彌榮自動車、電脳交通の個社専用タクシー配車システム 「DSエンタープライズ」導入
~タクシー・ハイヤー業務の一元化と、多様な配車チャネルへの対応を推進 ~
株式会社電脳交通(本社:徳島県徳島市、代表取締役社長:近藤 洋祐、以下:電脳交通)は、彌榮自動車株式会社(本社:京都市下京区、ヤサカグループ本社、代表取締役社長:粂田 晃稔、以下:彌榮自動車) に、大規模タクシー事業者を対象とした個社専用のタクシー配車システム構築サービス「DSエンタープライズ」を導入したことをお知らせします。
本導入により、多様なチャネルからの配車依頼を一元的に受け付けられる環境を構築します。あわせて、タクシーとハイヤーの顧客情報・利用履歴の統合や、ハイヤー案件をシステム上で共有できる仕組みの整備を進め、配車業務の効率化と顧客サービスの向上を目指します。

■背景
近年、スマートフォンの普及やライフスタイルの変化に伴い、タクシーの注文方法に対するニーズは多様化しています。一方で、固定電話からタクシーを呼ぶ利用者も多く、タクシー事業者には、幅広い顧客層に応じた複数の注文手段を整備することが求められています。また、人手不足が深刻化するなか、限られた人員で安定した配車体制を維持するため、業務の効率化も重要な課題となっています。
彌榮自動車では、京都市域交通圏で運行する「ヤサカタクシー(彌榮自動車ならびに関係会社、計6社)」の配車業務を一括管理するために「ヤサカグループ無線事業協同組合」を組織し配車業務を実施しています。しかしながら、業務の中心は電話受付であり、オペレーターの業務負担が課題となっていました。そのため、多様化する顧客ニーズに応じて配車チャネルを拡充するとともに、電話受付に集中していた注文を分散できる環境の整備が求められていました。
また、観光タクシーならびにハイヤー手配業務では、受注した案件を各営業所へFAXで共有するなど、アナログな運用が残っていました。情報共有にかかる手間を軽減し、複数の営業所間で案件情報を円滑に共有できる仕組みの構築が必要でした。
さらに、配車システムとハイヤーシステムには、それぞれ異なるオンプレミス型のシステムを使用していたため、顧客情報や利用履歴が分散し、相互に連携されていないことも課題となっていました。
こうした課題を解決し、多様化する顧客ニーズへの対応、配車業務の効率化、タクシー・ハイヤー間の情報連携を実現するため、新たな配車システムの導入を検討することとなりました。
■「DSエンタープライズ」を選定した理由
決め手は、事業や現場の変化に合わせてシステムを進化させられること
彌榮自動車が重視したのは、導入時に利用できる機能の多さだけではありません。今後提供していきたいサービスを実現するために、必要な配車オペレーションを構築できるかという点を選定基準としました。
「DSエンタープライズ」は、事業者ごとの要望に合わせて仕様変更や機能追加を行うことができる配車システムです。彌榮自動車専用の環境として構築するため、他社の運用に与える影響を考慮することなく、自社の業務やサービス方針に合わせて柔軟に調整できます。
導入時の完成度に加え、今後の事業展開や現場の変化に応じて、継続的にシステムを改善・発展させられる点が選定の決め手となりました。
■「DSエンタープライズ」の導入により目指すこと
1.多様な配車チャネルへの対応
従来の電話受付に加え、配車アプリ、QRコード、IVRなどから寄せられる注文を受け付けられる環境を整備します。利用者が状況やニーズに応じて注文方法を選択できるようにすることで、利便性の向上と電話受付業務の負担軽減を目指します。
2.ハイヤー案件の共有業務をデジタル化
これまでFAXで行っていた各営業所へのハイヤー案件の共有を、システム上で行えるようにします。案件情報を一元的に管理・共有することで、担当者の作業負担や情報伝達にかかる手間を軽減し、営業所間の円滑な連携を図ります。
3.タクシーとハイヤーの顧客情報を統合
別々のシステムで管理していたタクシーとハイヤーの顧客情報や利用履歴を統合します。サービスを横断して顧客の利用状況を把握できる環境を構築し、一人ひとりのニーズに応じた、より良いサービスの提供につなげます。
■今後の展望
電脳交通は、彌榮自動車の事業方針や現場の運用に寄り添いながら、「DSエンタープライズ」の継続的な機能改善と運用支援に取り組みます。
今後も、電話、配車アプリ、QRコード、IVRなどの多様な配車チャネルと、タクシー・ハイヤー双方の業務をつなぐ基盤づくりを通じて、彌榮自動車の業務効率化と顧客サービスの向上を支援してまいります。
■個社専用のタクシー配車システム構築サービス 「DSエンタープライズ」
「DSエンタープライズ」は、大規模タクシー事業者様向けの個社専用のタクシー配車システム構築サービスです。
専用サーバー環境で、グループ間の顧客情報統合やハイヤー・労務管理など多彩な外部システムと柔軟に連携し、自社に最適なカスタマイズを実現します。また、既存パッケージを基盤とした個別開発により、ゼロからの構築よりも短納期で導入が可能です。
さらに、全国の事業者のノウハウを集約して継続的にアップデート。現場のニーズに応える機能を提供することで、配車業務の高度な効率化による事業成長を強力に支援します。
■彌榮自動車株式会社 会社概要
明治末年創業。1945年に京都市内の全てのハイヤー会社を戦時統合してヤサカグループ本社である彌榮自動車株式会社を設立。「ヤサカタクシー」「ヤサカハイヤー」として知られるタクシー・ハイヤー事業、観光バス事業、路線バス事業、旅行事業、不動産事業、トヨタ系ディーラー事業の7業種15社を、京都を中心とした関西圏・首都圏で展開しています。創業以来、京都を基盤に百年余にわたって先人たちが積み重ねてきたもの、その本質を紡ぎ出したテーマ「移動における価値の追求と創造」に全社を挙げて取り組んでいます。
■株式会社電脳交通の概要
所在地 :徳島県徳島市寺島本町西1丁目5番 アミコ東館6階
設 立 :2015年12月
代表者 :代表取締役社長 近藤 洋祐
従業員 :220名(2026年3月末時点)
資本金 :1億円
主要株主:阿波銀キャピタル株式会社、株式会社阿波銀行、いよぎんキャピタル株式会社、Uber Technologies, Inc.、株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ、ENEOSイノベーションパートナーズ合同会社、エムケイ株式会社、株式会社沖東交通、国際自動車株式会社、GO株式会社、三和交通株式会社、株式会社JR西日本イノベーションズ、JR東日本スタートアップ株式会社、四国旅客鉄道株式会社、第一交通産業株式会社、大和自動車交通株式会社、つばめ自動車株式会社、株式会社徳島大正銀行、株式会社ブロードバンドタワー、三菱商事株式会社、ゆうちょアセット マネジメント
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