CO2排出量見える化・削減クラウド「アスゼロ」とシタテルがアパレル業界の脱炭素化に向けパートナー連携

アパレル製品の製造における一次データの取得により、サプライチェーンのCO2排出量算定が可能に

アスエネ株式会社

アスエネ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:西和田 浩平、以下「アスエネ」)は、アパレル産業のサプライチェーンを最適化するプラットフォームを提供するシタテル株式会社(本社:熊本県熊本市、代表取締役:河野 秀和、以下「シタテル」)とパートナー提携をしました。アパレル製品の製造における生産管理だけでなく、サプライチェーンのCO2排出量算出が可能となります。

  • 業務提携の内容
脱炭素へ向けた動きはグローバルで加速しており、企業は気候関連財務情報の開示やGHG*排出量の可視化や削減対策が求められています。さらに、2023年度より、すべての上場企業は有価証券報告書でのサステナビリティの情報開示が義務化され、人的資本、多様性に関する開示も求められるなど、ESGの取り組みが重要視されています。

アスエネは企業・自治体を対象に、Scope1-3*のサプライチェーン全体のCO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「アスゼロ」と持続的なサプライチェーン調達のためのESG評価クラウドサービス「ESGクラウドレーティング(ECR)」を運営しています。企業のカーボンニュートラル達成を推進するため、強みであるSXコンサルティングと脱炭素のワンストップ・ソリューションサービスを提供し、企業の脱炭素経営とESGの取り組みを推進しています。

シタテルはクラウドサービス「sitateru CLOUD」を中心に、衣服およびライフスタイル製品生産のプラットフォームを提供しています。衣服を中心に「ひと・しくみ・テクノロジー」により形成された、新しいプラットフォームを構築します。シタテルのサプライチェーンネットワークでは、現在国内を中心とした約2,600社の縫製工場・生地メーカー等と連携し、約23,500社のブランドや企業が登録しています。

アパレル業界でのCO2見える化において、大手企業は自社で活動量データを保持しているものの、サプライヤーとなる生地資材メーカーや縫製工場のデータ収集が非常に難しいことが大きな課題としてあげられます。シタテルは、アパレル製品の生産におけるサプライチェーン上の生産管理やコミュニケーションのデジタル化を行っており、生産現場の一次情報を取得できます。この度の、アスゼロとの連携により、洋服の生産において、サプライチェーン上のCO2排出量を見える化させ、アパレル業界の脱炭素化を推進することが可能です。
 
  • 業務提携により実現すること

この度の提携により、アパレル業界のDXとSXを同時に推進できる体制が構築されます。アパレル事業者が自社のCO2排出量を把握することで、生産管理と同時に脱炭素に向けた取り組みを行い、自社のサステナビリティをPRすることができます。今後は、シタテルのプラットフォームでは、製品のCO2排出量(カーボンフットプリント、CFP)が開示されている企業を選択できる仕組みを検討しています。

この度の連携により、アパレル業界が抱える脱炭素化に向けた課題を解決するため、CO2排出量の見える化だけでなく、プラットフォームを活用した削減の支援をし、業界全体の脱炭素経営をさらに推進していきます。
 
  • シタテルについて
会社名:シタテル株式会社
代表取締役:河野 秀和
設立:2014年3月
本社:熊本県熊本市中央区水前寺公園28-23 2F
WEBサイト:https://sitateru.co.jp/
 
  • 「アスゼロ」について

「アスゼロ」は、複雑だったCO2排出量算出業務をカンタンにサポートする、CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービスです。温室効果ガス・CO2排出量の算出・可視化、削減・カーボンオフセット、Scope1-3のサプライチェーン排出量の報告・情報開示を支援します。

<主な特長>
・請求書などをAI-OCRでスキャン、お客さまの業務工数を削減、カンタンにCO2見える化
・CDP認定の気候変動スコアリングパートナーとしての豊富な実績によるSXコンサルティング
・GHGプロトコル*に基づいた、各種イニシアチブ(CDP・TCFD・SBTなど)の報告支援
・製品LCA*機能により、製品・サービス単位のCO2排出量の算定が可能
・CO2クレジットオフセット、クリーン電力調達などの脱炭素ワンストップソリューションを提供
・GHG排出量算定の国際規格ISO14064-3の第三者検証により、システムの妥当性を保証済み
アスゼロサービスサイト:https://earthene.com/asuzero
 
  • アスエネ 会社概要
会社名:アスエネ株式会社
事業:CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「アスゼロ」
   ESG評価クラウドサービス「ESGクラウドレーティング(ECR)」
   再エネ調達コンサルティングサービス「アスエネ」
資本金:25億2,681万円(資本剰余金含む)
代表者:代表取締役CEO 西和田 浩平
株主:経営陣、インキュベイトファンド、環境エネルギー投資、STRIVE、
   パビリオンキャピタル(シンガポール政府/テマセク傘下ファンド)、
   Salesforce Ventures、SBIインベストメント、GMO VenturePartners、
   Sony Innovation Fund、GLIN Impact Capital、Axiom Asia Private Capital等
創業:2019年10月
住所:東京都港区虎ノ門1丁目17−1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー 15階 CIC TOKYO
URL:https://earthene.com/corporate/

【アライアンスについて】
アスエネでは、CO2排出量見える化・削減クラウドサービス「アスゼロ」の展開を、一緒にお取り組みいただけるパートナーを募集しております。

協業例:金融機関・地域金融機関、電力会社、商社、投資ファンドなど
問い合わせ先:https://earthene.com/corporate/form/contact

システム導入に関するお問い合わせ先:info@asuene.com
報道やご取材についてのお問い合わせ先:press@asuene.com

<注釈補足>
* GHGプロトコル:Greenhouse Gas(温室効果ガス)の排出量算定と報告の国際・世界基準
* Scope1-3:以下のとおり、事業者によるCO2排出量の算定・報告対象範囲を区分
  Scope1:自社の事業活動において直接排出したCO2排出量
  Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用により発生する間接的なCO2排出量
  Scope3:上記以外の事業活動に関わる上流・下流のサプライチェーンのCO2排出量
* SX:サステナビリティ・トランスフォーメーション。企業が持続可能性を重視した経営方針に切り替えること
* LCA:ライフサイクルアセスメントの略。製品やサービスの生産から消費、廃棄に至るまでのライフサイクル全体における環境負荷を定量的に算出する手法
 

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会社概要

アスエネ株式会社

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URL
https://earthene.com/corporate/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区虎ノ門1-10-5 KDX虎ノ門一丁目ビル WeWork 4階
電話番号
-
代表者名
西和田 浩平
上場
未上場
資本金
75億2700万円
設立
2019年10月