“音ハラ”に敏感なミレニアル世代、8割がカフェなどの仕事や勉強でノイズを不安視
“音ハラ”に敏感な20代・30代をターゲットに、静音設計の油性ボールペンCalme(カルム)を12月より販売開始
ぺんてる株式会社は、仕事や勉強、日常の生活で周囲や自身が生み出した音による「音ハラスメント(音ハラ)」意識を持った20代・30代を中心にしたミレニアル世代に向けて、自分も周りも“穏やかに心地よく”をコンセプトに掲げた、静音設計の油性ボールペン、多色・多機能ボールペンシリーズ「Calme(カルム)」を、2021年12月15日(水)より、全国の文具取扱店にて順次発売開始します。
あわせて、静音設計の「カルム」の開発背景となった仕事や勉強、日常生活における周囲への「音ハラスメント(音ハラ)」に関する意識調査を、全国在住の20代以上の男女1,114名を対象に実施しましたのでお知らせいたします。
■意識調査概要■
調査名:世代別「音ハラスメント」全国意識調査
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国在住の男女、1,114名
(20代223名、30代222名、40代222名、50代223名、60代以上224名)
調査期間:2021年7月30日~8月8日
■調査結果まとめ■
■開発背景■
「油性ボールペンで新しい価値提案ができないか」という思いから、基本に立ち返り、人々が集中して物事を考える環境について検証を行いました。そのなかで、働き方や働く環境が多様化し、同じ場所であっても様々な目的や作業を行う人たちが集まる状況に身を置くことも多くなったミレニアル世代とよばれる20代~30代の方々が、自身の発する「音」の周囲への影響を気にしているのではないか、という仮説から商品開発を進めてきました。
そして、開発にともなって行った今回の調査結果から、20代・30代は、その上の世代に比べて、周囲の作業音などに対する不快感の感受性は8割と高く、「音ハラスメント」に敏感であり、また自分の発する音による「音ハラスメント」に対して、不安感を感じる傾向が8割強で他世代比11.9ポイントと高いことが分かりました。
そこで、今回の「カルム」では、シリーズの単色油性ボールペンと多色・多機能ボールペンとで異なる静音技術を採用し、書き手の集中を阻害せず、周囲の音になじむよう調律されたノック音の製品を低価格で実現しました。
■商品イメージ動画の公開■
ひとに調和する静音設計「カルム」商品イメージ動画を公開しました。
https://youtu.be/uA1sricICJA
■新製品の特長■
~日常に溶け込むデザインと、周囲になじむ音への調律~
1. 不快な音を軽減する、静かなノック感
「カルム」シリーズでは、単色ボールペンと多色・多機能ボールペンはそれぞれに最適な異なる機構で、ボールペンのペン先を入れ替えるノック時の操作音を従来製品に比べて66%低減。(※) また、ノック作動時に手に感じる衝撃も和らげ、書きやすさを実現し、思考への負担を軽減しています。
(※)当社比、音圧パスカルでの比較
2. なめらか油性インキ
従来品の油性ボールペンによくみられるボテを改善したことで、なめらかで汚れにくく、スッキリ見える筆跡を実現。
3. カメラにも使われる、革調グリップ
カメラのグリップに使われることが多い、革シボ加工技術生かした、手なじみがよい革調ロンググリップ。バインダー上、複写書類などどんな状況でも安定した書き味を実現。
4. シンプルながら、個性のあるデザイン
和の質感を感じさせるしっとりとしたマット調デザインで、生活に馴染む静かな佇まいのボールペンに仕上げました。無印良品などのデザインを手がけ、グッドデザイン賞審査委員や、iFデザイン賞審査委員も務めるmiyake design代表の三宅 一成がデザインを担当しました。
三宅 一成(みやけ かずしげ)プロフィール
1973年生まれ。プロダクトデザイナー。多摩美術大学を卒業後、国内外のデザイン事務所を経て2005年にmiyake designを設立。「価値を具現化する」という観点からデザインを行っており、その製品はスマートフォンやキッチン家電等の幅広い分野の電化製品、家具や生活雑貨、自転車、伝統工芸品など多岐にわたる。主要な国際デザイン賞を多数受賞。グッドデザイン賞審査委員、iFデザイン賞審査委員も務める。
■カルムシリーズのデザイン・仕様■
■商品価格■
・カルム 単色油性ボールペン 0.5mm、0.7mm 各165円(税込)
・カルム 3色油性ボールペン 0.5mm、0.7mm 各440円(税込)
・カルム 多機能ペン
(2色油性ボールペン0.5mm+シャープペン0.5mm) 各550円(税込)
(2色油性ボールペン0.7mm+シャープペン0.5mm) 各550円(税込)
■調査結果詳細■
ミレニアル世代の8割以上が公共空間で仕事や勉強をする人たちのマナーについて気になった経験を持っており、その傾向は他世代よりも高い。
ミレニアル世代の約9割が公共空間において周囲の作業音が気になっており、20代・30代の平均とその他の世代との平均値を比較すると、11.7ポイントの差が見られた。
公共空間で気になる作業音のランキングを見ると、全体では1位「動画・音楽の音漏れ、テレビ会議の音」、2位「ボールペン等のノック音」、3位「PCのキーボード音」となった。
公共空間で気になる作業音のランキング2位となった「ボールペン等のノック音」についてさらに聞くと、ミレニアル世代は「集中の妨げ」や「マナー違反」、「威圧的に感じる」といったネガティブな感覚が、他の世代よりも高く表れた。
また、ミレニアル世代は周囲からの音への不快感の感受性が高いだけでなく、自身が発する音が「音ハラスメント」になることへの不安を他世代よりも強く感じていることが結果から読み取れる。
ノック音が軽減されたボールペンがあれば購入したいという層が、ミレニアル世代で最も高く、全体で見ても約7割となった。
ノック音が低減されたボールペンの購入意向があった764名に、購入価格について聞いたところ、ミレニアル世代は、他の世代に比べて「従来品よりも少し高くても欲しい(500~3,000円程度)」と「高価でも欲しい(3,000円以上)」を選ぶ割合が高く、「音ハラスメント」回避の商品に対して投資価値を感じている層が多くみられた。
■製品に関するお問合せ先■
ぺんてる株式会社 お客様相談室 (フリーダイヤル)0120-12-8133
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