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株式会社エクサウィザーズ
会社概要

第一生命がエクサウィザーズのAI開発環境 「exaBase Studio」を採用

〜生成AIの活用プラットフォームを構築、外部提出書類のひな型生成アプリなど内製へ〜

株式会社エクサウィザーズ

株式会社エクサウィザーズ(東京都港区、代表取締役社長:春田 真、以下エクサウィザーズ)は、第一生命保険株式会社(代表取締役社長:隅野 俊亮、以下第一生命)に、AIソフトウェアの開発環境「exaBase Studio」の提供を開始したことを発表します。第一生命はexaBase Studioを活用し、ChatGPT等の生成AIの安全かつ効率的な利活用のための「AI活用プラットフォーム」の構築に取り組み、約50%の開発効率向上を見込みます。なおexaBase Studioは2023年度中の一般向けリリースを予定しており、顧客事例を公表するのは今回が初となります。

エクサウィザーズは、AIの利活用により日本企業全体の生産性向上のためのサービスやプロダクトを提供し、社会課題の解決を目指しています。


☑︎exaBase Studioの特徴 〜社内外のAIモデルやデータを活用し、関係者を巻き込んだ内製が可能〜
 exaBase Studioは、社内外のAIモデルやサービス、データを組み合わせて、AIソフトウェアを構築できる開発環境です。キャンバスと呼ぶ直感的にわかりやすい設計・開発用のUI(ユーザーインターフェース)を活用して処理を可視化し、エンジニア以外に、経営者や業務をよく知る社内外の人材を巻き込んだオープンな設計や更新が容易となります。開発の煩雑な手順を半自動化する仕組みを搭載しており、開発のプロセスが大きく変わります。「動くものを触りながら改善する」というアジャイル型での内製開発を支援します。


☑︎第一生命が採用する背景 〜生成AIサービス開発の柔軟性と、リスク管理を両立〜
 ChatGPTをはじめとした生成AIは多くの課題解決に効果を発揮するため、第一生命ではその安全かつ効率的な活用環境を整備することを重要な経営課題として捉えています。一方で生成AIは利便性をもたらすと同時に、秘密情報・個人情報の漏えいや、誤りを含む情報を提示する事象(ハルシネーション)を引き起こす懸念があります。

 こうした背景から第一生命は、AI利用に関するリスクコントロールを図りながら、AI開発における俊敏性・迅速性を高める仕組みを構築することで、生成AIを幅広い業務へ適用する体制作りを進めることとしました。


☑︎AI活用プラットフォームの具体的な内容 〜AIモデルやデータ連携で、文書や書類チェックから活用〜
 第一生命は、exaBase Studioを活用することで構築するAI活用プラットフォームを用いて、以下のようなAIアプリケーションの開発、実証に取り組んでいます。2024年初頭から同年内をかけて、社内への展開を始める予定です。exaBase Studioが提供する、ローコードの開発・運用環境の活用により、約50%の開発生産性の向上を見込んでいます。


レポート作成:社員の設定した内容に基づいて、社内の各種のデータソース(データベース、Excelなど)に保持されている情報と、インターネット上にある外部の情報を統合し、生成AIが社員の様々な活動に必要となるレポートを自動で作成する。例えば、重要顧客の訪問前に情報を得ておき、商談の確度を向上させるといったことを想定しています。
書類のひな型生成:社員が行政など外部に提出するドキュメント(申請書類等)の種類を指定すると、生成AIが各種法令や社内のガイドライン、過去の書類などをもとにしてチェックを行い、ひな型となる文書を提案。日々の業務の自動化を推進します。


図 第一生命が運用を始める「AI活用プラットフォーム」によるシステムやデータの連携。LLMはMicrosoft Azure OpenAI Serviceを利用


 AIアプリケーションを構築するうえで重要となるのが、独自のAIモデルの活用や社内データとのセキュアな接続や連携です。AI活用プラットフォームを利用することで、必要なAIモデルや社内データとの接続を直感的なUIで選択・設定できます。社内外や国内外の適切なAIモデルと連携させるためのハブとしても機能させていく考えです。

 生産性の向上だけでなく、懸念される機密情報の漏洩への対策としてプロンプトや生成内容の監査やログ管理の機能を装備しています。これらの機能をexaBase Studioでは「テンプレート」として複数用意しており、利用ログや入出力データの記録、AIによる間違った回答である「ハルシネーション」のチェックといった機能を新たに開発する必要がありません。


☑︎実行環境の構築・運用の支援 〜クラウド上へのアプリ展開も自動〜

図 exaBase Studioの開発画面となるキャンバス(開発中のプロトタイプ)

 exaBase Studioは、以下のような機能を備えており、システムやサービスとしての運用や機能の追加・修正も容易です。


(1)複雑な実行環境もクラウド上に自動構築、すぐに利用可能
 設計したAIモデル、ソフトウェア、UIなどを実行環境上に設定し、アプリケーションとして各種のクラウドサービス上に自動でデプロイ(実行環境の展開)することが可能です。性能や安定性、セキュリティなどを考慮したインフラの上で利用でき、日々の業務や運用に必要なUIなども設定されます。


(2)エクサウィザーズのAIモデルやテンプレート群を提供
 exaBase Studioでは、エクサウィザーズが蓄積するAIモデル群やテンプレートの活用が可能です。生成AI関連のテンプレートは「生成AIサービスライブラリ」として拡充して提供していく予定です。なお、仕様の違いを吸収するコンテナ技術にも対応しており、言語やライブラリの選択の自由度が高い開発が行なえます。


生成AIサービスライブラリなどexaBase Studioの最新情報については以下のサイトをご覧ください。
https://exawizards.com/exabase/studio/library/


☑︎exaBase Studioの提供スケジュール
 exaBase Studioは現在、先進的な取組みを目指す顧客企業を中心に試行での利用が始まっています。今後、さらなるUIの改善やテンプレートの拡充などを行なって、2023年度中(2024年3月まで)に幅広い顧客への本格的な提供を予定しています。


 ☑︎エクサウィザーズについて 
 エクサウィザーズは年間350件以上のAI・DX案件を行っています。企業の各部門や全社課題の解決をサポートする「AIプラットフォーム事業」、同事業に取り組む中で抽出した業界・社会課題の解決に向けプロダクトを開発・提供する「AIプロダクト事業」の事業を展開し、独自のアルゴリズムを蓄積しています。特許出願数は196件、特許取得件数は95件(2023年3月末時点)で、ロボット、AIカメラ等のハードウェア領域においても先進技術を保有しています。


【株式会社エクサウィザーズ 会社概要】
会社名 :株式会社エクサウィザーズ(証券コード4259)
所在地 :東京都港区東新橋1丁目9−2 汐留住友ビル 21階
設立  :2016年2月
代表者 :代表取締役社長 春田 真
事業内容:AIを利活用したサービス開発による産業革新と社会課題の解決
URL  :https://exawizards.com/

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会社概要

株式会社エクサウィザーズ

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URL
http://www.exawizards.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区芝浦4丁目2−8 住友不動産三田ツインビル東館5階
電話番号
-
代表者名
春田 真
上場
東証グロース
資本金
22億6490万円
設立
2016年02月
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