エミレーツ航空、機体デザインを刷新
エミレーツ航空は、このたび機体のデザインを一新しました。
エミレーツ航空社長のティム・クラーク卿は、次のように述べています。「航空機のデザインは、航空会社にとって瞬時にブランドイメージを認識する重要なポイントです。また、私たちのユニークなアイデンティティを視覚的に表現するものであり、我々は世界の多くの都市へ運航するにあたり、そのカラーデザインに誇りを持っています。尾翼に描かれたアラブ首長国連邦の国旗やアラビア文字など、私たちのアイデンティティの重要な要素を継承しつつ現代的なデザインに一新しました。」
日頃から機体に注目している航空機ファンの方であれば簡単に気づくほど、尾翼と翼端には顕著なデザイン変更が施されました。最新のデザインでは、尾翼に描かれたアラブ首長国連邦の国旗を3D効果のあるアートワークでよりダイナミックに流れるように表現し、翼端は赤く塗装され、アラビア文字のエミレーツ・ロゴは白色でまるで飛び出てくるかのように描かれています。窓側の座席のお客様は、機体に向かって翼端に描かれたアラブ首長国連邦国旗の色を見ることができます。
機体全体に施された「エミレーツ」を表す英語とアラビア語の金色の文字も、より太く、32.5%大きくなりました。機体腹部には、2005年に導入したエミレーツ航空のアイコンであるブランディングの赤色を継承しています。 また、公式ウェブサイトのURL「Emirates.com」は削除されました。
エミレーツ航空の今回の刷新によるデザインは、3代目のデザインになります。1985年の航空会社設立時に発表したオリジナルのデザインは、設立から14年後の1999年のドバイ・エアショーでエミレーツ航空初のボーイング777-300型機が納入された際に初めて刷新を行い、今回はそれ以来の刷新です。
新しいデザインを採用した最初の航空機はエアバスA380型機で、2023年3月17日にEK51便としてドバイからミュンヘンに向けて初飛行を果たしました。
新しいデザインは、エミレーツ航空が保有する他の航空機でも徐々に実施され、2023年末までにボーイング777型機17機を含む24機がこの新しいデザインを採用する予定です。 また、2024年8月に導入されるエアバスA350型機以降、エミレーツの新機材はすべてこの新デザインで納入される予定です。
1985年エミレーツ航空設立時のデザインは、イギリスのデザイン会社Negus & Negusが担当しました。その後の機体デザインもすべて同社のデザインチームが制作しています。エミレーツ航空は長年にわたり、スポンサーとコラボレーションした特注デザインや、アラブ首長国連邦50周年記念デザイン、2020年ドバイ万博を記念したデザインなど、特別な機会に応じたデザインを実施し、注目を集めてきました。
エミレーツについて
エミレーツ航空は、2002年に日本就航を開始。日本は成田国際空港、東京国際空港(羽田*)と関西国際空港から、ドバイをはじめとする世界各地へ快適な空の旅を提供しております。2022年のスカイトラックス・ワールド・エアライン・アワードでは、「ワールド・ベスト・エコノミークラス」「ワールド・ベスト・エコノミークラス・ケータリング」のほか、17年連続で「ワールド・ベスト機内エンターテイメント」の3部門で受賞するなど、提供する商品やサービスで数々の賞を受賞しています。 *2023年4月2日より羽田・ドバイ線も運航を再開
お問い合わせ先
エミレーツ・グループ 広報
Redhill株式会社
Email: ekjapan@redhill.asia
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