“買い物困難者”を減らすため、旅客と貨物の輸送を行うデマンド型タクシーを運用、道の駅利用者数&出荷者・出荷量の増加を目指す。宮城県農産物直売所ラストワンマイル実証事業の移動・輸送モデルを設計
日本の経営コンサルティングのパイオニアである株式会社タナベコンサルティング(本社:東京都千代田区・大阪市淀川区、代表取締役社長:若松 孝彦)は、宮城県農産物直売所ラストワンマイル実証事業業務における、移動・輸送モデルを設計いたしました。また、実証実験期間中、近隣住民の皆さまに向けて計8回のイベントを開催いたします。
1.実証実験の目的
生産者の高齢化や減少などにより出荷者および出荷量が減少した地域の農産物直売所では品揃えや売上の維持・向上を図り、持続性を確保することが課題となっております。また、高齢化が特に進む農山漁村地域は、食料品や日用品の買い物困難者が多いだけでなく、宅配便の運転手不足に伴うラストワンマイル問題にも直面することが懸念されております。
直売所の持続性を考えるにあたって、地域の現状・課題分析を通じたサービス運用を検討することが重要であることから、本事業において「農産物直売所輸送サービス」のモデル化および地域の課題解決と出荷者および出荷量の増加を目指します。
2.実証実験における移動・輸送モデル
本実証実験では、道の駅津山農産物直売所における主要課題の一つである移動手段を改善し、農産物直売所が地域のライフライン機能を担うことで「地域の生活を支える存在」になることを目指し、津山地域内デマンド型タクシーの運用を実施いたします。本事業におけるデマンド型タクシーは、事前予約制で、乗車地点・希望乗車時間帯により調整し、タクシーが利用者の自宅まで訪問し、「相乗り旅客」としてご乗車いただき、目的地である道の駅津山もくもくランドまで送迎いたします。
また、デマンド型タクシーは、旅客だけでなく貨物の輸送も行います。旅客の送迎時に、生産・地域内の自社加工地を経由して道の駅で販売する野菜や果物などの集荷を行うことで、旅客と貨物を同時に道の駅津山農産物直売所へ輸送いたします。
3.イベントについて
実証実験期間中において、計8回のイベント開催を予定しております。イベント当日は、道の駅津山もくもくランドでの野菜や果物などの特産品の販売や、周辺の道の駅である、道の駅三滝堂、道の駅林林館、道の駅みなみかた、道の駅米山、道の駅上品の郷、道の駅大谷海岸との地域連携による物産店、キッチンカーの出店、ものづくり等の体験型イベントなどを開催いたします。
〈イベント開催日程〉
第1回目:2024年8月04日(日)
第2回目:2024年8月08日(木)
第3回目:2024年8月19日(月)
第4回目:2024年8月24日(土)
第5回目:2024年9月04日(水)
第6回目:2024年9月08日(日)
第7回目:2024年9月20日(金)
第8回目:2024年9月28日(土)
タナベコンサルティンググループ(TCG)について
TCGは、1957年に創業し、67年の歴史と実績を有する日本の経営コンサルティングのパイオニアです。「企業を愛し、企業とともに歩み、企業繁栄に奉仕する」という経営理念のもと、現在地から未来の社会に向けた貢献価値として、「その決断を、愛でささえる、世界を変える。」というパーパスを定めています。
大企業から中堅・中規模企業、行政/公共のトップマネジメント(経営層やリーダー)を主要クライアントとし、創業以来17,000社以上の支援実績を有しています。
経営コンサルティング領域として、戦略策定(上流)から現場におけるDXなどの経営オペレーションの実装・実行(中流~下流)まで、企業経営を一気通貫で支援できる経営コンサルティングモデルを全国地域密着で構築しています。そして、「All for Client Success-すべてはクライアントの成功のために」という徹底したクライアント中心主義のもと、個社ごとの経営課題に合わせて複数名のプロフェッショナルコンサルタントを選定してチームを組成する「チームコンサルティング」を提供しています。
〈経営コンサルティング領域〉
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