【調査】現金での決済に6割超が「抵抗を感じる」、キャッシュレス決済の意識変容

暮らしのお困りごとを解決する総合プラットフォーム「生活110番」を展開するシェアリングテクノロジー株式会社(本社:愛知県名古屋市中村区、代表取締役 CEO:森吉 寛裕、以下シェアテク)は、あなたにピッタリの1枚が見つかるクレジットカード比較サイト「クレジットカード忍法帖」において、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大に伴う「緊急事態宣言下におけるキャッシュレス決済の意識変容」に関するアンケート調査を実施しました。


新型コロナウイルスの感染拡大により、現金等の授受を通じた感染を避けるため、クレジットカードや電子マネーによる「キャッシュレス決済」は、今後更に注目を集めることが予測されます。
そこでシェアテクは、一般生活者の間で実際に「キャッシュレス決済」に関してどのくらいの意識変容・行動変容が起こっているのかアンケート調査を実施しました。

■新型コロナウィルスの影響によるキャッシュレスへの移行
調査1:コロナ禍の影響により、不特定多数が接触している現金の受け渡しに抵抗を感じるようになりましたか?
まったく感じない 4.3%
あまり感じない 21.0%
どちらともいえない 10.7%
やや感じる 49.7%
強く感じる 14.3%

不特定多数が接触している「現金」の受け渡しに、なんらかの心理的な抵抗を感じている方が6割超となりました。

また、男女別で抵抗を感じている方の割合を見ると、女性のほうが紙幣・硬貨に接触することへの抵抗を感じている割合が16.2%多いことがわかります。
加えて、男性でも半数以上の方が現金の受け渡しに抵抗を感じていることになります。
男性 53.3%
女性 69.5%

続いて、実際にキャッシュレスへの移行という行動を起こしているのかと移行サービスの内容について調査しました。


調査2:緊急事態宣言以降にキャッシュレス決済に移行したものがありますか?
移行はしていないし、検討もしていない 2.3%
移行はしていないが、検討はしている 10.3%
交通系ICカード決済に移行した 14.7%
QRコード決済に移行した 18.3%
スマホ決済に移行した 22.7%
クレカ/デビットカードに移行した 31.7%

 

緊急事態宣言以前は現金で決済していたもので、キャッシュレスに移行したものがある方は全体の87.4%と極めて高い数字となりました。
また、これに検討中の方も含めると95%以上の方がキャッシュレス決済への移行を考えているということになります。
新型コロナウイルス流行以前よりキャッシュレス決済への移行は国策として進められていましたが、本調査においてコロナ禍によりその移行が加速している一面が読み取れました。
これは不特定多数が接触している紙幣・硬貨を触ることを忌避するための動機だけでなく、現実的にインターネット通販やオンラインサービスへの決済で、キャッシュレス決済を利用する頻度が多くなったことも要因として考えられます。

■アフターコロナに求められる「クレジットカード」とは
キャッシュレス決済の移行先としてもっとも多かった「クレジットカード」ですが、アフターコロナではその求められる像も変容する可能性があります。
そこで、今後クレジットカードに求めるものを、現在各社クレジットカードが提供している新型コロナウイルス対策の中からリサーチしました。

調査3:アフターコロナに理想的と思えるクレジットカードは?
コロナ関連の損害に対して、募金や寄付を行えること 0.3%
支払い期日の延長や支払い額の減免を受けられる 9.0%
オンライン決済でもセキュリティが万全であること 16.3%
店員と接触せずに決済できる 34.7%
オンライン決済時にポイントが大きく貯まる 39.7%

 

オンライン決済時のポイント付与が大きいカードは予想がつきますが、非接触型の端末にタッチするだけで決済できるクレジットカードへのニーズが34.7%と高い結果になったのが注目されます。
すでに数社のクレジットカードにて専用リーダーにタッチするだけで決済ができる「タッチ決済」機能を搭載したカードが発行されていますが、このクレジットカードはスーパーマーケットやコンビニエンスストアでサインも暗証番号も不要で、接触することなく決済できます。
今後クレジットカードの機能として標準化する可能性が読み取れます。
一方で、本調査では16.3%の方が挙げている「オンライン決済時のセキュリティ性」があります。
オンライン決済時にはクレジットカード情報が盗まれたり、不正利用されるセキュリティの問題は無視できません。
IC機能がついたクレジットカードへの移行など、セキュリティ面でもクレジットカードに求められる像は変容していく可能性が読み取れます。

■本調査のまとめ
今回の調査では、コロナ禍がキャッシュレス決済ならびにクレジットカードの利用動態に影響を少なからず与えている一面を確認することができました。
それにともない、アフターコロナの世界ではクレジットカードに求められる機能が変容する可能性も見て取ることができました。
これを機に、決済方法ならびにクレジットカードの必要性について見直してみてはいかがでしょうか。

▼関連サイト
クレジットカード忍法帖:https://creditcard-ninpou.com/

▼アンケート調査について
期間:2020年5月初旬
方法:インターネット調査
対象:20代以上の男女300名

■「生活110番」について
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生活110番:https://www.seikatsu110.jp/

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会社概要

URL
https://www.sharing-tech.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
愛知県名古屋市中村区名駅1丁目1番1号 JPタワー名古屋19F
電話番号
052-414-5919
代表者名
森吉 寬裕
上場
東証グロース
資本金
1000万円
設立
2006年11月