エンタープライズ向けのSovereign Agentic OS『dodoAI』のシードラウンドにおいてリード出資

株式会社ジェネシア・ベンチャーズ

株式会社ジェネシア・ベンチャーズ(代表取締役:田島 聡一、本社:東京都渋谷区)は、同社が運用するGenesia Venture Fund 4号(以下、GV-4)より、AIエージェントによる業務遂行を組織の統治下で安全かつ継続的に運用するためのSovereign Agentic OS『dodoAI』を開発・提供するdodoAI株式会社(代表取締役CEO:村上 仁、本社:東京都港区、以下:dodoAI、読み:ドードーエーアイ)のシードラウンドにおいてリード出資したことをお知らせいたします。

同ラウンドの出資者は、クオンタムリープベンチャーズ株式会社、三菱UFJキャピタル株式会社、三井住友海上キャピタル株式会社と個人の投資家です。

出資の背景 

AIの進化により、AIエージェントは単なる情報検索や文章生成の補助ツールを超え、設計・調査・分析・開発・顧客対応・社内業務など、企業活動の一部を担う実行主体へと変化しつつあります。

しかし、多くの企業のガバナンスは、依然として人間が業務を遂行し、人間が判断し、人間が記録することを前提に設計されています。AIエージェントが複数の業務領域で並列に稼働し、意思決定や実行に関与するようになると、「誰が・なぜ・何を判断し・どのように実行し・どう検証したのか」を説明するための構造が不足します。 

この課題は、最初にAI駆動開発の領域で顕在化しています。AIエージェントは、コード生成だけでなく、設計、実装、テスト、プルリクエスト作成、レビュー補助、運用改善まで担い始めています。しかし重要なのは、個別のAIツールやAIコーディングエージェントを導入すること自体ではありません。企業が問われているのは、AIエージェントによる業務遂行を、どのように制御し、検証し、監査し、継続的に改善するかです。

dodoAIは、この課題に対し、AIエージェントを個別に動かすためのツールではなく、AIエージェントによる業務遂行を企業の統治下で運用するための Sovereign Agentic OSとして開発されています。

事業内容 

『dodoAI』は、AIエージェントを企業の統治下で運用するためのSovereign Agentic OS(企業向けAI統治・運用基盤)です。最初に表面化したユースケースであるAI駆動開発(ソフトウェア開発・運用・保守のAI化)を起点に、研究開発、業務プロセス、顧客対応まで、AIエージェントが組織の一員として働く全領域を対象とします。

また、意図・要求・要件・設計・実装・検証・実行・観測・改善の各工程を意味情報として接続することで(セマンティック・デジタルツイン:業務やシステムの状態・変更履歴・関係性を意味レベルで接続・追跡可能にする構造)、企業の説明責任、監査証跡、および継続的な改善サイクルを支えます。

各種AIコーディングエージェントや企業独自のAIエージェントを「能力レイヤー」として活用しつつ、それらを企業の中で制御・検証・運用する「統治レイヤー」を提供し、特定の大規模言語モデル(LLM:Large Language Model)やAIエージェントに依存しないAgent-neutralな設計により、企業側がモデル選択、配置環境、実行ポリシー、監査証跡を主権的に統治可能とします。

配置環境は、Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、Google Cloudを含むパブリッククラウドに加え、オンプレミスおよび閉域環境(Air Gap)にも対応しています。また、OpenAI、Anthropic Claude、Google Geminiなどの大規模言語モデル(LLM)や各種AIエージェントを組み合わせて利用可能なマルチLLM/Agent-neutralな構成により、各組織の規制要件、データ所在ポリシー、運用方針等に応じた柔軟な運用を可能にします。

当社はこれまでに、自動車、金融・通信・エネルギー・決済領域をはじめとする大手エンタープライズ顧客と協働しながら、SDV(Software Defined Vehicle)関連開発、研究開発支援、AI駆動開発によるレガシーシステム刷新や市民開発など、AIエージェント時代を見据えた業務変革領域においてdodoAIの試行を展開してまいりました。大手損害保険会社における試行では、約300のサブシステムで構成される基幹システムへのAI駆動開発の展開を見据え、特定のサブシステムに絞った試行においてAI駆動開発を行い、品質基準を満たしながら対応工数の大幅な削減(特定領域では35〜98%)を実現しています。

調達した資金の用途と今後の展望 

今回調達した資金は、以下の3領域に重点的に配分される方針です。

  • プロダクト開発の加速:Sovereign Agentic OS『dodoAI』の機能拡充と、金融・製造・通信・エネルギー業界など高い統制要求を持つ領域における、本番運用レベルの可用性・セキュリティ・監査対応の強化

  • エンジニアリング人材の採用強化:AIエージェントアーキテクチャ・分散システム・セキュリティ領域を中心としたエンジニアリング体制の強化。東京本社に加え、ベトナム(ホーチミン)拠点での開発体制拡充を推進

  • エンタープライズ事業開発体制の拡充:Sovereign Agentic OS『dodoAI』の導入・運用支援体制の構築と、金融・製造・通信・エネルギー業界など高い統制要求を持つ領域向け展開の加速

今後は、金融・製造・通信・エネルギー業界をはじめとする高い説明責任と監査性が求められる領域を中心に、AIエージェント時代における新しいエンタープライズ統治基盤の構築を目指してまいります。

出資について 

株式会社ジェネシア・ベンチャーズ 代表取締役 / General Partner 田島 聡一、Investment Manager 黒崎 直樹

この度ジェネシア・ベンチャーズからリード投資をさせて頂きました。エンタープライズ企業各社でAIエージェントの活用や構築が進んでいく中、企業がそれらを安全に・横断的に使いこなすための土台になるControl Planeの領域が、これから最も重要になる空白地帯だと捉えています。能力レイヤーの上位概念として実装・検証・観測までを束ねるdodoAIのアプローチは、大企業がAXを推進していく上で直面する構造的な難所に正面から挑むものであり、その大きな旅路にご一緒出来ること、とてもワクワクしています。 代表の村上さんは、長らくエンタープライズIT/AIの世界に身を置き、大企業におけるAI活用の課題構造を誰よりも深く言語化し、その解像度から逆算してプロダクトを描ける稀有な起業家です。チームdodoAIが今後10年のエンタープライズITの新しい在り方を提示すると信じております。村上さん、dodoAIの皆様、共に頑張っていきましょう!

会社概要 

dodoAI

会社名 :dodoAI株式会社(旧:58株式会社)
WEB  :https://dodoai.ai/

設立  :2022年5月

所在地 :東京都港区赤坂2-16-6 赤坂TKビル401

代表者 :代表取締役CEO 村上 仁

事業概要:AIエージェント時代の企業統治基盤『dodoAI』(Sovereign Agentic OS)の開発・提供

ジェネシア・ベンチャーズ

会社名 :株式会社ジェネシア・ベンチャーズ

WEB   :https://genesiaventures.com/

設立  :2016年8月

本社  :東京都渋谷区道玄坂1-10-5 渋谷プレイス3F Orbit Shibuya内

事務所 :ジャカルタ)WeWork Revenue Tower, Scbd, Jl Jend.Sudirman No.52-53, Senayan, Kebayoran Baru Jakarta City, JK, 12190, Indonesia

    :ホーチミン)Genesia Orbit Ho Chi Minh City, 53 Nguyen Co Thach, D. 2, Ho Chi Minh City,Vietnam

    :ベンガルール)Block L, Embassy Tech Village, Devarabisanahalli, Outer Ring Road, Bellandur, Bengaluru, KA 560103

代表者 :代表取締役/General Partner 田島 聡一

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会社概要

URL
https://www.genesiaventures.com/
業種
金融・保険業
本社所在地
東京都渋谷区道玄坂1-10−5 渋谷プレイス3F Orbit Shibuya内
電話番号
-
代表者名
田島 聡一
上場
未上場
資本金
-
設立
2016年08月