HENNGE Oneの「安全なファイル送信」利用社数が50万社を突破 〜 提供開始から3年で脱PPAPのトレンドがますます鮮明に
「HENNGE Secure Download」は、クラウドセキュリティサービス「HENNGE One」を構成する機能の一つであり、メールで安全にファイルを送受信するためのソリューションです。
また、HENNGE Oneユーザー様が送信した添付ファイル付きメールのうち、PPAP(※)で送られたメールの割合はこの約3年の間で半分以下に減少していることが分かり、国内企業における脱PPAPの傾向が一層鮮明になりました。
※PPAPは、メールでファイルを共有する際に、パスワード付きのZIPファイルとパスワードを別送する手法の通称です。日本国内で広く普及していましたが、近年では安全性と利便性が不十分だとして、公官庁や企業を中心に、他の手段でファイルを共有する「脱PPAP」の動きが加速しています。
■利用企業数50万社突破について
HENNGEは2021年10月、クラウドセキュリティサービス「HENNGE One」の1機能として、脱PPAPソリューション「HENNGE Secure Download」の提供を開始しました。「HENNGE Secure Download」はシンプルな操作性と高い安全性が評価され、上場企業をはじめ幅広い業種の企業や自治体で導入が進み、2023年9月には累計利用企業数は35万社を超えました。そして2024年7月、利用企業が累計50万社(※)を突破しました。
※HENNGE Secure Download経由で添付ファイルを受け取った受信者は、ファイルダウンロード時にメールアドレス認証を行います。このメールアドレスのドメイン数から著名フリーメールサービス・ISP等のドメインを除いたユニークドメイン数にもとづき、当社において、利用企業数として推計したものです。
■企業の脱PPAP状況について
HENNGEでは企業の脱PPAP状況を把握するため、「HENNGE Secure Download」の提供開始直後(2021年10月)と、本プレスリリース直近(2024年7月)とで、HENNGE Oneユーザー様が送った添付ファイル付きメールの送信手段の変化を調査しました。
その結果、ファイルが添付されたメールのうちPPAPで送られたメールの割合は、29.4%から12.4%と、約3年で半分以下に減少したことが明らかになりました。
【集計方法】
HENNGE Oneユーザー様が送ったファイル添付のあるメールを母集団として、以下の抽出期間のデータをHENNGEが独自に集計。暗号化ファイルが添付されていたメールを、PPAPで送信されたものとしてカウントしています。
抽出期間:
2021年10月3日(日)〜9日(土)
2024年7月7日(日)〜13日(土)
※営業日数等の条件を揃えるため、第1日曜日〜土曜日を抽出期間としています。
HENNGEでは今後も「HENNGE Secure Download」や「HENNGE One」の普及を通じてご利用者様の安全なファイル共有を支え、利便性とセキュリティの向上、さらには簡便なファイル共有を通じたコラボレーションの促進を図ってまいります。
HENNGE Secure Downloadについて
HENNGEが2021年10月にリリースした、クラウドセキュリティサービス「HENNGE One」の脱PPAP機能です。送信者はこれまで通りファイルをメールに添付して送るだけで、ファイルが自動的にクラウドストレージにアップロードされ、受信者には本文と、ダウンロードURLが記載されたPDFが届きます。受信者が自身のメールアドレスの認証をリクエストすると、認証コードが別経路で送信されます。受信者ごとにダウンロードURLを発行するため、受信者だけが認証を行い、ファイルをダウンロードできます。また、万が一誤ったファイルを添付しても、送信後にURLを無効化できます。
2023年6月には、Box連携機能「HENNGE Secure Download for Box」も追加され、添付ファイルのアップロード先として、企業利用の多いクラウドストレージソリューション「Box」も選択できるようになりました。
PPAP対策/代替案詳細ページ
https://hennge.com/jp/service/one/dlp/hennge-secure-download/
HENNGE Oneについて
HENNGE Oneは組織の生産性向上を実現する国内シェアNo.1のクラウドセキュリティサービスです。 生産性向上にはSaaSをはじめとする最新テクノロジーの活用が不可欠ですが、一方でそこにはセキュリティをはじめとする様々な課題が存在します。
テクノロジー活用を妨げる課題を解決するため、HENNGE Oneでは3つのEditionを提供。複数のシステムIDをまとめて保護し、安全で効率的な働き方を実現する「Identity Edition」、組織内に散在するデータの意図せぬ情報漏えいを防止する「DLP Edition」、そして、テクノロジー、人、プロセスの全方位で組織をサイバー攻撃から守る「Cybersecurity Edition」です。
あらゆる組織の課題を、機能と導入しやすさを兼ね備えたセキュリティサービスで解決し、テクノロジーの解放を実現します。
URL: https://hennge.com/jp/service/one/
HENNGE株式会社について
1996年11月に設立。「テクノロジーの解放で世の中を変えていく」を理念に、テクノロジーと現実の間のギャップを埋める独自のサービスを開発・販売しているSaaS企業です。複数のクラウドサービスのID/パスワードを統合管理するクラウドセキュリティサービス「HENNGE One」や、クラウド型メール配信サービス「Customers Mail Cloud」を提供しています。2019年10月、東京証券取引所マザーズ市場に上場。2022年4月、東証グロース市場に移行。
社名の「HENNGE(へんげ)」は「変化(HENNKA)」と「チャレンジ(CHALLENGE)」を組み合わせ、あらゆる変化に挑むとの決意を表しています。
会社名:HENNGE株式会社
証券コード:4475
所在地:東京都渋谷区南平台町16番28号 Daiwa渋谷スクエア
代表者:代表取締役社長 小椋 一宏
URL: https://hennge.com/
<本リリースに関するお問い合わせ先>
HENNGE株式会社
Corporate Communication Division
TEL:03-6415-3660
E-mail:info@hennge.com 担当:山本
*本プレスリリースに記載されている会社名、製品名、サービス名は、当社または各社、各団体の商標もしくは登録商標です。
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