ヤンマーエネルギーシステム、CADDiで技術資料へのアクセス時間を最大89%削減

大阪支社での検証で効果を確認、属人化した技術知見の組織資産化へ

キャディ株式会社

キャディ株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役:加藤 勇志郎)は、ヤンマーエネルギーシステム株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:山下 宏治、以下ヤンマーエネルギーシステム)に対し、製造業AIデータプラットフォームCADDiを提供し、同社エンジニアリング部(大阪支社)における検証の結果、技術資料や類似案件情報へのアクセス時間の大幅な短縮と、過去案件の流用率向上を実現したことをお知らせいたします。

導入の背景と課題

ヤンマーエネルギーシステムは、エネルギーソリューションのスペックイン(顧客設備への自社製品の採用提案)業務において、対応件数の拡大と業務効率化を経営上の重要テーマとして掲げています。

同社エンジニアリング部(大阪支社)では、顧客から新規案件を受け付けた際、過去に対応した類似案件の仕様書や技術資料を参照しながら、作図依頼や検討資料の作成を行います。しかし、過去案件の情報がフォルダ管理システム上に分散して蓄積されており、担当者が必要な資料に辿り着くまでに多くの時間を要していました。フォルダ名だけでは当たりをつけることが難しく、時間をかけても発見できない場合も多かったといいます。

その結果、同社大阪支社の新規案件のうち過去案件を流用できているのは約1割にとどまっており、残る多くの案件でメーカーへの検討依頼が発生し、回答までに1〜2週間の遅れが生じていました。また、技術資料の探索にも1案件あたり45〜90分を要しており、入社年数の浅い担当者ほど探索に時間がかかる状況でした。提案対応件数の拡大を図るうえで、過去の知見・ノウハウへ素早くアクセスできる環境の整備は急務の課題でした。

活用による実績と効果

キャディは今年、ヤンマーエネルギーシステム エンジニアリング部(大阪支社)と約1ヶ月間にわたる集中検証を実施しました。対象業務は、顧客への設備仕様採用提案時に必要となる類似案件の特定と技術資料の参照です。技術ニュースや標準図・機器図といったドキュメント群をCADDiにアップロードし、実案件を用いた効果検証を行いました。

検証の結果、技術資料へのアクセス時間は従来の50分から26分へと約半減し、過去の類似案件の特定にかかる時間は45分から5分へと、最大89%削減されました。また、検証期間中には実際の案件で過去資料の再利用実績も生まれており、1件あたり1〜2週間の対応期間短縮に寄与しています。こうした流用率の向上により、年間で数十件以上の提案対応増が見込まれています。

今後の展望

ヤンマーエネルギーシステムは、大阪支社での成果を起点として、エンジニアリング部全体への展開を計画しています。今後は、関連ドキュメントのデータ拡充や業務フローへの組み込みを通じて、残業時間の削減や提案対応件数のさらなる拡大を図るとともに、支社間をまたいだ技術知見・ノウハウの共有実現を目指してまいります。

製造業では、蓄積された過去の技術ナレッジを組織の資産として活用できるかどうかが、営業競争力や開発スピードを左右する重要な鍵となっています。CADDiは引き続き、製造業企業の経験とデータを資産化し、競争力強化を支援してまいります。

ヤンマーエネルギーシステム株式会社 取締役 部長 細見 直彦 氏のコメント

「当社のエンジニアリング部門では、長年にわたり蓄積してきた技術資料や過去案件の知見を十分に活かしきれていないことが課題でした。CADDiの導入により、経験の浅い担当者でも必要な情報に素早くたどり着けるようになり、組織全体としての提案力強化につながると期待しています。今後は大阪支社での成果をもとに全社への展開を進め、さらなる業務効率化と競争力向上を目指してまいります。」

製造業AIデータプラットフォームCADDi(キャディ)

「製造業AIデータプラットフォームCADDi」は、バリューチェーン上に散在するあらゆるデータをAIで解析・構造化・意味付け・関連付けし、組織全体で活用できるデータ基盤を構築するプラットフォームです。業務そのものが新たな知見を生む循環を創出し、使うほどにAIと業務が進化し続けます。「製造業ディスカバリーエンジンCADDi Explorer」「製造業AIエージェントCADDi Agent」を中核に、バリューチェーン全工程を支える業務特化プロダクト群を提供し、製造業の判断と実行を高度化します。 https://caddi.com/

キャディ株式会社

キャディ株式会社

キャディ株式会社は、「物的イノベーションを10倍加速する」をビジョンとするグローバルスタートアップです。製造業のバリューチェーン上に散在するあらゆるデータをAIで解析・構造化・意味付け・関連付けすることで、組織全体で活用できるデータ基盤を構築する「製造業AIデータプラットフォームCADDi」を開発・提供しています。「製造業ディスカバリーエンジンCADDi Explorer」「製造業AIエージェントCADDi Agent」を中核に、バリューチェーン全工程を支える業務特化プロダクト群を通じて、製造業の判断と実行を高度化し、経営レベルのインパクトを生み出します。日本をはじめ、アメリカ、ベトナム、タイを含む4カ国で事業を展開し、日経225構成企業のディスクリート系製造業の半数以上をはじめ、全世界22カ国で導入されています。累計資金調達額は257.3億円。なお、受発注プラットフォーム事業は2024年にAIプラットフォーム事業へ統合し、現在は部品・組立品の提供を終了しています。https://caddi.com/ja-jp/company/

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会社概要

キャディ株式会社

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URL
https://caddi.com/
業種
サービス業
本社所在地
東京都台東区浅草橋4-2-2 D'sVARIE浅草橋ビル(総合受付6階)
電話番号
03-6843-3802
代表者名
加藤 勇志郎
上場
未上場
資本金
257億3000万円
設立
2017年11月