【築野オレオ】第5回サステナブルマテリアル展(SUSMA)初出展!米ぬか非可食部・廃食用油由来で、あらゆる製品のバイオマス度を向上

築野食品工業株式会社

  築野オレオケミカルズ株式会社(本社:和歌山県伊都郡 代表取締役社長 築野富美 https://www.tsuno.co.jp/ )は、2025年11月12日(水)から14日(金)に幕張メッセで開催される「第5回サステナブルマテリアル展―SUSMA―(主催:RX Japan株式会社)」に初出展いたします。今回の展示では、「米ぬかの非可食部」「廃食用油」由来をテーマに、環境に優しい製品ラインアップや最新の技術ソリューションをご紹介します。ぜひ当社ブースにお立ち寄りいただき、未来を共に創るパートナーシップの可能性をご体感ください。

■   開催概要

開催日 :11月12日(水)、11月13日(木)、11月14日(金) 10:00~18:00(最終日のみ17:00まで)

場所  :幕張メッセ 小間番号「32-40」

出展品目:脂肪酸エステルTFEシリーズ,ポリアミド樹脂,ダイマー酸ツノダイムシリーズ,脂肪酸TFAシリーズ、その他開発品等

 脂肪酸 TFAシリーズ

こめ油製造時の副産物や廃食用油由来が主な原料であり、C16 ~ C18の混合脂肪酸が主成分。 塗料用樹脂原料・粉石鹸原料・樹脂原料・各種誘導体等の原料として、主に工業用として幅広く利用されています。 工業用途以外では、乳牛用飼料である脂肪酸カルシウムなどにも利用されており、乳脂率・乳量の向上に役立てられています。 また、化粧石鹸原料・ゴム添加剤にも応用されています。環境保全運動の一環として廃食用油のリサイクル事業を推進し、資源の有効利用に貢献しています

・TFA-IS4及びIS4R(開発品)

これまで蓄積した脂肪酸精製や水添技術、ダイマー酸生産技術を駆使して、

イソステアリン酸の製造、販売を開始。

本展示会では、糠由来のTFA-IS4Rを初公表。

ダイマー酸 ツノダイムシリーズ

ダイマー酸は植物系油脂を原料とするC18不飽和脂肪酸の二量化によって生成されたC36ジカルボン酸の二塩基酸を主成分とし、一塩基酸、三塩基酸を含有する液状脂肪酸です。廃食用油リサイクル事業の一環として得られる脂肪酸を原料とした再生可能な製品です。 ダイマー酸は、エポキシ樹脂硬化剤のポリアミドアミンや熱可塑性ポリアミド樹脂等の原料として使用され、これらは塗料・インキ・接着剤等に使用されています。また、ジカルボン酸の特徴を活かして柔軟性改質原料としても使用されています。

・ツノダイムLH395及びFH395

国内初の部分水添ダイマー酸(LH395)と完全水添ダイマー酸(FH395)を開発。ダイマー酸の課題であった色や耐熱性などを大幅に改良。

脂肪酸エステル TFEシリーズ

脂肪酸エステルは、食用として使用できない再生産可能なバイオマス原料を最大限有効活用しており、環境に配慮した製品となっています。主な用途として樹脂可塑剤・繊維油剤・金属加工油(切削油・圧延油・塑性加工油)・合成潤滑油・等に使用されています。また、ご要望に応じたカスタマイズや受託製造も承ります。

・TFE-248

廃食用油由来の脂肪酸を用いた低粘度高引火点タイプの脂肪酸エステル。

40℃ 動粘度12.0mm2/s、引火点250℃以上で指定可燃物質の区分。  *数値は代表値

切削油のベース油や各種ベース油の希釈剤として利用可能。

ポリアミド樹脂

液状ポリアミドは、ダイマー酸や脂肪酸とポリアミンを縮合したポリアミドアミンで、エポキシ硬化剤として塗料及び接着剤に配合。船舶・橋梁・自動車・電気製品・土木建築・陸上及び海上構造物などの幅広い用途に使用されています。固形ポリアミドはダイマー酸を主成分とした環境に優しい合成樹脂類で、食品包装などの印刷インキバインダーや、ホットメルト接着剤として自動車・電気・電子部品など幅広い工業用途に使用されています。

・水性エポキシ硬化剤(開発品)

製品の水性化で環境対応に貢献できるポリアミドアミンを開発。バイオマス度も約50%を維持し、良好な保存安定性や接着性を実現。

その他開発品

・バイオマス炭化水素THC-182

築野独自技術を掛け合わせたバイオマス炭化水素を開発。

ユニークな分子構造をしており、潤滑油などのベース油に。

■   築野のオレオケミカル事業、その歴史は半世紀以上。

築野グループは、オレオケミカル事業を1960年に開始。こめ油を精製する過程で発生する副生成物、及び各植物油から発生する副生成物から、脂肪酸、脂肪酸誘導体を製造しております。また、この技術を用いて1990年代より使用済み食用油のリサイクルに役立てております。長きにわたる技術革新を繰り返し、原料から誘導体まで一貫した生産、開発体制を確立しております。樹脂、インキ、加工油、可塑剤、接着剤、石鹸、アスファルト等、数多くの最終製品に、石油由来の代替として利用できるものを開発しています。

事業案内:https://www.tsuno.co.jp/oleo-chemicals/  

【築野グループ株式会社の概要】

1947年、和歌山県にて創業。古くから健康と美のシンボルとして親しまれてきた「米ぬか」の高度有効利用、未利用、低利用の使用済み食用油・油滓の循環型有効利用を推進しています。こめ油製造事業、ファインケミカル事業、オレオケミカル事業の3つの事業を通じて、人々の健康や美・環境・食糧自給率の向上に貢献いたします。

本社:和歌山県伊都郡かつらぎ町

設 立: 昭和22年2月1日

代表者:代表取締役社長 築野富美

グループ

築野食品工業株式会社,築野ライスファインケミカルズ株式会社,築野オレオケミカルズ株式会社,築野運輸株式会社・株式会社スズキ製油

U R L :https://www.tsuno.co.jp/ 

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ビジネスカテゴリ
化学
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

築野食品工業株式会社

14フォロワー

RSS
URL
https://www.tsuno.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
和歌山県伊都郡かつらぎ町大字新田94
電話番号
0736-22-0061
代表者名
築野 富美
上場
未上場
資本金
5000万円
設立
1947年02月