エイベックス、グローバルテクノロジー企業Orfiumとアジアの音楽レーベル初となるパートナーシップを締結
YouTubeにおけるアーティスト/クリエイターの収益化を強化
両社の契約は、シンガポールで開催したアジア最大規模のエンターテインメント・ビジネス・カンファレンス「All That Matters」に登壇したOfrium社より発表されました。
Orfium社が契約するクライアントには、グローバルメジャーレーベル、大手音楽出版社、世界的な映画スタジオ、世界各国の著作権徴収団体など、権利を保有・管理する企業や団体があります。
Orfium Japan 代表取締役 アレン・スワーツのコメント:
「これまでは欧米を中心に音楽業界の皆さまの権利管理とプラットフォーム収益化の支援をしてきた当社が、アジア地域の企業と初めてこの規模のパートナーシップを組む相手としてエイベックスとご一緒できることを光栄に思います。これからは、YouTubeプラットフォームに留まらず、あらゆる形でエイベックスを支援できるパートナーになるべく努めて参ります。」
エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ株式会社
デジタルソリューショングループ ゼネラルマネージャー 中島和義のコメント:
「YouTubeをはじめとしたソーシャルプラットフォームを通じて楽曲を広めていくことが大きな役割をはたす今、音楽とエンタテインメントにおける技術革新の最先端を行くOrfium社とパートナーを組むことで新たな収益機会を生み出し、多くのアーティスト/クリエイターを支援する体制構築を加速させていきます。」
AMCは、デジタル・プラットフォームを軸とした創作活動で活躍するアーティスト/クリエイターのマネタイズを支援する取り組みを強化してきました。
企業チャンネルとしては日本最大(チャンネル登録者数:600万人以上 ※2023/9/15現在)となるYouTube公式「エイベックス・チャンネル(https://www.youtube.com/user/avexnetwork/)」をはじめ、所属アーティストのYouTubeチャンネルの運営をサポートしており、「YouTubeを通してコンテンツを届け、その収益がアーティストに分配される」サイクルを積極的・戦略的に創り出し、アーティスト/クリエイターの活動を支援しています。
2020年には、音楽系YouTuberに特化したエージェンシー「muchoo(ムチュー)」を創設。
近年、若年層を中心に、世界的な人気を集めるコンテンツの1つである「音楽カバー動画」(歌唱、演奏等)を発信するクリエイターとのネットワークを構築し、AMCが持つYouTubeチャンネルの収益改善の他オリジナル楽曲制作、カバー楽曲の配信に関する知見も提供しています。
AMCは、Orfium社が開発した独自のAIマッチング技術を活用することで、YouTubeをはじめとするグローバル動画プラットフォームで配信されるコンテンツにおける権利処理と収益増加を実現する取り組みをさらに推進していきます。
そして、楽曲権利者や、アーティスト、音楽プロデューサー、作曲家など、様々なステークホルダーに向けたコンテンツの管理及び収益還元機能を強化することで、より多くのアーティスト/クリエイターを支援する体制の構築を加速させます。
■Orfium社について
Orfiumは、エンタテインメント産業の課題解決に特化したグローバル・テクノロジー企業です。
オーフィアムの自社開発ソフトウェアは、クライアントの音楽作品があらゆるプラットフォームで使用される際の権利管理とリポーティングを可能にします。
2015年に創業したオーフィアムは、欧米の大手レコード会社、音楽出版社、著作権管理団体がクライアントであり、現在アメリカ、ヨーロッパ、アジアのオフィスで合計600名を超える従業員が勤めております。
■エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ株式会社について
エイベックスは、音楽、アニメ・映像、デジタルの3つの主要事業を展開する日本最大級のエンタテインメント・カンパニーです。
当社は、主に音楽コンテンツの企画・制作・販売・デジタルマーケティングやECサイトの運営などを担うグループ会社です。
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