豊田森林組合と大垣共立銀行、バイウィルが、J-クレジットを活用したカーボンニュートラルに関する連携協定を締結

森林経営によるJ-クレジット創出に着手。3者の連携により、森林保全と地域の脱炭素に貢献

株式会社バイウィル

日本全国47都道府県のカーボンニュートラル実現を目指す株式会社バイウィル(本社:東京都中央区、代表取締役社長:下村 雄一郎、以下「バイウィル」)は、豊田森林組合(本所:愛知県豊田市、代表理事組合長:片桐 正博)、株式会社大垣共立銀行(本店:岐阜県大垣市、取締役頭取 林 敬治、以下「大垣共立銀行」)との3者で、地域のカーボンニュートラルおよびサーキュラーエコノミーの実現に寄与することを目的として、J-クレジット(*1)を活用したカーボンニュートラルに関する連携協定を締結しました。

本協定をもとに、バイウィルは豊田森林組合が管理する森林からのJ-クレジット創出について申請手続きを受託・代行し、販売先については大垣共立銀行と協力して探索します。

この取り組みを通じて、地域の脱炭素化推進および森林保全に貢献します。

(写真左から)バイウィル 執行役員 齋藤雅英、豊田森林組合 代表理事専務 川合寿人氏、大垣共立銀行 常務執行役員 山田誠氏

*1:J-クレジットとは、省エネ設備の導入や再生エネルギーの活用等、事業者による脱炭素活動により得られたCO2等の温室効果ガスの排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証したもの。発行されたクレジットは他の企業等に売却することでき、購入者はカーボンオフセットに活用することができる。 

【締結日】

2024年12月4日 (木)


締結日当日は、大垣共立銀行 豊田支店にて締結式を執り行いました。

【協定内容】

3者は、地域におけるカーボンニュートラルおよびサーキュラーエコノミーの実現に寄与することを目的として、以下の事項について協力します。

(1)環境価値に関する情報・サービス・ノウハウ等の提供

(2)森林由来J-クレジットの創出

(3)その他本協定の目的に資すると当事者が認める事項

【具体的な取り組みおよび今後の展望】

バイウィルと豊田森林組合は森林由来のJ-クレジット創出に向けた契約締結を完了しており、取り組みを開始しています。契約に基づき、豊田森林組合が管理する森林によるCO2吸収量を、J-クレジットとして申請する手続きおよび費用負担をバイウィルが代行します。

簡易算定の結果、認証対象となる8年間のCO2吸収量は6,388t-CO2を見込んでおり、2025年度中のプロジェクト登録を目指し、手続きを進めてまいります。

また、創出されたクレジットの販売先については、大垣共立銀行とバイウィルが連携して探索します。

【締結の背景】

カーボンニュートラル実現に向けては、自身で削減しきれない排出量をカーボンクレジットで埋め合わせる「カーボンオフセット」がひとつの有効な手段です。ですが、カーボンクレジット創出には費用や手間がかかるうえ、販売への不安も創出者の負担になります。

そこでバイウィルは、創出手続きや申請費用、販売先の探索も代行することで、J-クレジットなどカーボンクレジットの創出と流通を支援しています。

カーボンクレジットによって環境価値と経済価値を循環させることで資金を還元し、地域の事業者や個人のさらなる脱炭素への取り組みを後押しするサイクルを目指しています。

【豊田森林組合の取り組み】

豊田森林組合は、トヨタ自動車を抱える工業都市でありながら面積の約7割を森林が占める愛知県豊田市の、森づくりを支えています。

地域とのつながりや信頼関係をもとに林業活性化と持続可能な環境づくりに取り組み、安定的な地域木材の提供および森林整備を行っています。

また豊田市では、2020年の東海豪雨による崖崩れ事故を受け、災害に強い森に変わるべく、豊田市の産業部森林課と豊田森林組合が連携する「森づくりの団地化促進プロジェクト」を進めています。

この中で、豊田森林組合は森林の施業、森林のプランづくり等を担い、間伐による適切な森の管理を先導しています。

今回、J-クレジット制度に参加することで森林保全への原資を確保するとともに、持続可能な環境および地域脱炭素への貢献をさらに加速します。

参考)豊田市『森づくり会議・森づくり団地』(https://www.city.toyota.aichi.jp/kurashi/nougyou/1009277/1003879.html

【バイウィルと大垣共立銀行との取り組み】

バイウィルはJ-クレジットの創出元について、地域の金融機関を中心とするパートナーより紹介を受けることで、全国各地で環境価値の創出に取り組めています。

大垣共立銀行とは2023年9月に顧客紹介契約を締結しました。また、自治体や森林組合などとともにカーボンニュートラルの実現に向けた連携協定を締結するなど、愛知県・岐阜県を中心とする地域の脱炭素に向け、協力を進めてきました。

今回も、大垣共立銀行が豊田森林組合とバイウィルを引き合わせる形で、契約締結に至りました。今後も、地域のカーボンニュートラル実現に向けて、大垣共立銀行との連携を深めてまいります。

【3者概要】

<豊田森林組合 概要>

■名称:豊田森林組合

■住所:愛知県豊田市足助町横枕5番地

■公式サイト:https://www.woodytoyota.net/

■代表者:代表理事組合長 片桐 正博

■設立:2005年4月

■営業内容:森林整備、素材販売、製材加工、特用林産物製造販売、林業機械修理販売、間伐材商品製造販売

<大垣共立銀行 会社概要>

■社名:株式会社大垣共立銀行

■住所:岐阜県大垣市郭町3丁目98

■公式サイト:https://www.okb.co.jp/

■代表者:取締役頭取 林 敬治

■設立:1896年3月

■事業内容:銀行業

<バイウィル 会社概要>

■社名:株式会社バイウィル

■住所:東京都中央区日本橋2-3-21 群馬ビル6階

■公式サイト:https://www.bywill.co.jp/

■代表者:代表取締役社長 下村 雄一郎

■設立:2013年11月

 ※2023年4月より、株式会社フォワードから株式会社バイウィルに社名変更

■事業内容:

 ・環境価値創出支援事業(クレジット創出)

 ・環境価値売買事業(クレジット調達・仲介)

 ・脱炭素コンサルティング事業

 ・ブランドコンサルティング事業

【本リリースに関するお問い合わせ先】

株式会社バイウィル 広報担当 

e-mail:info@bywill.co.jp

TEL:03-6262-3584(代表)

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会社概要

株式会社バイウィル

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URL
https://www.bywill.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都中央区日本橋2-3-21 群馬ビル6階
電話番号
03-6262-3584
代表者名
下村 雄一郎
上場
未上場
資本金
5億8195万円
設立
2013年11月