14人の精鋭作家によるグループ展に妖怪画家・柳生忠平が参加 「妖怪一座 -百鬼夜行展-」
2025年7月23日(水)~29日(火)|松坂屋上野店7階アートギャラリー&アートスペース
香川県・小豆島の「迷路のまち」(土庄本町)にある妖怪美術館(小豆島ヘルシーランド株式会社)の館長をつとめる妖怪画家・柳生忠平は、東京の松坂屋上野店アートギャラリー&アートスペースで開催される14人の精鋭作家によるグループ展「「妖怪一座 -百鬼夜行展-」に参加します。この個展では妖怪でつながる気鋭の作家が14人集結し、個性あふれる妖怪アート作品が展示されます。全日程で作家が在廊する予定です。

妖怪一座 -百鬼夜行展-
子供の頃は暗闇が怖いだけじゃなく、そこに何かが潜んでいることがわかっていた。台所の隅にも、押し入れの中にも怖いもの見たさの境が溢れていた。原題の町に真っ暗を探すのは難しいけれど、明るいところにもそこここにいるんですよ。
■会期 7月23日(水)~29日(火)会期中無休
■時間 10:00~18:30(最終日は16時閉場)
■会場 松坂屋上野店7階 アートギャラリー&アートスペース
東京都台東区上野3-29-5
TEL.03-3405-8108
*作家全日在廊
*ライブイベント予定
*アートギャラリー&アートスペースの2ギャラリーで同時展示
出品作家:
赤綿 / 五十嵐晃 / 石橋エイジ・マキコ / 黒岩まゆ / 古賀友子 / ゾムデッド / 武本大志 / 手代木チカ / 船橋つとむ / まいけるからわた / 森音広夢 / 柳生忠平 / るるい宴 / ワタナベワークス
妖怪画家・妖怪美術館館長|柳生忠平
小豆島生まれの妖怪画家。1998年宝塚造形芸術大学卒、叶匠寿庵にて和菓子の販促物パッケージのデザイン等に関わる。2005年絵描鬼宣言。魑魅魍魎を生み出す妖怪製造裝置というものを中心に制作活動中。東京・高松・京都などで個展を開催するほか、台湾でも個展やアートブックフェアにも出展。人と対話しながらその内面を描画する「妖怪似顔絵」も人気。妖怪造形作品のコンテスト「妖怪造形大賞」の審査委員も勤め、2018年2月、小豆島を世界一妖怪の集まる島にすることを目的に誕生した「妖怪美術館」の館長に就任。2017年個展「妖怪絵圖 まつろわぬものたち」(六本木 ストライプハウスギャラリー)個展「妖怪絵図展」(台湾 田園城市ギャラリー)個展「妖怪製造装置」(京都場)など精力的に創作活動及び展覧会を開催。2019年個展「柳生忠平 妖怪絵圖」(六本木 ストライプハウスギャラリー) 2019年夏フランスのノワイエにある国際アートセンターより招聘され、約2か月間滞在制作。30点の作品が収蔵され常設展示。2020年個展「柳生忠平妖怪絵圖」(六本木 ストライプハウスギャラリー)、2023 企画展「妖怪展」 細辻伊兵衛美術館(京都)2023 企画展「美濃路もののけストリート」cafe&gallery MIDORIYA(愛知)2024 個展「柳生忠平 妖怪絵圖」 松坂屋 上野店(東京)2024 個展「柳生忠平妖怪絵圖」 六本木 ストライプハウスギャラリー(東京)2024 コラボ企画展「もののけの宴~房総編~」 鋸山美術館(千葉)2024 グループ展「百鬼夜行~夜市~」 京橋 メゾンドネコ(東京)、2025年高松オルネ、 銀座蔦屋書店、麻布台ヒルズ大垣書店などでも展示・販売、妖怪水族館(兵庫津ミュージアム)、「動き出す妖怪展 NAGOYA」(金山南ビル美術館棟)などに出展

「絵描鬼」として、妖怪たちとまじわる時間のつみかさねのなかで、わたしの妖怪観はおおきく変容しつつある。かつてのわたしにとって、妖怪というものは、憧れであり表現方法であった。どちらかというと、妖怪たちは、アートにかかわる自分の思いを表現し、かわりに演じてもらう想像力の器だった。けれどもいまは、目にみえない「モノ」たちが呼ばわる声にこたえて、あたまのてっぺんからつま先まで全身これ一本の筆となり、ただひたすら妖怪のすがたを描きつづけることが使命だと感じている。またそれこそが、絵描鬼であるわたしの至福の悦びである。妖怪を描くという営みに、どのような意味があるのかと問われれば、かえすことばはみつからない。妖怪絵というジャンルは、現代の文明社会のなかで、なにか役にたつことがあるだろうか。わたしには、わからない。ただ、直感的に理解しているのは、自分たちがいまを生きるこの列島の文化から、かれら目にみえないモノの存在をなくしてはいけない、ということだ。わたしはただ、いわば絶滅危惧種である妖怪たちに、絵図という視覚的なかたちをあたえることで、日々の暮らしのなかで、人びとがかれらの気配をすこしでも肌で感じられるようにしてみたいと、ねがっている。
【妖怪美術館とは】
香川県・小豆島の迷路のまちで900体をこえる妖怪造形作品を展示する美術館。まちの中に点在する4つの古民家をスマホガイドアプリを使いながらめぐる。妖怪の起源から現代の妖怪まで「妖怪造形大賞」に応募された900体を超える作品を展示・保管しています。「妖怪を世界へ」私たちは「妖怪(=Yokai)を「もったいない」と同じような世界語にしたいと考えています。館長は小豆島生まれの妖怪画家・柳生忠平。
妖怪美術館 香川県小豆郡土庄町甲398 0879-62-0221 mail@meipam.net
【小豆島ヘルシーランド株式会社とは】
瀬戸内・小豆島で、オリーブの栽培や研究、化粧品や食品の開発・製造、通信販売などを行うMeiPAM 小豆島・迷路のまちアートプロジェクトの共同運営。地域活性化事業の企画・推進・運営。
社名:小豆島ヘルシーランド株式会社
所在地:香川県小豆郡土庄町甲2721-1
代表取締役社長:柳生敏宏 設立:1985年 HP:https://shl-olive.co.jp/
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