日本最大級!若手クリエイターによる空間映像のコンテスト「東京国際プロジェクションマッピングアワード Vol.7」11月19日(土)開催 最終審査・上映会 イベントレポート
会場には7,497人が来場、オンラインではのべ303,936人が視聴!最優秀賞は日本工学院八王子専門学校 photonsの「Ride It Out」
映像の企画から制作、映像編集、配信・流通向けサービスに至るまでを、グローバルにワンストップでお届けする株式会社 IMAGICA GROUP(本社:東京都港区、代表取締役社長:布施 信夫)のグループ会社で、株式会社ピクスと株式会社IMAGICA EEXが運営する東京国際プロジェクションマッピングアワード実行委員会は若手クリエイターを対象とした映像制作の登竜門「東京国際プロジェクションマッピングアワード Vol.7」の最終審査・上映会を11月19日(土)に東京ビッグサイト会議棟前広場にて開催しました。3年ぶりの有観客+オンライン配信での実施となり、現地には7,497人が来場、オンラインではのべ303,936人が視聴しました。
◆日本最大級のスクリーンが舞台!4ヶ月かけて制作した映像を競う熱い戦いが開幕!
イベント当日は天候にも恵まれ、上映を心待ちにする観客がまだ日の落ちる前から東京ビッグサイト会議棟前広場に来場。上映前から会場は熱気に包まれました。
イベントを盛り上げるMCは、チャンネル登録者数100万人を超える人気YouTuberとしても活躍する芸人コンビ・ガーリィレコードのお2人。藤原竜也のモノマネで知られる高井佳佑はオープニングで「ビッグサイトがキンッキンに冷えてる!!」と持ちネタのモノマネを披露。「会場がもっと熱くなりますね、いや冷えたか?」とフェニックスが答えるなど、本大会のテーマ「ENJOY!!!」にふさわしい楽しいトークからイベントがスタートしました。また、参加する学生チームにインタビューし意気込みをレポート。上映会の直前で緊張する空気を和らげつつ、オンライン配信の視聴者にも現場の雰囲気を伝えていました。
◆いよいよ作品上映!最優秀賞は誰の手に…!?
そして、いよいよ最終審査にノミネートされた全14チームによる、プロジェクションマッピング作品の上映がスタート。約4ヶ月をかけて制作された作品が約30メートル、幅約94メートルの日本最大級のスクリーンに映し出されると「これ本当に学生が作ったの!?」「迫力がすごい!」とMC陣も大盛りあがり。また、大きく映し出された自身の作品に各チームとも感無量の表情を浮かべていました。また、映像作家、アーティスト、雑誌編集長など国内外の映像・クリエイティブ業界の第一線で活躍するメンバーによって構成された審査員団も真剣な面持ちで各作品を採点、それぞれのチームにコメントを贈りました。
◆全国の小学生とコラボレーション!インテル® Blue Carpet Project presents ENJOY!!! Show
本年は大会プログラムの一環として、本年度の特別協賛として参加するインテル株式会社による「インテル® Blue Carpet Project presents ENJOY!!! Show」が上映。有明西学園の5年生をはじめとする全国の小学生から本大会のテーマである「ENJOY!!!」をモチーフにしたイラストを募集し創り上げるスペシャルプロジェクションマッピングプログラムです。子供たちが描いた約150枚のイラストが映像となり、東京ビッグサイトの壁面を色鮮やかに飾りました。
映像ディレクション、アニメーション制作を手掛けたのはAdo「世界のつづき(ウタfrom ONE PIECE FILM RED)」(2022)、YOASOBI「もしも命が描けたら」(2021)、SHISEIDO グローバルキャンペーンムービー(2019)などを手掛け、国内外を問わずアニメーション業界で幅広く活躍中の映像作家・稲葉秀樹(P.I.C.S. management)。稲葉はインテルが実施しているクリエイターの創作活動のサポートを行う「インテル® Blue Carpet Project」のメンバーでもあります。プロジェクトに参加したファミリーも多く訪れるなか、子どもたちの書いたイラストが映像化され、プロジェクションマッピングとして東京ビッグサイトの壁面に写し出される様子を楽しみました。
◆最優秀賞はチームワークの力を発揮したphotons(日本工学院八王子専門学校)に!
審査員による表現、技術などの審査基準に照らし合わせつつ各賞の受賞作品の審議を経て各賞が決定。今年は審査時間が予定を大きく上回る白熱した審査となり、通常1賞として表彰予定だった審査員特別賞が2賞選出される結果となりました。各受賞作品は表彰式にて発表され、審査員より各作品へのコメントとともに、それぞれのチームに賞状が進呈され、ガッツポーズで受け取るチームあり、涙まじりで受け取るチームもあり、学生らしい率直な思いに溢れた心あたたまる表彰式となりました。各受賞作品は下記の通りです。
▼最優秀賞▼
学校名:日本工学院八王子専門学校
チーム名:photons
作品名:Ride It Out
・受賞をうけてのコメント
大人数でたくさんの物量をこなしてきたので、この賞をもらえて本当に光栄です。
・審査員:エリイ (Chim↑Pom from Smappa!Group)より作品についてのコメント
ドキドキしました!最優秀賞ということで、ほぼ満場一致でした。 クオリティが高いのが一番の理由ですし、来年この会場で1年間ながれる作品として成立していて説得力のある、見ているときにとってもワクワクする作品でした。
一見、普遍性があるものの中には、オリジナリティが薄れてしまうということもはらみます。選ばれなかった皆さんも賞をとれなかったということは、裏返せばそれだけ強みになる要素を持っているということです。
▼優秀賞 2チーム▼
① 学校名:大阪芸術大学、HAL大阪
チーム名:風呂ドリル
作品名:if I
・受賞をうけてのコメント
最優秀賞を目指してきたので悔しい気持ちもありますが、ありがとうございます。
・審査員:松山周平 (ティーアンドエス) より作品についてのコメント
キャラクターがどんどんでてくることで、作品の中に奥深さを感じる作品だと思いました。個々のキャラクターのディティールや演出が繋がって1つのストーリーになることでその奥深さが出たのではと思います。クオリティが高く素晴らしかったです。
② 学校名:大同大学
チーム名:大同グルーヴスラッガーズ
作品名:Swing!
・受賞をうけてのコメント
作品にいろんな人が関わってる中で、このような賞をいただけて本当にうれしいです。
打ち上げは絶対にチーズパンを食べようと思います!
・審査員:Seishiro (P.I.C.S. management)より作品についてのコメント
物語の基盤と野球の関連性がどう繋がるのかワクワクしながらみていました。スタジアムから始まり、街につながり…と構成も素晴らしかったですし、画面の切り替えがとてもマッチしていました。最後にまたスイングする結末が出来上がる全ての流れがスムーズかつ綺麗で、チャレンジ精神がある素晴らしい作品でした。
▼審査員特別賞 2チーム▼
① 学校名:東京造形大学
チーム名:こごチーム
作品名:れっつ、えんじょい!!
・審査員:シシヤマザキより作品についてのコメント
正直言って私の中では最優秀賞でした。本当にどうしてもねじこみたいぐらいの気持ちで、推させて頂きました。エンタメの骨太なしっかりとした基盤ができていて、作品を見ているということを忘れさせるぐらいの、引き込まれるパワーがある作品でした。
上映順が最初の方で、ともすると霞んでしまいそうですが、しっかりとオリジナリティがあってよかったです。皆さんには自信を持ってほしいと思いましたし、これからも作ることを続けて欲しいです。
② 学校名:東京国際工科専門職大学
チーム名:IPUTデジキャン3rd
作品名:第7回東京ビッグサイトボルダリング大会
・審査員:コマーシャル・フォト 統括編集長 川本康より作品についてのコメント
とてもユーモアがあり、スポーツがテーマになっているのが珍しい。20年前の「スキージャンプ・ペア」を思い出しました。
イベントを通じた総評として、コマーシャル・フォト 統括編集長 川本康は「エンジョイというテーマのもと、プロジェクションマッピングという非日常を彩る祝祭の場にふさわしい作品が集まりました。10年前に実施された画期的で歴史的な東京駅のプロジェクションマッピングイベントの当時の感動を思い出すとともに、プロジェクションマッピングという技術が確実に新しい人達に引き継がれ、新しいステージにステップアップするのを感じました」と語りました。
◆大会の最後を飾るフィナーレショー!音楽とプロジェクションマッピングが織りなす幻想的な空間に。
最終審査・上映会を締めくくるフィナーレショーでは、国内外の音楽シーンで活動中のDÉ DÉ MOUSE (デデマウス)が登場!音楽とプロジェクションマッピング映像がコラボレーションしたパフォーマンスで会場の盛り上がりは最高潮に!一夜限りのスペシャルなショータイムで観客を魅了し、感動冷めやらぬままイベントは幕を閉じました。
本イベントは、実質100%再生可能エネルギーで運営しております。様々な地球環境の変化が心配されるなか、電気を使うメディアアート、プロジェクションマッピングこそクリーンなエネルギーで実施されるべきだと考えました。プロジェクションマッピングを通じてSDGsを達成できるイベントを目指します。
今後、各受賞作品は東京ビッグサイトにて定期上映が予定されています。
また、本アワードにつきましては、今後も継続して実施を予定しており、詳しい情報は公式サイトなどで発表していきます。
若きクリエーター達のさらなる意欲と技術力の向上に向けた本アワードの動きに是非ご注目下さい!
東京国際プロジェクションマッピングアワードは、映像を軸に、次世代を担うクリエイターの育成を支援します。
- 東京国際プロジェクションマッピングアワードとは?
将来のコンテンツ産業の中核となる人材の発掘・育成と、プロジェクションマッピングという空間映像技術の高度化と普及を目的に2016年より7年に渡り開催。書類審査を勝ち抜いたチームに向けた制作ワークショップの開催、東京ビッグサイトにて行われる最終審査・上映会など若き才能に制作・発表の場を提供しています。
また、本年度は特別協賛にインテル株式会社が参加。最新PCやテクノロジーを通じてクリエイターの創作活動をサポートする「インテル® Blue Carpet Project」の一環として、「Blue Carpet Club」メンバーである松山周平が審査員、西郡勲がワークショップ講師として参加、参加チームにはインテル社製の最新PC、インテル® Core™プロセッサ搭載PCを貸与するなどのサポートも行っています。
- イベント概要
国内外の大学、大学院、高専、専門学校、高等学校に所属する学生を対象にしたプロジェクションマッピングコンテスト
【日時】2022年11月19日(土) 16:30 開場/ 17:00 開演
【会場】東京ビッグサイト会議棟前広場(〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1)
【テーマ】ENJOY!!!
【MC】ガーリィレコード、榎本麗美 (アシスタント)
【ライブパフォーマー】DÉ DÉ MOUSE
【審査員】エリイ (Chim↑Pom from Smappa!Group)、川本康 (玄光社コマーシャル・フォト)、シシヤマザキ、Seishiro (P.I.C.S. management)、松山周平 (ティーアンドエス) ※五十音順
【各賞/ 副賞】
最優秀賞 (賞金、トロフィー、賞状、副賞) 30万円
作品名:Ride It Out / チーム名:photons / 日本工学院八王子専門学校
優秀賞 (賞金、トロフィー、賞状) 15万円
作品名:if I / チーム名:風呂ドリル / 大阪芸術大学・HAL大阪
作品名:Swing!/ チーム名:大同グルーヴスラッガーズ / 大同大学
審査員特別賞 (賞金、トロフィー、賞状) 10万円
作品名:れっつ、えんじょい!! / チーム名:こごチーム / 東京造形大学
作品名:第7回東京ビッグサイトボルダリング大会 / チーム名:IPUTデジキャン3rd / 東京国際工科専門職大学
【主催】東京国際プロジェクションマッピングアワード実行委員会
【共催】一般社団法人東京臨海副都心まちづくり協議会
【特別協賛】株式会社東京ビッグサイト、インテル株式会社、株式会社IMAGICA GROUP
【企画・運営】株式会社ピクス、株式会社IMAGICA EEX
- 出場チーム
大阪芸術大学 / さんりんしゃねこ
大阪芸術大学・HAL大阪 / 風呂ドリル
大妻女子大学 / Sugarplum
角川ドワンゴ学園N高等学校 / TORCH
佐賀大学 / 猫ぷろれす
芝浦工業大学 / SaiA
城西国際大学 / TEAM KIOI
大同大学 / 大同グルーヴスラッガーズ
千葉商科大学 / 怪盗ルーナ
東京国際工科専門職大学 / IPUTデジキャン3rd
東京造形大学 / こごチーム
東京電機大学 / スターマイン
日本工学院八王子専門学校 / photons
日本デザイナー学院 / お腹が空腹
当社グループは、映像を軸に、次世代を担うクリエイターの育成を支援するとともに、新たなエンタテインメントの価値創出に挑戦し続け、これからも「世界の人々に”驚きと感動”を与える映像コミュニケーショングループ」を目指してまいります。
- 株式会社ピクスについて
「独創性と革新性」を常に心がけ、新しい感受性を持った映像を通し、人の心に「楽しい驚き」を提供します。
・会社名:株式会社ピクス / P.I.C.S. Co., Ltd.
・代表者:代表取締役社長 平賀 大介
・所在地:〒150‐0022 東京都渋谷区恵比寿南3丁目9番19号 サイシンビル
・創立:2000年4月25日
・資本金:5,000万円
・事業内容:映像企画・制作、空間デザイン・設計、ライブエンタテインメントに関わる映像制作、デジタルコンテンツ企画・制作 (AR、MR、VR)、MV・テレビCM制作、IPコンテンツの企画 (劇場映画、TVドラマ)
・URL:https://www.pics.tokyo/
・Twitter:https://twitter.com/pics_tokyo
- 株式会社IMAGICA EEXについて
「体験を拡張し、未来を創造する」をミッションに、新しい世界観「ニューノーマル(新常態)」における、今までにない新しいエンタテインメント体験機会の創出を実現し、豊かな暮らしと⽂化の発展に貢献してまいります。
・会社名:株式会社IMAGICA EEX (イマジカ イークス)
・代表者:代表取締役社長 CEO兼CCO 諸石 治之
・所在地:〒105‐0022 東京都港区海岸一丁目14番2号
・設立:2020年7月3日
・事業内容:エンタメテックビジネスの事業企画、戦略的投資、技術およびIP開発
・URL:https://eex.co.jp/
- 株式会社IMAGICA GROUPについて
1935年の創業以来、新たな“映像”の価値創出に挑戦し続け、これからも「世界の人々に”驚きと感動”を与える映像コミュニケーショングループ」を目指してまいります。
・会社名:株式会社IMAGICA GROUP(東証プライム市場、証券コード:6879 イマジカG)
・代表者:代表取締役会長 長瀬 文男
代表取締役社長 社長執行役員 布施 信夫
・所在地:〒105‐0022 東京都港区海岸一丁目14番2号
・創 立:1935年2月18日
・資本金:33億6百万円
・事業内容:映像コンテンツ事業、映像制作サービス事業、映像システム事業等を営むグループ会社の事業の統括
・URL:https://www.imagicagroup.co.jp/
・Twitter:https://twitter.com/IMAGICAGROUP
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