ケムリ研究室no.3『眠くなっちゃった』DVD本日4月18日発売開始！

2023年秋に上演されたケムリ研究室no.3『眠くなっちゃった』を映像化

株式会社キューブ

2025年4月18日 12時00分

劇作家・演出家ケラリーノ・サンドロヴィッチと緒川たまきが2020年に始動した演劇ユニット「ケムリ研究室」。第一弾『ベイジルタウンの女神』(2020年)、第二弾『砂の女』（2021年／原作：安部公房）、第三弾『眠くなっちゃった』（2023年）、第四弾『ベイジルタウンの女神』（再演／2025年5月上演予定）とコンスタントに上演している。
本日、第三弾『眠くなっちゃった』のDVDがcubit club plus shopにて発売開始となった。

圧倒的な映像効果とステージングを駆使した緻密な演出で退廃的なディストピアの世界を立ち上げた『眠くなっちゃった』。
ケムリ流・異色のSF劇をついに映像化！

ケムリ研究室第三弾となる本作は“レトロフューチャー”と称し“近未来を舞台にした大人のための寓話”をテーマに、20世紀初頭のヨーロッパを思わせるような懐かしさと異質な未来感、そして終末感が混在する不思議な世界の中で、恐ろしくどこか儚い人々の姿が描かれる。

緒川たまき、北村有起哉、音尾琢真、奈緒、水野美紀、山内圭哉、野間口徹、犬山イヌコ、篠井英介、木野花をはじめ、19人の俳優陣による力強いコンビネーションで唯一無二の世界が創り上げられ、観る者は一気に引き込まれる。美術、映像、音楽、照明、ステージング、全てが緻密に重なり合い、一つのパワーとなって観客を虜にした。

DVDは本編に加え、ケムリ研究室・研究見学会2023 ダイジェスト映像とミニバックステージ映像、緒川たまき×北村有起哉×野間口徹の副音声コメンタリーなど、魅力的な特典も収録されている。

映像化は新しい発見がある観劇の機会になるかもしれない。

販売はcubit club plus shopにて。

[舞台写真撮影：桜井隆幸]

作品概要

【DVD】ケムリ研究室no.3『眠くなっちゃった』

ケラリーノ・サンドロヴィッチと女優・緒川たまきによる演劇ユニット「ケムリ研究室」の第三弾

圧倒的な映像効果とステージングを駆使した緻密な演出で退廃的なディストピアの世界を立ち上げた

ケムリ流・異色のSF劇をついに映像化！

STORY　　

何十年か、百数十年か先のどこかの国。繰り返された極度の寒暖により動植物のほとんどは死滅した。過酷な環境の中、人々は中央管理局に監視・管理されながら日々を過ごしている。

ノーラ（緒川たまき）は“夫”ヨルコ（音尾琢真）と二人暮らし。シグネ（水野美紀）たちと共に娼婦として働いている。ノーラが住むアパートには、大家のダグ（福田転球）、妻のウルスラ（犬山イヌコ）、母親のチモニー（木野花）、娘のナスカ（奈緒）の四人家族や、ナスカの恋人アーチー（永田崇人）とその母アルマ（平田敦子）、ポー（山内圭哉）やブービー（松永玲子）が住んでいる。

ある日、ノーラの元に新しい指導観察員・リュリュ（北村有起哉）がやって来る。次第にノーラに好意を抱くリュリュだが、同僚のバンカーベック（近藤公園）は管理局に気づかれる前にノーラから離れるべきだと忠告する。一方、裏社会で幅を利かせているゴーガ（山内圭哉）は部下のナンダ（野間口徹）を従え、音楽家のボルトーヴォリ（篠井英介）とともに、廃品ロボットの回収ステーションを訪れる。ノーラの過去にふれ興味を持ったボルトーヴォリはノーラを手に入れるようゴーガに要求するのだった。

巷で頻発する“人々の記憶が突如として失われる事件”に巻き込まれ、独りになってしまったノーラ。組織に背き現れたリュリュと手を取り合い、追われる身となった二人は町から逃げ出すのだが……。

＜作・演出＞

ケラリーノ・サンドロヴィッチ

＜出演＞

緒川たまき　北村有起哉　音尾琢真　奈緒　水野美紀

近藤公園　松永玲子　福田転球　平田敦子　永田崇人

小野寺修二　斉藤悠　藤田桃子　依田朋子／

山内圭哉　野間徹　犬山イヌコ　篠井英介　木野花

【特典映像】

ケムリ研究室・研究見学会2023 ダイジェスト映像

ミニバックステージ映像

【特典】