エイチ・シー・ネットワークス株式会社と業務提携契約を締結
SIEM製品「ALog」、ネットワーククラウドサービス「Verona SASE」の大手・中堅企業への販路拡大
株式会社網屋 (東京都中央区 / 以下、網屋 / 東証グロース:4258)は、サイバーセキュリティ事業における大手企業への販売促進を目的に、エイチ・シー・ネットワークス株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:田中 宗、以下、「HCNET」)と業務提携することを決定し、業務提携契約及び当社データセキュリティ事業、ネットワークセキュリティ事業に関わる販売代理店契約を締結することといたしました。
業務提携の背景及び内容
当社は、サイバーセキュリティ製品やサービスを自ら開発し、製造するセキュリティプロバイダです。また、HCNETは、日立電線株式会社(現 株式会社プロテリアル)の情報システム事業本部を起源とし、その後カーブアウト等の変遷後、現在はオリックス株式会社の連結子会社です。カーブアウト後も日立グループと取引を継続しており、オリックスグループなど大手企業を中心とする顧客基盤を有し、高品質で信頼できるICTネットワークの基盤構築を行う統合ITインフラベンダーです。
このたび、当社はHCNETとの間に当社データセキュリティ事業、ネットワークセキュリティ事業に関わる販売代理店契約を締結いたします。これにより、HCNETは当社のセキュリティソリューションやサービスの開発・販売ノウハウを活用し、顧客ごとに必要とするセキュリティ対策の立案から運用業務に至るまでをワンストップで提供できるセキュリティサービス事業に本格参入を目指します。
一方、当社としましても、大手企業への販路をもつHCNETとの協業により、サイバーセキュリティ事業における更なる売上拡大への寄与、特にデータセキュリティ事業のSIEM製品「ALog」の販売推進、ネットワークセキュリティ事業のネットワーククラウドサービス「Verona SASE」の販売推進を期待しております。
国内におけるセキュリティ市場に関して
国内のセキュリティ市場は、サイバー攻撃の増加とIT人材不足という二つの大きな課題に直面しており、2023年にはサイバー攻撃関連通信のパケット数が6,197億パケットに達し、サイバー攻撃の頻度と規模が急速に拡大しています。このような状況下で企業や組織はセキュリティ対策を強化する必要性が高まっています。
さらに、2030年にはIT人材が45万人不足すると予測されており、セキュリティ運用サービスの需要が不可逆的に増加しています。このような背景から、セキュリティ市場の規模は急速に拡大しており、2030年には2兆2000億円に達すると予測されており、企業や組織はセキュリティ対策を強化するための投資を増やし、最新の技術を活用したセキュリティ運用サービスを導入することが求められています。
エイチ・シー・ネットワークス株式会社について
エイチ・シー・ネットワークスはネットワークの提案・設計・構築・運用・保守まで、「ワンストップサービス」を提供する統合ITインフラベンダーです。
1981年の創業以来40年以上にわたり培ってきた技術力で、サーバ、ネットワーク、セキュリティクラウド、仮想化、ワークスタイルイノベーション、運用サービスなどと、自社開発製品による独自価値を加え、SIerとメーカー両方の強みを融合した高品質・高信頼ネットワークの統合ITインフラ事業を展開しています。
株式会社網屋について
『自動化で、誰もが安全を享受できる社会へ』。網屋は、セキュリティ製品・サービスの企画から販売までをワンストップで手掛ける、日本で数少ないサイバーセキュリティ企業です。AIテクノロジーやクラウドネットワークなどの独自技術による「セキュリティの自動化」を軸に、コンサルティングや構築、運用、教育まで、組織のセキュリティ対策を包括的に支援。すべての人がサイバー攻撃のターゲットとなる時代に、すべての人が高水準のセキュリティを受けられる社会を実現します。
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