人口流入が続く東京、物価・家賃も上昇東京23区の家賃格差は最大2.9倍、年間約140万円の差に!1㎡あたりの平均家賃が安い駅・高い駅ランキング【東京都23区編】
お部屋探しのリーディングカンパニー株式会社CHINTAI(本社:東京都港区 代表取締役社長 奥田倫也、以下CHINTAI)は、賃貸物件検索サイト『CHINTAIネット』に掲載された東京都23区内の物件データをもとに、1㎡あたりの平均家賃が安い駅・高い駅を算出しました。その結果をランキングとして発表いたします。
1㎡あたりの平均家賃が最も安かった駅は「葛西臨海公園」の2,410円、最も高かった駅は「竹芝」の7,095円でした。両駅の差は4,685円で、「竹芝」は「葛西臨海公園」の約2.9倍となりました。

東京都への人口流入が続くなか、民営家賃は上昇
東京都は2025年の転入超過が6万5,219人となり、都道府県別では全国最多となりました。(※1)また、2026年6月の東京都区部における民営家賃は、前年同月比1.6%上昇しました。(※2)
こうした状況を背景に、お部屋選びにおいては「立地」や「アクセス性」に加え、限られた予算でどの程度の広さを確保できるかという「コストパフォーマンス」の視点が、今後も重要になると考えられます。そこでCHINTAIでは、「1㎡あたりの平均家賃」に着目したランキングを発表いたします。今回は最新のランキングに加え、前回調査からの順位や1㎡あたりの平均家賃の変化についても比較しています。
※1 出典:総務省「住民基本台帳人口移動報告 2025年(令和7年)結果」
(https://www.stat.go.jp/data/idou/2025np/jissu/youyaku/index.htm?utm_source=chatgpt.com)
※2 出典:総務省「消費者物価指数」
(https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/pdf/kubu.pdf)
1㎡あたりの平均家賃が安い駅ランキング2026【東京都23区編】

1㎡あたりの平均家賃が最も安かったのは、江戸川区の「葛西臨海公園」で2,410円でした。次いで、足立区の「見沼代親水公園」が2,637円、世田谷区の「喜多見」が2,714円となりました。
前回に続き、「葛西臨海公園」と「見沼代親水公園」が1位、2位を維持しました。一方、前回6位だった「喜多見」は、3位へ順位を上げました。さらに、「篠崎」「大泉学園」「光が丘」「舎人公園」「谷在家」が新たにランクインし、上位10駅の半数が入れ替わる結果となりました。
所在区別では、足立区から「見沼代親水公園」「舎人」「江北」「舎人公園」「谷在家」の5駅が入り、今回も最多となりました。沿線別でも、これら5駅が位置する日暮里・舎人ライナーが半数を占めています。同沿線は足立区内を南北に結び、日暮里駅でJR各線などへ乗り換えることで都心部へアクセスできるほか、住宅地が多いエリアとしても知られています。こうした利便性を備えながら、1㎡あたりの平均家賃が比較的抑えられていることが、今回も多くの駅が上位に入った背景のひとつと考えられます。
一方で、前回は足立区を中心とする23区北東部の駅が多くを占めていましたが、今回は江戸川区や練馬区にも上位駅が広がりました。都心から一定の距離がありながら交通アクセスに優れた住宅エリアは、日暮里・舎人ライナー沿線に限らず23区内の複数のエリアにも広がっています。そのため、1㎡あたりの平均家賃が比較的安い駅の選択肢も広がっていることが、今回のランキングからうかがえます。
1㎡あたりの平均家賃が高い駅ランキング2026【東京都23区編】

1㎡あたりの平均家賃が最も高かったのは、港区の「竹芝」で7,095円でした。次いで、同じく港区の「六本木一丁目」が7,078円、「神谷町」が6,784円という結果となり、上位3駅を港区の駅が占めました。
前回のランキングと比較すると、前回2位だった「竹芝」が1位となり、1㎡あたりの平均家賃は6,492円から7,095円へ603円上昇しました。前回3位だった「虎ノ門ヒルズ」は、6,151円から6,731円へ580円上昇したものの、同率4位となりました。一方、前回1位だった「外苑前」は6,600円から6,728円へ128円上昇しましたが、6位となりました。
このように、1㎡あたりの平均家賃が上昇していても順位を下げた駅があることから、駅ごとの上昇幅の違いが順位に影響したと考えられます。また、前回12位だった「六本木一丁目」と20位だった「神谷町」が、新たに上位3駅に入りました。
所在区別では、港区から「竹芝」「六本木一丁目」「神谷町」「虎ノ門ヒルズ」「外苑前」「白金台」の6駅が上位10駅に入り、過半数を占めました。このほか、千代田区から「半蔵門」「永田町」、新宿区から「新宿西口」、渋谷区から「明治神宮前」が入り、1㎡あたりの平均家賃が高い駅は都心部に集中する結果となりました。
上位駅には、都心部に位置するだけでなく、オフィスや商業施設、住宅が近接しているという共通点がみられました。なかでも六本木・虎ノ門周辺や竹芝は、職住近接が進み、商業施設も身近にそろうエリアとなっています。主要なビジネスエリアへ移動しやすく、日常生活に必要な施設も身近に利用できるなど、立地による利便性の高さが1㎡あたりの平均家賃にも反映された背景のひとつと考えられます。
エリア別に見る、1㎡あたりの平均家賃の分布傾向

1㎡あたりの平均家賃が安い駅は23区北東部を中心とする外周部に分散する一方、高い駅は港区を中心とする都心部に集中する傾向がみられました。
最も安い「葛西臨海公園」と最も高い「竹芝」の差は1㎡あたり4,685円で、「竹芝」は約2.9倍。単身者の最低居住面積水準25㎡(※3)に換算すると、月額約11万7,000円、年間約140万5,000円の差に相当します。希望駅だけでなく、隣接駅や同じ沿線まで視野を広げることで、同じ予算でもより希望に合った物件が見つかる可能性があります。
なお、本ランキングは『CHINTAIネット』掲載物件の家賃を1㎡あたりに換算した駅別平均値であり、地価を示すものではありません。掲載物件の特徴や構成によって、地価ランキングとは異なる傾向となる場合があります。
※3 駅別の1㎡あたりの平均家賃をもとに換算した参考値であり、実際の募集家賃を示すものではありません。
出典:国土交通省「住生活基本計画における「水準」について」(https://www.mlit.go.jp/common/001098415.pdf)
調査概要
「1㎡あたりの平均家賃が安い駅・高い駅ランキング【東京都23区編】」
調査期間 :2025年6月1日~2026年5月31日
調査エリア:東京都23区内に所在する駅
集計方法 :期間内に 『CHINTAI ネット』に掲載された東京都 23 区内の物件を対象に、各物件の 1 ㎡あたりの家賃を計算し最寄り駅ごとの平均値を算出

株式会社CHINTAI
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