社員食堂「ライン虎ノ門」をリニューアルオープン
~朝から夜まで人が集まるコワーキングカフェテリアへ~
リニューアルされた「ライン虎ノ門」をさまざまな人が集まりつながる場としていくことで、オープンで自由闊達なコミュニケーションを促し、新たな発想や建設的な議論に基づくイノベーション思考が生まれることを期待しています。
■リニューアルの経緯
在宅勤務も定着している昨今、活発な組織風土醸成のためにオフィスが何をできるのかを再検討し、社員食堂が持つ“つながりを創る場”としての機能に着目。スペースを倍増させたことで広く明るく過ごしやすい空間としたことに加え、カフェ&バー設備・メニューの新設や、通信環境の増強といったワーキングプレイスとしての機能改善など、終日さまざまな立場の人が集まり、オフィスに来た日のコミュニケーションの活性化・質向上につながるための工夫を詰め込みました。
リニューアル前の社員食堂では新型コロナの影響もあり利用者数の減少や利用層の偏りといった課題があったことを踏まえ、実際の利用者となる社員から「リノベサポーター」としてワーキングチームを募集。チームで議論されたユーザー目線の意見やアイディアを、新しい社員食堂のメニューや売店の商品選定に取り入れています。
■新たな社員食堂の特長
1 時間に縛られず朝から夜まで使える場所に
これまでは昼と夜の食事利用がメインだったスペースが、現在は朝・昼・晩の食事に加えて、執務やカフェとい
ったさまざまな用途で利用しやすい空間に。実際にリニューアルしてからは、午後のティータイムにミーティン
グの場として活用する社員も出てきています。また、終業後の時間帯はディナーやバー、イベントなどの目的に
特化。終業後、同僚や取引先の方と立ち寄るのにちょうど良い場所となったことで、イベントやパブといった目
的での利用者数が大幅に増加しており、各時間帯に応じた目的で、朝から夜まで人が集う場所へと生まれ変わり
ました。
2 美味しいだけでなく、楽しく、健康配慮や社会貢献も意識した豊富なメニューを用意
「安い」「気軽」といった従来の社員食堂が持っていた魅力にさらなる要素を足していくべく、リノベサポータ
ーのアイディアも取り入れながらメニューを一新。調理の様子を間近で見て楽しみながら出来立ての料理が味わ
えるライブキッチンでの提供、購入すると発展途上国の給食1食分にあたる20円が寄付されるTABLE FOR TWO
メニューや、ヘルシーメニューとして500kcal以下となるメニューの組み合わせを日替わりで提案するサービ
ス、ひと皿で満腹になれる日替わりスペシャルサラダなど、社員を呼び込む工夫を多く取り入れました。
3 ランチタイム外にも利用できるカフェ&バー設備や、ゲストを迎えての会食に適した個室も設置
船をイメージしてデザインされたカフェ&バーカウンターでは、朝はモーニングメニュー、日中はコーヒーブレ
イクやカジュアルなミーティングに適した各種ドリンクやケーキといった喫茶メニューが提供されるほか、夕方
以降になるとアルコールやおつまみなども提供されます。特に夕方以降のスタンディングバー形式の営業形態は
社員からの要望により実現したもので、終業後に上司や部下、同僚、そして取引先などとのコミュニケーション
に役立てられることを期待しています。
また完全予約制の個室席では和洋選べる季節替わりのコースメニューを用意。国内外の取引先、出張者といった
ゲストにも対応可能なメニュー、空間とすることで、打ち合わせ後の会食や懇親会といったニーズに対し、同じ
ビル内でも応えられるようになりました。
4 仕事環境としても機能改善を図り、気分を変えたいときの執務スペースとしても利用可能に
周囲に話している内容が漏れ聞こえることを抑制するサウンドマスキングや、持ち運び可能なバッテリー型電
源、さまざまな人数規模での利用を想定したテーブル席、可動式の大型モニターや小型のモバイルモニターなど
が導入されたほか、フロア全域における通信環境も強化。通常の執務環境から気分を変えたいときや、商船三井
グループのタッチダウンオフィスとしても気軽に利用できます。
5 ソファや机には海洋プラスチックの再生素材などサステナブル素材を使用
「ライン虎ノ門」のシンボルであるカフェ&バーカウンターに設置されているハイチェアの座面には、世界中の
海洋プラスチックごみから作られたサステナブルな繊維素材SEAQUAL yarnを採用しています。他にも周囲に配
置されているテーブルの天板は、廃棄される予定だったデニムが用いられており、資源の再利用による海洋や地
球環境の保全にも貢献しています。
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