹底したクライアント中心主義のもと、個社ごとの経営課題に合わせて複数名のプロフェッショナルコンサルタントを選定してチームを組成する「チームコンサルティング」を提供しています。
〈経営コンサルティング領域〉
・ストラテジー&ドメイン
・デジタル
・HR
・コーポレートファイナンス
・M&A
・ブランド&PR
・リージョン(全国10地域:札幌、仙台、新潟、東京、名古屋、金沢、大阪、広島、福岡、那覇)
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