Excelスキル、「係長・主任クラス」が最も高い傾向~ビジネスマンのITリテラシーに関する調査~
「営業系」「事務系」「バックオフィス系」がITリテラシーの低さを自認
マーケティングリサーチ会社の株式会社アスマーク(東京都渋谷区東、代表取締役:町田正一)は、全国20~50代のデスクワークをメインに働く男女に「ITリテラシーに関する調査」としてアンケート調査を実施し、その結果を7月30日に公開しました。
※調査日は2021年7月1日(木)~7月6日(火)です。
※調査日は2021年7月1日(木)~7月6日(火)です。
【 調査結果 】
コロナ禍で急速に進むオンライン化の波により、PCやITへの受容性の高さが仕事の出来に直結するようにもなってきました。
「ExcelやPCのショートカットキーをどの程度使いこなせているのか?」「ITへの情報感度はどの程度なのか?」など、年代・職種・役職別で比較し、デスクワークをメインとするビジネスマンを対象に実態を調べてみました。
< トピックス >
- 40代、ITリテラシーの低さを自認
- 職種では、「営業系」「事務系」「バックオフィス系」がITリテラシーの低さを自認
- Excelスキル、「係長・主任クラス」が最も高い傾向
- 「経営層・役員クラス」の7割以上は、自社のセキュリティルールを把握している
- 「事務系」の2割以上は、便利アプリやツールへの興味がない
- ITリテラシーが高い人は、20-30代から「かっこよく見える」
※調査結果のダウンロードはこちら
https://www.asmarq.co.jp/data/ex202107it-literacy/
< ピックアップ >
■自身のITリテラシー
Q.あなたご自身のIT知識やITスキルについて、あてはまるものをお知らせください。
40代が自身のITリテラシーを低いと感じる傾向が強い。
職種別では、「営業系」「事務系」「バックオフィス系」が低い。
■Excelスキルのレベル
Q.あなたのExcelスキルにおいて、あてはまるものをお知らせください。
Excel初級、約9割が「全部できる」「概ねできる」。年代・職種・役職で大きな違いはみられない。
中級・上級は、年代が上がるほど「できる」割合が減少。
職種別では「営業系」「事務系」で「できる」割合が低い。
役職別では「係長・主任クラス」が最も「できる」割合が高い。実務とマネジメントを兼ねる立場であるため、スキルが身についていると推察。
■基本的なショートカットキーの習得レベル
Q.あなたが習得できているPCのショートカットキーについて、あてはまるものをお知らせください。
「全部できる」「概ねできる」が半数程度。
職種別では「営業系」「事務系」「バックオフィス系」で「できる」割合が低い。
■セキュリティルールへの意識
Q.あなたが勤務する職場で講じられているセキュリティルールについて、どの程度把握していますか。
「経営層・役員クラス」が7割以上と最も「把握している」が多い。
ITリテラシーが高い人は9割以上がセキュリティルールを把握しており、低い人の3割強と大きな開きがみられる。
ITリテラシーとセキュリティルールへの意識には相関がみられるが、「経営層・役員クラス」はITリテラシーと関係なくセキュリティルールを把握していることがわかる。
■使用ツールにおける立場
Q.業務中に使用するアプリやツールについて、あなたの立場をお知らせください。
20-30代が最も使い方を聞かれることが多い。
「係長・主任クラス」が最も使い方を聞かれることが多く、Excelスキル同様、実務とマネジメントを兼ねるため、ツールへの深い理解が求められるポジションであることがうかがえる。
■私生活でのIT活用レベル
Q.私生活において、あなたは生活が便利になるアプリやツールを取り入れていますか。
20-30代が最も積極的に情報収集し、日常生活に取り入れている。
「事務系」の2割以上は、便利アプリやツールへの興味がない。
ITリテラシーが高い人は、日常的にアプリやツールの情報収集を積極的に行なっていることがわかる。
■ITリテラシーが高い人への印象
Q.IT知識やITスキルが高い人への印象をお知らせください。
全体の半数近くが「仕事ができるように見える」と回答。
年代が下がるほど、「かっこよく見える」割合が高くなる。
また、「経営層・役員クラス」からは「努力家に見える」傾向も高くなる。
【 すべての調査結果はこちら 】
https://www.asmarq.co.jp/data/ex202107it-literacy/
※上記ページにて、集計表を含むデータを無料でダウンロードしていただけます。
【 調査内容 】
- 自身のITリテラシー
- Excelスキルのレベル
- 基本的なショートカットキーの習得レベル
- セキュリティルールへの意識
- 使用ツールにおける立場
- 私生活でのIT活用レベル
- ITスキルの向上心
- ITリテラシーが高い人への印象
【 調査概要 】
調査名 :ビジネスマンのITリテラシーに関する調査
調査対象者:20~50代/デスクワークをメインに働く人
有効回答数:450サンプル
割付 :年代(20-30代、40代、50代)・職種均等
調査期間 :2021年7月1日(木)~7月6日(火)
調査方法 :Webアンケート
調査機関 :株式会社アスマーク
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