タイでは8割以上の人が、月1回は日本食を食べる~タイの「食」に関する海外調査(食生活・外食実態編)~
菜食週間、6割強が「普段と違う食事を摂る」
マーケティングリサーチ会社の株式会社アスマーク(東京都渋谷区東、代表取締役:町田正一)は、タイ居住の20~40代男女に「タイの「食」に関する海外調査(食生活・外食実態編)」としてアンケート調査を実施し、その結果を7月20日に公開しました。
※調査日は2021年6月17日(木)~6月24日(木)です。
※調査日は2021年6月17日(木)~6月24日(木)です。
【 調査結果 】
2013年12月に和食がユネスコ無形文化遺産に登録されたこともあり、世界で日本食ブームが加速しています。地理的にも日本に近く、訪日観光客が増加を続けるASEAN地域でも日本食は高い注目を集めています。中でも2019年に、訪日客が131万人(出典:日本政府観光局(JNTO) 国籍/月別 訪日外客数(2003年~2020年))を超え、親日度の高さが伺えるのがタイです。
タイでも日本食の人気が高く、相次いで日本企業の飲食店がタイに進出していると言われています。
では、そもそもタイでの外食頻度はどの程度なのでしょうか?また、タイ特有の菜食週間では、食生活は変わるのでしょうか?人気のある外国料理は何なのか?
今回は、タイの食生活・外食実態について調べてみました。
< トピックス >
- 食生活にハラルを取り入れている方は1割強
- 菜食週間、6割強が「普段と違う食事を摂る」
- ハラル以外の食生活の方、7割弱がハラル食品に「興味がある」
- 外食頻度、6割強が週1回以上
- 月1回以上、日本食を食べる方が8割弱
※調査結果のダウンロードはこちら
https://www.asmarq.co.jp/data/ex202107thailand-food-1/
< ピックアップ >
■食生活のルール
Q1.あなたの食生活におけるルールとして、取り入れているものをすべてお知らせください。(複数選択可)
ヴィーガン?ハラル?食生活にルールがある人はどれぐらい?
ルールを取り入れている層ではベジタリアンが最も多いが、食生活にルールを取り入れていない層も多い。
年代でみると、若い層は食生活の多様化がみられる。
また、世帯月収をみると平均程度の生活レベルであれば食生活にルールを取り入れることが可能と推察される。
■菜食週間での食事意識
Q5.あなたは、菜食週間では、普段と違う食事を摂るようにしていますか。(1つ選択)
タイ特有の菜食週間、食生活に変化は?
普段と違う食事を摂る層が6割強を占める。
月収が高いほど普段と違う食事を摂る人が多くなる傾向にあることから
生活のゆとりと、菜食週間における食事には関連があると推察。
■ハラル食品の興味関心
Q6.あなたは、ハラル食品に興味がありますか。(1つ選択)
ハラル以外の食生活の方は、ハラル食に興味はあるのか?
7割弱がハラル食品に対して興味関心を持っており、特に高所得層と子あり世帯での興味関心が高い。
■外食頻度
Q8.あなたは、どのくらいの頻度で外食をしますか。(1つ選択)※持ち帰りは含めずお答えください。
タイでは、どれぐらいの頻度で外食しているのか?
6割強が週1回以上外食をしており、女性よりも男性、若い層ほど外食頻度が高くなる。
■外国料理喫食頻度
Q10.<月1回以上>あなたは、タイ料理以外の外国料理をどのくらいの頻度で食べますか。
タイ料理以外の外国料理、食べる頻度が多いのは?
日本食、中華料理といったアジア系の喫食頻度が群を抜いて高い。
40代に比べると特に20代は食べる外国料理も多岐に渡る。
食のグローバル化が20代、30代といった若い年代で浸透し始めていることが伺える。
【 すべての調査結果はこちら 】
https://www.asmarq.co.jp/data/ex202107thailand-food-1/
※上記ページにて、集計表を含むデータを無料でダウンロードしていただけます。
【 調査内容 】
- 食生活のルール
- 植物性タンパク質摂取状況
- 植物性タンパク質摂取頻度
- 連想する植物性タンパク質食材
- 菜食週間での食事意識
- ハラル食品の興味関心
- 外食頻度
- 外食費用
- 外国料理喫食頻度
【 調査概要 】
調査名 :タイの「食」に関する海外調査(食生活・外食実態編)
調査対象者:20~40代男女
有効回答数:600サンプル
割付 :性年代均等
調査期間 :2021年6月17日(木)~6月24日(木)
調査方法 :Webアンケート
調査機関 :株式会社アスマーク
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