兵庫県加古川市の名産 完熟してから出荷される貴重な果実「志方いちじく」が旬を迎えています
― 今年は雨が少なかった影響で糖度が高く、甘い仕上がりです―
兵庫県加古川市(市長:岡田康裕)では、8月上旬ごろから市の北部に位置する志方地域で「志方いちじく」の収穫がスタートしています。
温暖な気候でこだわって生産された、この季節にしか味わえない、甘くジューシーないちじくをお楽しみいただけます。

【”糖度が高く、甘~い”志方いちじく】
志方いちじくは、夏の暑さが増す8月上旬から秋の訪れを感じられる10月上旬まで収穫されます。出荷基準を満たしたものだけが「志方いちじく」として認められる貴重な果物の一つです。
いちじくは温暖な気候を好み、乾燥した夏と温暖な冬が育成に適しています。気候に恵まれた志方地域では、昔からいちじく栽培が盛んで、加古川市の特産品として広く知れ渡り、近年では地元の方だけでなく、遠方から買い求めに来る人も増えています。
●志方いちじくの特徴

実の色つやが良く、糖度が高いのが特長です。口に入れると香りの良さやジューシーな甘さを楽しむことができます。ジェラートやジャムとしても使用されるなど加工品としても優秀です。
【長年地元で愛され、ブランド化された「志方いちじく」のこだわり】
● 獣害対策と病気に備える手厚い管理
比較的栽培しやすいとされるいちじくも、圃場の管理には細心の注意を払っています。いちじくを狙う猪やアライグマによる害獣被害は元より、病気のまん延には特に注意しています。また、品質を維持するため、冬場に低温対策や追肥を行います。

● 枝で完熟したいちじくだけを消費者へ
普通のいちじくの場合、流通過程で傷まないように完熟前に出荷し、流通過程で赤く色づきますが、志方いちじくは圃場で完熟させて収穫し、果実が傷まないよう綺麗に箱詰めした後に出荷します。
また、糖度が低いものや、割れたもの、大きすぎるもの、小さすぎるものは「志方いちじく」として出荷されない為、大変貴重な果物です。

●「ひょうご推奨ブランド」認定!

「JA兵庫南志方いちじく部会」ではいちじくを栽培する際、適期防除による減農薬に取り組み、品質の向上と統一化にこだわっています。
農薬の使用量を抑えて栽培されていることから、2006年には「ひょうご推奨ブランド」に認定され、消費者からも人気が高く、信頼度も高い品目です。
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