山口県周南市「高校生に向けたライフデザイン・ワークショップ」をモデル実施

コネヒト株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 杉井信一郎、以下「コネヒト」)は、山口県周南市と「高校生に向けたライフデザイン・ワークショップ」をモデル実施いたします。
■背景
価値観が多様化する昨今において、学生などの若者は漠然とした不安を感じやすい状況にあります(※)。特に、進学・就職・結婚・子育てといった様々なライフイベントについて具体的に考える機会は乏しく、将来をポジティブにイメージしづらいという課題が指摘されています。
また、令和7年度のこども家庭庁の支援計画においても、若者のライフデザイン支援は注力領域として位置づけられており、自治体による支援体制の強化や取り組みの推進が求められています。
コネヒトは、このような状況を踏まえ、周南市の若者が主体的に自らの人生を設計(ライフデザイン)し、自身が望むライフプランを実現できる環境づくりをできるよう、周南市と連携し、山口県立徳山高等学校の選択科目「家庭科」の授業内でライフデザイン・ワークショップをモデル実施します。
(※)独立行政法人 国立青少年教育振興機構「コロナ禍を経験した高校生の生活と意識に関する調査報告書」(2022年)
https://www.niye.go.jp/pdf/zentai.pdf
■概要
本事業では、周南市内在学の高校生が、市内で多様なライフスタイルを送る社会人(特に未就学児のいる家庭)のリアルな生活に触れる機会を創出します。
これにより、学生が多様な価値観や仕事と子育ての両立のあり方を学び、自身の人生の選択肢を広げ、主体的に未来を設計するきっかけを提供します。これまでコネヒトでは京都府・佐賀県等、大学生や企業の若手社会人を対象としたライフデザイン事業を行ってきました。京都府のライフデザイン・ワークショップ(実証実験)では、参加者全員が『ライフプランの変化についてポジティブになった』と回答するなど、将来への気づきに良い影響を与えています。
参照:https://connehito.com/news/lifedesign_02/
この成功事例を活かし、今回は高校生向けにアレンジしたプログラムを初めて提供します。本事業を通じて、周南市は若者が自分らしい生き方を前向きに描き、どのような場所でも自分らしく活躍できる土壌を育んでいきます。
・事業概要
山口県立徳山高等学校の生徒約30名(2年生)を対象に、将来をポジティブに描けるような機会を提供することを目的に実施いたします。
【開催日時】
2025年10月6日(月)
【開催場所】
山口県立徳山高等学校(山口県周南市鐘楼町2-50)
【実施内容】
1.コネヒト社オリジナルのワークショップを実施
独自の「ライフデザインカード」を活用し、様々なライフイベントについて具体的に考え、自分だけのライフプランを作成します。ライフデザインカードを用いることで、様々なライフイベントについて想像を巡らせ、具体的に考える機会を提供します。
2.周南市内の子育て家庭との交流
市内で子育てをするご家族にワークショップにお越しいただき、そのリアルな生活に触れる機会を創出します。ワークショップで描いた自身のライフプランと、現実の生活との違いを学び、より深く、多様な視点から将来への気づきを得る機会を提供します。
※実施内容は変更となる可能性があります。
・ワークショップの特徴
ライフデザインに必要なインプットとワークを実施し、今後のライフデザインを行うための知識や考え方を得る機会を提供します。
また、独自のライフデザインカードを用いたライフイベントの設定とライフプラン作成、他学生へのシェア、子育て家庭との交流を通じたブラッシュアップなどを行います。

■関連事業の受託実績
京都府 令和7年度「京都若者ライフデザイン推進事業(仕事と育児の両立体験プログラム)業務」
佐賀県 令和7年度 「SAGA 未来デザイン事業」
■お問い合わせ
コネヒトのライフデザイン事業にご興味をお持ちの皆様、下記フォームよりご連絡ください。
https://forms.gle/haUDxRTz8k29EtBu9
■コネヒト株式会社について
家族のライフイベントにおける意思決定をITの力でサポートする会社です。子育てコミュニティアプリ「ママリ」の運営やママリユーザーの声を社会に還元する官民連携事業などを行っています。今後、更に多様なライフイベント領域で、家族の選択の一助となるサービス提供を目指してまいります。
・事業内容:ママ向けQ&Aアプリ/情報サイト「ママリ」の開発、運営、自治体向け子育てDX事業、自治体および企業における家族にまつわる環境整備支援
・所在地:東京都中央区築地2-11-10 MISTO Tsukiji7階
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