【ベアミネラル】梅花女子大学産学連携プロジェクト「オリジナル ミネラルベール UVパウダー(ポケットUVパウダー)」発売にあたりSNSを活用したマーケティング施策を考える
梅花女子大学 国際英語学科の2024年 前期授業において、約3か月間オリジナル ミネラルベール UVパウダー(ポケットUVパウダー)」発売にあたりマーケティング施策を提案する産学連携を実施しました
クリーンビューティーのリーディングブランド「ベアミネラル」を輸入販売するオルヴェオン グローバル ジャパン株式会社(本社:東京都中央区、代表:菅野 沙織)は、2024年 4月 15日(火)より梅花女子大学(本学:大阪府茨木市)との産学連携プロジェクトを始めました。
7月16日(火)に行われた最終プレゼンテーションでは、学生の個性豊かな発想力から素晴らしいマーケティング施策やプレゼンテーションの力に感銘を受けました。今後考案された施策は今秋、ベアミネラル 公式オンラインショップやベアミネラル 阪急うめだ本店 にて展開する予定です。
産学連携プロジェクト
国際英語学科Kym Jolley(キム ジョリー)先生「Cultural Studies(カルチュラル スタディズ)」の授業において、履修学生9人が「オリジナルミネラルベールUVパウダー」のマーケティング施策を考えショート動画を製作しました。
プロジェクトスケジュール(全15回のうちベアミネラル参加下記6回)
4月30日 オリエンテーション(会社概要・ブランド概要・商品概要)
5月7日 メイク体験
5月14日 製品説明と施策提案考え方紹介
5月21日 質疑応答
6月18日 中間プレゼンテーション
7月16日 最終プレゼンテーション
学生の提案
A グループ:女子大生をターゲットにした「ソッコー盛れ顔復活キット」
ベアミネラル 講評
・「女子大学生=毎日、授業にバイトに忙しい」というのは社内ではなかなか出てこない、まさに女子大生ならではの発想だと思いました。
・78.4%の人が平日の朝忙しいと感じている、一番減らしたい時間はメイクなど、どんな時にニーズがあるのか絞っている点や、ロジカルに考えられているところが大変良かったです。
・ターゲットを明確に設定したうえで、市場データやアンケート結果を用いて分析・資料化、そこから導くキットの提案などどれも秀逸でした。美容系YOUTUBE動画を引用していたり説得感のあるプレゼン内容でした。
・キット名も分かりやすくキャッチーで、ターゲットだけでなく幅広い年齢層にアプローチができそうだと感じました。
・動画が音、構成、女子学生が朝起きるシーンなど見ていてわくわくして最初から引き込まれました。ブラシの特徴が随所にちりばめられていて、大変分かりやすかったです。
Bグループ:アスリート、チアリーダーをターゲット「Natural Beauty Lasting Kit」
ベアミネラル 講評
・製品特徴からターゲット層を決め、そのターゲットに含まれるチアリーダーの使用感アンケートがプレゼンに盛り込まれている点が、説得力がある。梅花女子といえば、チアリーダーなのでその強みを最大限に生かした内容となっており、非常に良いと思いました。
・動画はチアリーダーの運動前と後の様子が分かりやすく盛り込まれ、製品の持つ「崩れにくい」という特徴が分かりやすく伝わる内容でとても良かったです。
・キット名からブランドとその機能性を理解されていることがうかがえます。
Cグループ:女子大生と社会人を比較、ターゲットを設定
ベアミネラル 講評
・「Working Adult」をターゲットとし、ニーズがそこまで高くないので、本来であれば大切なのに見過ごされがちな保湿というところに着想を絞った点がユニークだと思いました。
・企画書のデザインが広告代理店のような仕上がりで驚きました。データーもきちんととっていて大変分かりやすい。
・動画ではターゲットとしている層の方に製品を使ってもらい、感想も入れることで、消費者が製品の使い方や使用感などのイメージがつきやすく購入への動線も作れているなと関心しました。
Dグループ:女子学生をターゲット。ファンデーションとセットで販売を提案
ベアミネラル 講評
・単に動画をSNSで流すだけでなく、その後うめコレで試供品やクーポンをプレゼントなどその後の施策の提案があり、売上を意識したマーケティングができているところが良いと思いました。この点は実際のビジネスでも非常に重要な部分で、学生ながらその発想があることがすごいと思いました。
・動画は製品と使っているシーンを繰り返し、あえてテキストやキャプションを入れないことで、「これは何だろう?」と思わせ、関心を引ける内容になっていると感じました。そういった点も踏まえて、作成されたのだろうなと関心しました。
・手軽さという一番大きなメリットがしっかり動画に含まれていて魅力的でした。
産学連携プロジェクト 背景
学生は、化粧品を選ぶ際、可愛いパッケージや、手ごろな価格帯を選ぶことが多く、ベアミネラルのようなデパートコスメブランドは、まだまだなじみがあまりない世代だと思います。
「ベアミネラルを知っていただきたい」という思いはもちろんのこと、女子学生の身近な化粧品というものをとおしてマーケティングを経験していただき今後に活かしてほしい。
また、ベアミネラルが目指す”肌だけではなく、地球にもやさしい”という理念を「産学連携を通して伝えたい、今後化粧品を選ぶ際、サステナブルという観点も視野に入れていただけたら」そのような思いから今回の産学連携を始めました。
ベアミネラルは、クリーンビューティーンのリーディングブランドとして、こうした活動も、重要であると考えています。
梅花女子大学
梅花女子大学は1878(明治11)年、大阪に最初にできた「梅花女学校」を前身とする、大阪府茨木市にある女子大学です。「チャレンジ&エレガンスを」掲げ、様々な問題に果敢に立ち向かい解決できる「チャレンジ精神」と品性と思いやりある「エレガンス」を兼ね備えた女性の育成をめざしています。
4学部9学科を有し、女性が生涯働き続けられることを見据え、ワンランク上のキャリアをめざせる多彩な授業や資格を揃えています。2011年からは全学生が様々な企業との「産学連携」を実践しており、その数は約360件と全国トップクラスです。女子大学生の視点や感性をいかして数々のアイデアや商品が形となり、多彩なフィールドで新たな価値を生み出し続けています。
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