【新刊のご案内】『すべての企業はサービス業になる―今起きている変化に適応しブランドをアップデートする10の視点―』12月25日発売!
世の中で起きている変化に共通するコンテクスト(文脈)を見つけるコツを紹介
マーケティング・広告・広報の専門誌を発行する株式会社宣伝会議(本社:東京都港区)は、書籍『すべての企業はサービス業になる-今起きている変化に適応しブランドをアップデートする10の視点-』を、12月25日より順次、全国の有力書店とオンライン書店で発売します。
事業やマーケティングの中長期的な戦略を考えるには、これからの未来を予測する必要があります。本書では、すでに世の中で起きている変化に共通するコンテクスト(文脈)を見つけることで、変化の全体を捉え、これからの企業戦略、ブランド戦略、マーケティング戦略を考える上で持つべき視点をまとめていきます。
- 勝ち残るブランドになるために
- 企業戦略、マーケティング戦略、ブランド戦略担当者必読!
- オートメーション化、シェアリング・エコノミー、O2O・・・時代の変革を見極める!
著者紹介【室井淳司 ATSUSHI MUROI】
クリエイティブ・ディレクター/一級建築士
2012年博報堂史上初めて、広告制作職外からクリエイティブ・ディレクターに当時最年少で就任。ブランド・体験デザイン開発に従事し2013年Archicept city設立。新規事業・サービス開発、ブランド・デザイン戦略、店舗戦略において、企業のトップや事業責任者にクリエイティブ・ディレクターとして並走する。主な仕事に「DRIVE TO GO BY TOYOTA」、「キリン一番搾りガーデン」など。著書に『体験デザインブランディング』がある。
【内容】
はじめに
・自分の価値観が通用しない
・中国で抱いた危機感
・変化を俯瞰する
・これから持つべき10の視点
1章 ブランドに押し寄せる変革
・メーカーからサービスブランドへ トヨタ e-Palette
・移動・物流・都市の概念が拡張する
・Amazon、Uber、ソフトバンクらとの協業で実現するトヨタの新構想
・主導権は企業側からコミュニティ側へ
・拡張するブランド戦略
・ブランド戦略の進化は外的要因がもたらす
2章 避けられない三つの環境変化
・変化の流れを読み解く
1)ミレニアル世代の出現~価値観の変化
・ 合理性<判断の基準>
・ 包摂性<多様の容認>
・ 接続性<幸せの形状>
2)シェアリング・エコノミー~消費行動の変化
・モノのシェア:メルカリ、ShareGrid
・ 空間のシェア:Airbnb、スマートパーキング、ecbo cloak、monooQ
・ スキルのシェア:ココナラ、KitchHike
・ 移動のシェア:Anyca、Uber
・ お金のシェア:CAMPFIRE
3)IoT、ビッグデータ、 AI~オートメーション時代への構造変化
・IoT:データを収集するためのセンサー
・ビッグデータ:これからの経営資産
・AI(人工知能):パーソナライズを生み出す
3章 変化する購買行動
・デジタル購買の不満を、リアル体験が解決する時代へ
・シングル、マルチ、クロス、そしてオムニへ
・実店舗とeコマース企業のショールームは何が違うのか
段階1:オムニチャネル化
Mitsui Shopping Park & mall、楽天ビック
段階2:リアル店舗のデジタル体験化
DIFFERENCE、JapanTaxi
段階3:デジタル購買のリアル体験化
BONOBOS、Warby Parker、ZOZOSUIT
段階4:リアルとデジタルの統合体験型
盒馬鮮生
4章 ブランドをアップデートする 10の視点
・マクロの視点を持ちブランドをリデザインする
視点1:目的は「購買から推奨」へ
視点2:信用は「認知から評価」へ
視点3:消費行動は「所有から利用」へ
視点4:関係性は「支配から接続」へ
視点5:サービスは「マスからパーソナル」へ
視点6:購買体験は「O2OからO2E」へ
視点7:ビジネスモデルは「発明から編集」へ
視点8:経営課題は「リブランディングからリビルディング」へ
視点9:ビジョンは「現実から理想」へ
視点10:ブランドは「企業から人」へ
【本書について】
室井 淳司 著
定価:本体1,800円+税
ISBN 978-488335-455-9
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