建設中のリアル現場を360度VRで安全教育「現場360」提供開始、第一弾は宮城建設と共同開発

宮城建設がいま建設している本物の現場で撮影。やりがちなミスと見落としがちな危険を、作業する本人の目線で、事故の瞬間まで体験する教材を開発

株式会社ジョリーグッド

当事者目線の実写VRを手がける株式会社ジョリーグッド(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:上路健介)は、現場を360度で撮影して教育や改善を促進する新サービス「現場360」をスタートし、その一環として安全教育の提供を始めます。第一弾として、宮城建設株式会社(本社:岩手県久慈市)と共同で、同社がいま建設している実際の現場を360度で撮影し、建設業向けの安全教育の360度VR教材を開発しました。現場における安全教育の監修を宮城建設が行い、医療の手術室や救急の現場を実写VRにしてきたジョリーグッドが360度VRの撮影制作しました。今後、宮城建設と共同で、効果実証を進めていきます。

教材の一場面:足場から落ちてきた工具が、見上げた作業者の顔に迫る(作業する本人の目線の実写360度映像)

■現場360 : 建設安全教育

ジョリーグッドは、実際の現場を360度撮影することによる、安全教育、現場改善、3Dデータ化など現場の効率化を促進する新サービス「現場360」を開始します。
https://jollygood.co.jp/genba/construction/

■背景:建設業の死亡は全産業で最多。安全教育の悩みの1位は「マンネリ化」

【建設業の死亡は214人、全産業の30.6%】

令和7年に労働災害で亡くなった人は全産業で700人。そのうち建設業が214人(30.6%)で、業種別で最も多くなっています。建設業の死亡のうち91人は、墜落・転落によるものでした。重機との接触、物の飛来・落下も、建設現場で毎年くり返されている事故の型です。


【安全教育の悩みの1位は「マンネリ化」】

東京労働局が建設現場の指導の際に561の現場に聞いたアンケートでは、安全衛生教育の課題として最も多かったのが「マンネリ化」(31.9%)でした。毎年同じ講話と資料では、危険を自分のこととして感じにくくなります。工夫として「映像を使って分かりやすく説明する」ことも挙がっており、危険を自分のこととして考えてもらう教育の形が求められています。

■現場360の安全教育:3つの特徴

1. 建設中のリアル現場を360度で撮影

作り物の映像ではなく、いま建設している本物の現場で撮影します。ふだんは入ることのできない、稼働中の現場そのものです。

2. 360度撮影のプロが実写VR化

医療の手術室や救急の現場を実写VRにしてきたジョリーグッドが現場に入り、事故の瞬間までを実写VRにします。

3. 当事者目線の安全教育

作業する本人の目線で、自分の手元と周りを見回しながら、やりがちなミスと見落としがちな危険を、事故の瞬間まで体験します。

▼日々はスマートフォンで、節目はゴーグルで

日々は、スマートフォンやパソコンのブラウザで、くり返し学べます。安全大会などの節目には、VRゴーグルを着けて全員で体験します。

料金:スマホ・パソコンで受講 月額33,000円(税込)〜年間プラン:396,000円)
詳しくはこちら:https://jollygood.co.jp/safety360/#price

■第一弾は、宮城建設と共同開発

宮城建設株式会社は、1948年の創業以来、地元岩手を中心とし「信頼は技術力の証し」というテーマのもと、津波から町を守る湾口防波堤工事、道路などのインフラ工事、マンションなどの建築工事を手がけ、地域とともに歩み続ける総合建設会社です(本社:岩手県久慈市、拠点:盛岡・八戸)。

津波から町を守る防波堤をつくってきた会社が、今度は社員の命を守る教育を、自分たちの現場でつくりました。教材は、宮城建設がいま建設している現場で撮影しました。

足場から落ちてきた工具が、見上げた作業者の顔に迫る
後退してきた重機が、しゃがんだ作業者に迫る
足場から地上へ落ちていく瞬間を、作業する本人の目線で

▼10月30日、社員約80名が一斉に体験

2026年10月30日(金)、久慈市マリンアリーナの会議室で、宮城建設の社内体験会を開きました。社員約80名が、2回に分かれて、VRゴーグルを着けて一斉に5本を体験しました。一部の方は、首や腕に着ける振動デバイスを映像と連動させ、事故の衝撃を体でも感じました。

体験後のアンケートでは、ゴーグルで体験した社員60名のうち93.3%(56名)が、事故の場面を「自分にも起こりうる」と感じたと答えました。これまでの安全教育と比べて危険が「伝わった」と答えた人は96.7%(58名)でした。

▼体験した社員の声

土木部 原子内 雅史
「今日の体験を通して、まずリアルな感覚で安全に対する体験ができたのは、大変良かったと思います。これからは具体的な行動をとって、意識を持って言葉で伝え合って、事故のない現場をつくっていきたいと思いました。」
建築部 加藤 匠
「臨場感あふれる映像で、危険が差し迫っているのを体験できました。焦っていたり、急いでいたり、確認が不足している行動を慎み、急いでいる中でこそ確認をしっかりしていくことが、必要不可欠だと感じました。」
安全環境技術部 部長代理 窪田 司氏
「想像していた以上のリアル感で、怖いくらいの体験でした。少人数で見ると、声が出たり体が動いたりして、自分が主観で体験しているのが本当に感じられました。」

体験のあとは班ごとに話し合い、明日からの行動を決めて発表しました。重機の班は「オペレーターは後方をしっかり確認する」「重機の近くで作業するときは、オペレーターに一言かけてから作業する」と決めました。

■宮城建設株式会社 代表取締役社長 菅原博之 氏 コメント

宮城建設株式会社 代表取締役社長 菅原博之 氏

「安全教育の究極は、朝『行ってきます』と出かけた社員が、笑顔で『ただいま』と大切な人のもとへ帰ることだと考えています。日々のKY活動やパトロール、定期的な安全教育を重ねても、事故はどうしても起きてしまう。安全にゴールはありません。今回のVRを体験して、すごく衝撃的で、他人事ではなく自分事として感じました。事故を自分の目で経験すると、それが脳裏に焼き付き、他人事だったものを自分事として考えられるようになります。マンネリ化しがちな安全教育に、できることから挑戦していきます。今後は港湾土木などの現場にも広げ、技術の伝承にも生かしていきたいと考えています。」

■株式会社ジョリーグッド 代表取締役CEO 上路健介 コメント

株式会社ジョリーグッド 代表取締役CEO 上路健介

「岩手出身の私にとって、地元の会社と一緒に、地元の現場から安全教育をつくれたことは特別な意味があります。事故は、やりがちなミスと見落としがちな危険から起きます。宮城建設の皆さんと、本物の現場で、その瞬間を自分の目線で体験できる教材にしました。宮城建設の皆さんと効果を確かめながら、働く人の命を守る教育を、地域と業界に広げていきます。」

■今後の展開

・宮城建設と共同で、体験した社員の理解度や、現場での行動の変化など、どのような効果があるかを検証していきます

・確かめた結果をもとに、教材と使い方を磨き、地域と建設業界に広げていきます

■現場360について

現場360は、現場を360度で撮影し、その映像を安全教育・安全大会・技能伝承・現場改善・ロボット導入準備に使うサービスです。
現場360|安全教育:https://jollygood.co.jp/genba/construction/

■株式会社ジョリーグッドについて

株式会社ジョリーグッドは、実写360度の当事者目線VRを手がけるテクノロジーカンパニーです。医療の手術室や救急の現場を実写VRにしてきた技術を生かし、建設・製造・食品などの現場の安全教育・技能伝承・現場改善に取り組んでいます。
URL:https://jollygood.co.jp/

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会社概要

株式会社ジョリーグッド

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URL
http://jollygood.co.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区日本橋富沢町10-13 WORK EDITION NIHONBASHI 502
電話番号
03-4455-2694
代表者名
上路健介
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2014年05月