【相模原市】教員を目指す大学生を応援!「さがみはら大冒険！ONE STAY」を開催・「さがみ風っ子教師塾」募集開始

未来の先生たちが子ども心を体感し、同志の輪をつなげることができる貴重な機会を提供しています。

　相模原市教育センターは、教員を目指す大学生向けの宿泊イベント「2023さがみはら大冒険！ONE STAY」を、市内の小学生や中学生も利用する公共施設（相模川自然の村野外体験教室）で5月13日（土）〜14日（日）に実施しました。
　各地から集まった教員志望の同志たちと泊まりがけで交流する中で、教員としての資質を育みつつ、相模原市の教育の魅力に触れていただくイベントです。
　また、今後のイベントとして「さがみ風っ子教師塾」の参加者を募集しています・

• 「2023さがみはら大冒険！ONE STAY」開催レポート

　今回の宿泊イベントでは、市内・県内だけでなく東京都や埼玉県からの参加者も合わせて、合計22名が集いました。

　市内の小・中学生が行っている体験活動を実際に行うことで「子供心」を感じたり、アイデアを出し合いながら体験活動を行うなど、教員として大切にしたい「感性」や「創造力」などを主体的に学ぶことができました。

　参加者たちは、はじめは緊張の面持ちでしたが、活動を通じて心の距離を縮めていき、イベント終了時には昔からの友人のように談笑するなど、大学では体験できない貴重な交流の場となりました。

縄文のくらし（火おこし）の様子

ぐるぐる回すとだんだん煙が

おこした火をつないで、みんなで調理

野外炊事（カレー作り）の様子

夜にはキャンドルファイヤー

火の神様から火をいただきます

農業体験（代かき）の様子

ディスクゴルフで絆が深まりました

参加者の感想（一部）

○体験活動を通して、子どもたちが関わり合う活動を行い、何かを成し遂げることで強い絆をつくることができることを実感しました。また、自分の個性を活かしたり相手を理解して尊重したりすることができるようになりました。
○からだ全体で「ホンモノ」を体感できました。火おこしや代かきなど昔、実際に行われていたことを体験することで、教科書やインターネットでは感じることができない発見ができ、新たな気づきや疑問も生まれやすくなると思いました。
○子供目線からの体験活動の価値を知ることができました。これを知ることによって、自分が実際に教員になった時にねらいを明確にして活動を設定できるようになると思います。ここで学んだことをしっかりと今後に活かしていけたらと思います。

相模原市では、こうした参加者たちの声に耳を傾け、これからも教員志望の学生を支援していきます。

• 今後のイベント

市教育委員会では、今後も相模原市の教員を目指す大学生を支援するイベントを開催します。

●さがみ風っ子教師塾入塾説明会～現職の先生方の話が聞けるチャンス～

「さがみ風っ子教師塾」は、教育への情熱・使命感・豊かな心、そして本市教育の発展と充実に寄与しようとする強い意志をもった人材を育成することを目的としています。
「さがみ風っ子教師塾」について知りたい方は、ぜひ入塾説明会にご参加ください。卒塾生の先生から、学校の様子や日頃の取組について話を聞いたり、直接質問したりできる機会となっています。

日時：第１回 令和５年６月１８日（日）１０：００～１１：３０
　　　第２回 令和５年７月１５日（土）１０：００～１１：３０
場所：相模原市立総合学習センター（相模原市中央区中央３－１２－１０）
定員：集合３０名、オンライン４０名（申込順）
募集期間：第１回 令和５年６月１日（木）～６月１５日（木）まで
　　　　　第２回 令和５年６月１日（木）～７月１３日（木）まで
＊詳細はさがみ風っ子教師塾ホームページでご確認ください。
http://www.sagamihara-kng.ed.jp/kyoushijyuku/