【兵庫県川西市2023】加茂遺跡で火おこし、弓矢体験。私たちも古代人になろう
「加茂遺跡 弥生のムラ スタンプラリー」を開催
2023年11月25日、川西市が市文化財ボランティアガイドの会、加茂小コミュニティ協議会との共催で加茂地区にある近畿地方を代表する弥生時代の大規模集落である国指定史跡加茂遺跡の特徴的な場所などをめぐるスタンプラリーを開催。当日は141名が参加し、すべてのスタンプを集めてゴールした人には記念グッズが進呈された。
川西市に所在する加茂遺跡は、大正4年(1915年)に発見され、その後の調査で旧石器・縄文時代から奈良・平安時代に及ぶ遺跡であることが明らかになった。特に弥生時代中期には、近畿地方を代表する大規模集落として発展することから、平成12年(2000年)に国の史跡に指定された。
参加者たちは、川西市文化財資料館から出発し、弥生時代の大規模集落である加茂遺跡の特徴的な場所や遺跡に関わりの深い鴨神社・宮川石器館をめぐった。各ポイントでは、市文化財ボランティアガイドによる解説があった。
また、火おこしや貫頭衣(昔の衣装)、弓矢や発掘の疑似体験コーナー、植物の繊維で編んだ古代の布を復元展示したコーナーも開催。
参加者は、「当時の人々がどの様な生活をしていたのかを知ることができて楽しかった。初めて弓で矢を撃ってみて難しかった」などと話した。
市生涯学習課長は、「市民の方々との共催で、川西市を代表する加茂遺跡を紹介するイベントを開催した。多くの方々に加茂遺跡を知っていただくきっかけになればと思う。」などと話した。
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