【岐阜県高山市】圧巻!約2,000体のお雛様『久々野ひなさま展』開催中
今年で16回目を迎えるたくさんのお雛様の展示
春の訪れが遅い飛騨地方では、雛祭りを1ヶ月遅れの4月3日に祝う風習があります。
市街地から車で約20分の場所にある高山市久々野町の久々野公民館では、今年で16回目を迎える「久々野ひなさま展」を令和7年4月3日(木)まで開催しています。期間中は休館日の月曜日を除く毎日、入場無料で自由にご覧いただけます。

一般の家庭からの寄附などで集められたお雛様の数はなんと2,000体以上!1階ホールには正面の巨大な14段の雛段をメインに、両脇にも一之宮町のまゆびなや土雛の変わりびななど、たくさんのお雛様が並びます。
公民館を管理しているNPO法人ふるさとの溝端甚一郎理事長によると、毎年、雛人形の寄附の申し出があり、年々増え続けて現在約2,000体を超えたそう。これだけのお雛様を飾るのは大変ですが、市民やインターネットを見て遠方からお越しいただく観光客の方に喜んで見ていただけるのが嬉しいとのことです。たくさんの雛人形を見た来訪者は、「圧巻!」「どうやって飾るのか、片付けるのかが気になる」と驚きの声をあげるとか。
このほかにも高山市内では現在、観光施設や宿泊施設などで『第27回飛騨高山雛まつり』を開催しています。さるぼぼがもらえるスタンプラリーも実施していますので、1ヶ月遅れの飛騨高山の雛まつりをお楽しみください。


久々野ひなさま展
期間:令和7年4月3日(木)まで(月曜日休館)
時間:9:00~21:30
会場:久々野公民館(岐阜県高山市久々野町久々野1505-4)
入場料:無料
問合せ先:0577-52-3112
久々野地域について
久々野地域は、高山市の南側、分水嶺の太平洋側に位置し、位山・船山の麓に広がる飛騨川、無数河川、八尺川の3つの河川沿いに集落が点在している地域です。堂之上遺跡、小屋名しょうけ、有道しゃくしなどの歴史遺産が継承されており、寒暖差のある気候からりんごや桃などの果樹栽培が盛んで、春先に樹園地に花が一斉に咲きそろう様から、別名「ひだ桃源郷」とも呼ばれる豊かな自然に恵まれた地域です。

【本件に関するお問い合わせ】
高山市役所広報公聴課
住所:〒506-8555 岐阜県高山市花岡町2丁目18番地
電話:0577-35-3134
FAX:0577-35-3174
メールアドレス:kouhou@city.takayama.lg.jp
すべての画像