高専生による、ものづくり×ディープラーニングの事業創造コンテスト「DCON2025」二次審査(書類審査)は26高専31チームが通過
タンパク質危機、海難・逆走等の事故、農業・介護等の業界DXからVRエンタメ支援まで、多様な社会課題を解決する作品・プランが選出
一般社団法人日本ディープラーニング協会(事務局:東京都千代田区、以下JDLA)、一般社団法人全国高等専門学校連合会(事務局:東京都千代田区、以下、高専連合会)、日本放送協会(本部:東京都渋谷区)、株式会社NHKエンタープライズ(本社:東京都渋谷区、以下、NEP)は、「第6回全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト2025(以下、DCON2025)」において二次審査の結果を発表したことをお知らせします。
DCON2025のエントリー数は、過去最多となる42高専、95チーム/111作品に上り、うち26高専、31チーム/31作品が二次審査(書類審査)を通過しました。
■コンテスト概要
全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト(DCON)は、高等専門学校の学生が日頃培っている「ものづくりの技術」と「ディープラーニング」を活用して社会課題を解決する作品を制作し、生み出される「事業性」を企業評価額で競うコンテストです。地域社会の課題解決に取り組む高専生ならではの発想力・技術力を生かした、多様で新規性の高い作品の応募が多数寄せられ、例年複数チームが本コンテスト出場後に、実際の事業創出に挑戦しています。DCONは未来のものづくりリーダーを発掘し、技術活用・事業創出を促進する機会をつくり、全国の高専生が持つ可能性を支援し続けています。
■DCON2025 二次審査(書類審査)通過チーム(全31チーム)
本選出場チームの事業プランづくりをサポートするメンターを審査員に、二次審査を行いました。
メンターはスタートアップや上場企業の社長・現役起業家が務め、31チームが選出されました。今後、メンターによる面談審査を経て、本選へ進出する10チームが2月21日(金)に決定する予定です。
二次審査通過チームの事業プランは、タンパク質危機や海洋プラスチックごみ等のサステナビリティ、海難事故や道路逆走事故、農業・漁業・保育・介護業界の人手不足解消、歯周病予防、VRエンターテイメントの支援等多岐に渡り、地域や身の回りの社会課題に向き合う高専生のひたむきかつ柔軟な視点が注目を集めました。
DCON2025二次審査(書類審査)通過チーム 全26高専31チーム
学校名 |
チーム名 |
作品タイトル |
---|---|---|
苫小牧工業高等専門学校 |
Team moromen |
WaistThrough361 |
八戸工業高等専門学校 |
ホワイトアウト |
AIデンティファイ |
一関工業高等専門学校 |
Innodroid |
Flexi-fit |
一関工業高等専門学校 |
sakAI Innovation |
スマート逆走防止&警告システム |
仙台高等専門学校 広瀬キャンパス |
Morinomiyako Oral Wellness |
Properio AI |
茨城工業高等専門学校 |
明日のDCON楽しみだね |
Locker.ai: ほったらかしAI遺失物管理サービス |
群馬工業高等専門学校 |
合成音声研究会Dチーム |
アバタードーム |
長岡高等専門学校 |
長岡高専プレラボチーム |
Legal Engineering Assist ”LEA” |
長野工業高等専門学校 |
HearOes |
Sonar View |
富山高等専門学校 |
Wider |
Smart Care AI |
沼津工業高等専門学校 |
GrowNext |
AgriSynth |
沼津工業高等専門学校 |
Ticket Talkers |
EchoOrder |
豊田工業高等専門学校 |
早坂・大畑Lab. |
SLM(Smart Lifeline Meter) |
豊田工業高等専門学校 |
Ribura Inc. |
ながらかいご |
鳥羽商船高等専門学校 |
ezaki-lab |
めたましーど~海苔養殖を食害から守る~ |
鳥羽商船高等専門学校 |
Shiraishi_lab |
鳥獣害発生予測システム「よりどりお天気」 |
舞鶴工業高等専門学校 |
アサヒナアマタ |
クラムボン |
舞鶴工業高等専門学校 |
bogosort |
Body Balancer |
呉工業高等専門学校 |
Perfect fit |
BodySize測定器 |
大島商船高等専門学校 |
海洋ごみ対策LAB |
プラたべる |
阿南工業高等専門学校 |
スダチます |
AI KAKASI ver.2 |
香川高等専門学校 詫間キャンパス |
n次元ポケットエンジニアズ |
授業タイムマシン |
弓削商船高等専門学校 |
畜産フレンズ |
CWCS(Cattle weight control system) |
北九州工業高等専門学校 |
γ lab |
PreSense |
都城工業高等専門学校 |
SENKAY |
ピーマン選果機「せんかちゃん」と探傷装置の実用化 |
沖縄工業高等専門学校 |
沖縄マリンレジャーレスキュー隊 |
海難事故防止の必須アイテムRiCAS |
沖縄工業高等専門学校 |
GeoMuonu |
宇宙放射線による土砂災害危険度予測 |
沖縄工業高等専門学校 |
ゆがふぁーむ (from ミヤギ農家) |
N-CHARGER -空気を肥料にする窒素循環型農業- |
大阪公立大学工業高等専門学校 |
IdentiX |
Worm Farmer |
岐阜工業高等専門学校・福島工業高等専門学校 |
Rebounder |
巡視 |
佐世保工業高等専門学校・奈良工業高等専門学校・沖縄工業高等専門学校 |
i-remember |
i-remember |
■本選メンター
■今後の流れ
~2月中旬 本選メンターによる面談審査
2月21日(金) 本選進出チーム決定
メンターより指導を受けて事業プランを磨き上げ、本選でのプレゼンテーションに臨みます。
5月9日(金)~10日(土) 本選での最終プレゼンテーション
技術審査とプレゼンテーション審査を行います。本選技術審査員による評点とプレゼンテーション審査を加味し、ベンチャーキャピタリストである本選審査員が提示する企業評価額で最優秀賞が決まります。
本選はヒカリエホール(渋谷ヒカリエ 9F)で開催し、プレゼンテーション審査の様子は公式YouTube等でライブ配信します。
■DCON2025主催・後援・協賛
主催:一般社団法人日本ディープラーニング協会、一般社団法人全国高等専門学校連合会、日本放送協会、株式会社NHKエンタープライズ
後援: 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)、株式会社日本経済新聞社
協賛:
〈ゴールドパートナー〉
株式会社アクセスネット、NECソリューションイノベータ株式会社、トピー工業株式会社、トヨタ自動車株式会社、株式会社日立産業制御ソリューションズ、株式会社フソウ
〈シルバーパートナー〉
アイング株式会社、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社、株式会社QUICK、株式会社セブン銀行、ソフトバンク株式会社、日本ガイシ株式会社、日本電技株式会社、株式会社丸井グループ、三菱電機エンジニアリング株式会社、株式会社村田製作所、ライオン株式会社、ロジスティード株式会社
〈ブロンズパートナー〉
NTTコム エンジニアリング株式会社、小町 洋(CDLEメンバー)、Biodata Bank株式会社、有限会社ユニバーサル・シェル・プログラミング研究所
協力:株式会社iSGS インベストメントワークス、株式会社ABEJA、株式会社イクシス、株式会社WiL、MPower Partners Fund L.P、クウジット株式会社、connectome.design株式会社、さくらインターネット株式会社、株式会社jig.jp、株式会社Shiftall、Spiral.AI株式会社、株式会社先端技術共創機構(ATAC)、tiwaki Co., Ltd. Japan、株式会社ディープコア、東京大学大学院工学系研究科、株式会社ドワンゴ、ニューラルグループ株式会社、FastLabel株式会社、株式会社フォトシンス、富士ソフト株式会社、フラー株式会社、株式会社ブレインパッド、ボストン コンサルティング グループ、株式会社モルフォAIソリューションズ、株式会社Liaro、株式会社Ridge-i、学校法人早稲田大学
■公式Webサイト https://dcon.ai/
■公式SNS
DCON公式X(旧Twitter):https://x.com/DCON_JDLA
DCON公式Facebook:https://www.facebook.com/DCON123
■DCONに関するお問い合わせ先
全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト DCON実行委員会事務局 info@dcon.ai
すべての画像