プロンプト・K株式会社が、高知県の産学官連携プロジェクトであるIoPクラウド開発管理委託業務を2年連続受注
ケイアイスター不動産株式会社(本社/埼玉県本庄市、代表取締役/塙 圭二、以下 「当社」と言う。)のグループ会社であるプロンプト・K株式会社(本社/鹿児島県鹿児島市、代表取締役/岩倉 路和、以下 「プロンプト・K」と言う。)は、高知県が10か年計画で推進する「IoPが導くNext次世代型施設園芸(※)農業への進化プロジェクト」(以下 「本プロジェクト」と言う。)に関し、そのICT化における情報基盤となるIoPクラウドの令和3年度開発管理業務を昨年度に引き続き受注致しました。
※施設園芸:ビニールハウスなどの施設及び環境制御設備を利⽤して野菜,花卉,果樹などを栽培する園芸
■IoPクラウドとは
IoPはインターネット・オブ・プランツ(植物のインターネット)の略で、IoPクラウドとは農業ハウス内の機器のデータや、農産物の個々の出荷に関するデータなどを、リアルタイムで一元的に集約する、クラウド型のデータベースシステムです。
本プロジェクトは、令和2年に高知県にて世界初となる本格的な施設園芸農業を目指し産学官連携で立ち上ったもので、地⽅創⽣推進交付⾦等を活⽤して整備が進んでいます。データ駆動型の農業で「楽しく、楽に、儲かる」農業の実現を目指しています。
参考URL:https://kochi-iop.jp/
■プロンプト・Kが担うIoPクラウド開発管理業務の概要
プロンプト・Kは本プロジェクトで、施設園芸農業のICT化におけるIoT情報基盤であるIoPクラウドの開発管理業務を行っています。令和2年度よりプロンプト・Kが開発管理業務を担当するものは下記のものです。
●IoPクラウドと県下のビニールハウスをリアルタイムに繋ぐ情報基盤整備
●作物の⽣育画像解析AIサービスの搭載
●気象庁データを⾼知県微気象予測データとして活⽤し、よりピンポイントでの気象情報を提供
●JA⾼知県の基幹システムと連携して⽣産者別出荷量データをIoPクラウドで⼀元化
本プロジェクトは⾼知全県下での社会実装の局面をむかえ、運営にはJA⾼知県や園芸機器・資材メーカ、AI開発ベンダまで多様なメンバーが参画しています。対象ユーザも⽣産者、JA、県機関、流通業者、市場関係者など、生産から販売まで多くの広がりが見込まれています。
今年度よりIoPクラウドが本格的なサービスインし、⾼知県が掲げる「データ駆動型農業」の情報基盤として本格活⽤されるほか、魅⼒的な新規機能の追加・外部システム連携等が予定されており、「施設園芸農業向けIoT(※)プラットフォーム第⼆形態」ともいえる進化が期待されてます。
※IoT:モノのインターネット。インターネットに接続されたセンサーその他機器の集合。センサーの測定データや機器の制御をクラウド(インターネット)から利活用することが容易になる。
■プロンプト・Kの役割
本プロジェクトにおける、プロンプト・Kの役割は、関連プロジェクト全体のマネジメントだけではなく、設計開発思想の全体統⼀を図りIoPクラウドをあるべき姿に導くアーキテクト(設計者)の役割が求められています。
これまでプロンプト・Kが多数の商⽤IoTサービスの構築とコンサルティングで培ってきた「時系列データを適切に取り扱うことで⾼度なIoTプラットフォームを実現するノウハウ」と、基礎的かつ先進的なIoTテクノロジーを惜しみなく投⼊することで、⾼知県が⽬指すデータ駆動型農業の普及推進と、最終的な⽬的である⽣産者様の所得向上に⼤きく貢献できるものと考えます。
プロンプト・Kはミッションに「時系列データを情報資産にする会社」を掲げています。その実現に向けて、⾼知県の施設園芸に関わるすべての皆様と共に邁進します。
■プロンプト・Kとは
2014年、IoT技術を評価されMicrosoft Innovation Award優秀賞を受賞。「時系列データを適切に取り扱う」という普遍的な技術を追求し、人やモノから溢れ出る時系列データを「簡単に・適切に・迅速に」取扱えるようにすることで情報資産の形成に貢献する。2021年4月にケイアイスター不動産株式会社のグループ会社に。
社 名 プロンプト・K株式会社(旧社名カマルク特定技術研究所株式会社)
代 表 代表取締役 岩倉 路和
所在地 〒890-0054 鹿児島市荒田1丁目4-14 丸田ビル202
資本金 1,000万円
設 立 2002年3月4日
U R L http://www.promptk.jp/
事業内容 時系列データベースおよび時系列データ分析ソフトウェア製品販売、時系列データベースを活用した「IoT&M2M」ソリューション開発、IoTおよびネットワーク関連ソフトウェア販売及び開発 ほか
■ケイアイスター不動産とは
「豊かで楽しく快適なくらしの創造」を経営理念に、「すべての人に持ち家を」をミッションとし、『高品質だけど低価格なデザイン住宅』の提供を行っています。仕入れから販売までの業務フローにITを導入した「ケイアイプラットフォーム」によって戸建住宅のサプライチェーンを最適化、分譲戸建業界における抜本的な効率性・生産性の向上により、コンパクトなセミオーダー型分譲住宅で日本トップシェアの実績を誇ります。1都14県(埼玉、群馬、栃木、茨城、千葉、神奈川、福岡、愛知、静岡、宮城、福島、佐賀、熊本、兵庫)で事業を展開しています。新築戸建を中心に年間5,000棟(土地含む)以上を販売(※)。2021年3月期の売上高は1,557億円(※)。デザイン性を重視し「KEIAI FiT(ケイアイフィット)」、「KEIAI TERRACE(ケイアイテラス)」、「Ricca(リッカ)」、「和楽(わらく)」「IKI(イキ)」等、価格帯の異なる商品展開や地域特性を考慮し、お客様のニーズに対応しています。また、昨今は女性管理職を積極的に登用し、多様な働き方の実践が評価を頂き「新・ダイバーシティ経営企業100選」選定をはじめ様々な認定を頂きました。外国人実習生の積極的な採用など、ダイバーシティ推進に注力しています。(※グループ連結数値)
社 名 ケイアイスター不動産株式会社(コード番号:3465 東証一部上場)
代 表 代表取締役 塙 圭二
所在地 〒367-0035 埼玉県本庄市西富田762-1
資本金 82,105万円
設 立 1990年11月
従業員数 2,019名(連結 / 2021.4.1現在)
URL https://ki-group.co.jp/
事業内容 戸建分譲事業、注文住宅事業、総合不動産流通事業 ほか
【リリースPDF】
https://prtimes.jp/a/?f=d29869-20210821-78f47304ee48a3a949733be14ccd2aca.pdf
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