仮想環境用セキュリティ「Kaspersky Security for Virtualization Light Agent」がVMware製品との連携を強化

~最新版管理コンポーネントでVMware vSphere 7.0に対応し、VMware NSX-T Data Center環境におけるセキュリティタグ連携も可能に ~

株式会社カスペルスキー

情報セキュリティソリューションを提供する株式会社カスペルスキー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:藤岡健)は、法人向け仮想環境用セキュリティアプリケーション「Kaspersky Security for Virtualization Light Agent」の最新バージョン5.1に含まれる、管理コンポーネントの最新版(5.1.2.273)を提供開始します。有効なライセンスをお持ちの場合は、無償で最新版をご利用いただけます。

Kaspersky Security for Virtualization Light Agentは、仮想環境専用に設計されたエンドポイントセキュリティ対策用のアプリケーションです。

・軽量でシステムリソースの消費を最小限に抑えた、ゲストOS上のソフトウェアエージェント「Light Agent」と、セキュリティ専用仮想マシン(SVM)の組み合わせにより、VMware ESXi、Microsoft Hyper-V、Nutanix AHVなど仮想環境における仮想サーバーや仮想デスクトップ環境(VDI)の高度な保護と高パフォーマンスの両立を実現します。
・SVMにスキャン機能やウイルス定義データベースを集約し、効率的に保護することでシステム全体の負荷の軽減や、アンチウイルスストーム、アップデートストームやインスタントオンギャップといった、エンドポイントセキュリティ製品における仮想環境特有の問題を防止できます。
・VDIなど仮想環境におけるテクノロジーとの親和性も高いほか、SVMの冗長化も可能で、接続しているSVMが停止してもほかのハイパーバイザー上にあるSVMに接続し直し、仮想マシンの保護を維持することが可能です。
 


■ 最新版の管理コンポーネント(5.1.2.273)使用時の主な強化点
1.VMware vSphere 7.0(VMware ESXi 7.0、およびVMware vCenter Server 7.0)をサポート

VMware社よりリリースされたvSphereの最新メジャーバージョン7.0をサポートしました。
2.VMware NSX-T Data Center環境におけるセキュリティタグ連携
マルウェアが検知された仮想マシンにセキュリティタグを自動で割り当てることができるようになりました(例「ANTI_VIRUS.VirusFound.threat=high」)。このセキュリティタグ情報を基に、VMware NSX Manager側で感染した仮想マシンの自動ネットワーク隔離などの実行が可能になります。割り当てられたセキュリティタグは、仮想マシンのスキャンタスクが完了した時にマルウェアが検知されなかった場合は、自動的に削除されます。
3.マルチテナント管理の実現
管理サーバーの「Kaspersky Security Center」上に各テナント用の仮想管理サーバーを用意し、テナントの管理者が仮想管理サーバーを通じて、テナントに属する仮想マシンのセキュリティ管理を行えるようになりました。例えば、ふるまい検知やランサムウェア対策に関するセキュリティ設定(ポリシー)、マルウェア感染などのイベントの通知を設定することが可能です。1台のKaspersky Security Center管理サーバーで、最大500の仮想管理サーバーをサポートします。
 
■ 参考情報
・最新版管理コンポーネントはサポートページよりダウンロードしていただけます。(ファイル名「ksvla-components_5.1.2.273_mlg.exe」)
https://support.kaspersky.co.jp/ksv5la#downloads
・Kaspersky Security for Virtualization Light Agentの詳細は製品ページをご覧ください。
https://www.kaspersky.co.jp/small-to-medium-business-security/virtualization-light-agent
・当アプリケーションの評価版をご利用いただけます。こちらのフォームよりお申し込みください。
https://www.kaspersky.co.jp/small-to-medium-business-security/downloads/virtualization-hybrid-cloud-free-trial
・Kaspersky Security for Virtualization Light Agentは、「Kaspersky Hybrid Cloud Security」ライセンスでご利用いただけます。
 

※ ライセンス体系および価格
ライセンス 課金単位 新規最低購入価格(税別) 備考
Standard デスクトップ 72,000円 単価 7,200円 × 10ライセンス
Standard サーバー 21,000円 1サーバーOS当たり
Standard CPU 160,000円 1物理CPU当たり
Enterprise サーバー 60,000円 1サーバーOS当たり
Enterprise CPU 400,000円 1物理CPU当たり

 

 

本プレスリリースは、2020年8月26日現在の情報を基に作成しています。今後、価格の変更、仕様の変更、バージョンアップなどにより、内容の全部もしくは一部に変更が生じる可能性があります。記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

 

■ Kaspersky について
Kasperskyは、1997年に設立された世界的なサイバーセキュリティ企業です。Kasperskyが有する深く高度な脅威インテリジェンスと専門性は、常に当社の革新的なセキュリティソリューションやサービスに反映され、世界中の企業、政府機関、重要インフラから個人のお客様までを保護しています。高度に進化するデジタル脅威に対抗するため、先進のエンドポイント保護製品をはじめ、多くのソリューションとサービスを包括するセキュリティポートフォリオを提供しています。当社のテクノロジーは、4億人以上のユーザーを保護し、25万の企業や組織の重要な資産を守る力になっています。詳しくはwww.kaspersky.co.jpをご覧ください。
 


 
 

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会社概要

株式会社カスペルスキー

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URL
https://www.kaspersky.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区外神田3-12-8 住友不動産秋葉原ビル 7F
電話番号
03-3526-8520
代表者名
小林岳夫
上場
未上場
資本金
-
設立
2004年02月