【ランクアップ×テクノーブル 継続的・発展的共同研究】三年連続で3つの天然由来美容成分で新たなエイジングケアの機能性を発見!細胞の変化を動的にとらえることで見出された表皮に関する新知見を学会で発表

優れた保湿、アンチエイジング効果を持つ3つの天然由来美容成分についてさらなる研究を実施。しっかりとした表皮づくりに関する効果を確認し、エイジングの悩みに新たな解決策を提供します。

株式会社ランクアップ

株式会社ランクアップ(本社:東京都中央区銀座 代表取締役:岩崎 裕美子)は、一昨年、昨年に引き続き、株式会社テクノーブルと共同で3つの天然由来美容成分のエイジングケアに対する効果について研究を行い、その成果を第24回日本抗加齢医学会総会(2024年5月31日(金)~6月2日(日))にて口頭発表いたしました。

研究の背景

 株式会社ランクアップは、「たった一人の悩みを解決することで 世界中の人たちの幸せに貢献する」ということを企業理念に事業を 行っています。この「たった一人の悩み」とは、代表岩崎の、乾燥に よる肌悩みから会社がスタートしたことが根源になっています。 開発者自身の悩みを解決するための製品づくりは、「自分たちや お客様の悩みに真摯に向き合う」という企業姿勢の礎となり、同じように悩むお客様に共感を呼ぶことで、多くの方にご支持をいた だいております。

 また、もう一つの行動指針である「挑戦」の下、新たな皮膚のエイ ジングケアに関する研究を行っており、今回新たな知見が得られたので、学会にて口頭発表を行いました。

発表終了後壇上にて 第24回日本抗加齢医学会総会(2024年5月31日(金)~6月2日(日))於熊本城ホール

研究の概要

今回また新たな発見をもたらした研究対象の美容成分は、次の天然由来機能性素材からそれぞれ開発されたものでした。各成分には、既にお肌への機能性が確認されていました。

 昨年は、これら3つの天然由来美容成分を組み合わせた時の、いわゆる「ゾンビ細胞」とも表現される、老化した細胞によるSASP因子の分泌を抑制し、細胞老化の負の連鎖反応を抑制し、皮膚を若々しく保つ効果が示唆されました。

そして今年は、初心に立ち戻って、これら3つの天然由来美容成分の、個々の機能性について、その役割を再発見するプロジェクトを進めました。

動的機能性の評価について

【評価方法概要】

表皮細胞NHEK播種し、評価試料添加

タイムラプス撮影

撮影タイミング 1回/10分

撮影回数    200回

オールインワン蛍光顕微鏡     「BZ-X810」

研究結果

ハトムギ発酵液について

試料添加後からタイムラプス撮影を行うと、特に赤丸で囲われた部分において、表皮細胞の増殖と移動が活発化していることが判明しました。

表皮細胞のDNAを蛍光試薬で染色し、その蛍光強度を測定することで、増殖性を定量化すると、有意な表皮細胞増殖促進効果が認められました。

表皮細胞の増殖と移動が活性化することは、生体内では、表皮ターンオーバーの正常化や、創傷治癒へつながることが考えられ、ハトムギ発酵液の美肌づくりへの寄与が示唆されました。

図1. ハトムギ発酵液による表皮細胞増殖促進効果

グリーンルイボスエキスについて

表皮細胞はほとんど移動せず、細胞の形態が、急激に扁平化することが認められました。

この形態変化は、生体内においては表皮細胞が角層細胞に変化する時と同様の変化であり、グリーンルイボスエキスによって、強固な角層細胞の形成が示唆されました。

図2. グリーンルイボスエキスによる表皮細胞扁平化効果

アッケシソウエキスについて

下図右の試薬を用いて細胞内のpHを可視化しました。この試薬は、細胞内のpHに依存して蛍光強度が変化するもので、細胞内がより酸性になるほど蛍光強度は低い、つまり画像としては暗くなります。

アッケシソウエキスの添加で、コントロールよりも、より早く酸性化が進行することが判明しました。

蛍光強度を測定すると、このグラフのように有意に低下している、つまり酸性化が進行していることが確認できました。

図3. アッケシソウエキスによる表皮細胞内酸性化促進効果

【細胞内酸性化について】

顆粒層の細胞が角層細胞に分化する最初の段階において、カルシウムイオンの濃度の上昇が起こり、その後、細胞内のpHが下がり、酸性化することで核のDNAが分解され、最終的に核が消失するという一連の流れが存在していたことが、近年日本の研究チームによって報告されました。この角化の初期段階で引き起こされる、特異的な分化は、コルネオトーシスと命名されました。

アッケシソウエキスは、細胞内酸性化を促進することで、コルネオトーシスを促し、正常な角化に寄与することが示唆されました。

3つの天然由来美容成分を組み合わせた時の効果

皮膚三次元モデルを用いて確認しました。角層未熟モデルの角層側に、3つの天然由来美容成分の組み合わせを添加して培養すると、最終的に生細胞層も角層も、コントロールよりも厚い表皮層が形成されました。

【試験方法概要】

                                      
角層未熟モデル(LabCyte EPI-Model 6D)の角層側に各試料を添加処理を行った。10日間培養後、固定、切片作成を行いHE染色を行った。

図4. 3つの天然由来美容成分による表皮層形成効果

このように3つの天然由来美容成分を組み合わせることで、バリア機能のしっかりした健全な表皮へ導く効果が示唆されました。

まとめ

我々が研究している、ハトムギ発酵液、グリーンルイボスエキス、アッケシソウエキスの3つの天然由来美容成分のそれぞれの機能性を見直し、その役割を再発見することができました。また組み合わせることで、バリア機能のしっかりした健全な表皮へ導く効果が示唆されました。お肌の乾燥に悩む消費者の方々に一つのソリューションを提供することが可能となりました。 

【 今後の展望 】

ハトムギ発酵液、グリーンルイボスエキス、アッケシソウエキス、これら3つの天然由来美容成分について引き続き研究を行い、その成果をお客様へお届けできるよう検討してまいります。

株式会社ランクアップでは「たった一人の悩みを解決することで世界中の人たちの幸せに貢献する」という企業理念のもと、お客様の悩みに真摯に向き合う姿勢で、さまざまな活動を続けて参ります。


□■株式会社ランクアップ 会社概要■□
代表取締役:岩崎 裕美子    

設立年   :2005年6月10日
資本金   :1,000万円            

従業員数  :104人(2024年4月)
売上高   :127億(2023年9月期) 

本社所在地:東京都中央区銀座3-10-7 ヒューリック銀座3丁目ビル7F
事業内容   :オリジナルブランド「マナラ」「アールオム」「アクナル」の開発および販売

コーポレートサイト:https://rankuphd.jp/    

マナラ公式ホームページ:https://manara.jp

コーポレートサイト:https://rankuphd.jp/    

マナラ公式ホームページ:https://manara.jp

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会社概要

株式会社ランクアップ

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URL
http://www.manara.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都中央区銀座3-10-7 ヒューリック銀座三丁目ビル7F
電話番号
03-3543-1510
代表者名
岩崎 裕美子
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2005年06月