【シニアと墓じまい】不安の1位は費用。見直し層が知りたいのは墓じまい後の供養 先
株式会社オースタンスは、お墓選びに関するアンケート結果をもとに、墓じまい・見直し時の不安と、シニアが知りたい情報を公開しました。

国内最大級のシニア・中高年向けSNS『趣味人倶楽部』を運営する株式会社オースタンスは、「お墓選びに関するアンケート」の結果を公開しました。今回は、シニアの墓じまい・見直しの不安や、知りたい情報について数字から紐解きます。
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◼︎調査サマリ
・墓じまい・見直しの不安で最も多かったのは「費用がどれくらいか分からない」37.4%。「家族や親族への相談が不安」は15.1%で最も少なかった。最も不安なのは費用が不透明なことで、家族への相談は一番ではなかった。
・お墓の検討に際して今後見てみたい資料を聞いたところ、「家族に負担をかけにくいお墓の選び方」29.4%が最多。「墓じまい後の供養先の選び方」は23.5%で2位だった。場所の雰囲気より、選ぶときの基準となる情報が上位を占めた。
・「今あるお墓の今後を見直したい」と回答した層に限定すると、見たい資料として最も選ばれたのは「墓じまい後の供養先の選び方」40.8%。墓じまい・見直しの不安についても「費用が分からない」が45.4%と、全体(37.4%)より高い割合であった。全体と見直しを考える層とでは、知りたい情報が異なっていた。
調査結果(一部抜粋)
墓じまい・見直しの不安——最多は「費用がどれくらいか分からない」

墓じまいやお墓の見直しについて、不安に感じることを聞いた。
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費用がどれくらいか分からない:37.4%
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何から始めればいいか分からない:22.7%
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家族や親族への相談:15.1%
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特に不安はない:24.7%
お墓選びにおいて「家族に負担を残さないこと」が最も重視されている一方で、墓じまい・見直しの不安として「家族・親族への相談」を挙げた人は最も少なかった。
一見すると家族に関する項目の割合に開きがあるようだ。ただこれは、「家族に負担をかけたくない」という想いが強いからこそ、家族間の相談や意思共有が、すでに大きな壁にはなっていない、と読むこともできる。
シニアのお墓の見直しにおいてより気にされるのは、家族関係の摩擦や話しにくさよりも、「費用の不透明さ」という実務的な情報不足のほうだと考えられる。
※グラフ①参照

見てみたい資料——全体の最多は「家族に負担をかけにくいお墓の選び方」
お墓の検討に際して、もし資料があればどんな内容を見てみたいかを聞いた。
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家族に負担をかけにくいお墓の選び方:29.4%
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墓じまい後の供養先の選び方:23.5%
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樹木葬の仕組み:20.3%
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供養方法の違い:16.7%
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実際の雰囲気が分かる写真:10.1%
場所の雰囲気より、選び方や墓じまい後の供養先など、選ぶ際の基準となる情報をシニアは求めていると言える。
※グラフ②参照

見直し層が見てみたい資料——最多は「墓じまい後の供養先」
「今あるお墓の今後を見直したい」と答えた層に限ると、見たい資料の順位が変わった。
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墓じまい後の供養先の選び方:40.8%
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家族に負担をかけにくいお墓の選び方:21.7%
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樹木葬の仕組み:17.1%
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供養方法の違い:16.4%
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実際の雰囲気が分かる写真:3.9%
「墓じまい後の供養先の選び方」は全体では2位だったが、お墓の見直しを意識する層では40.8%と最多となった。この層では、次の供養先への関心がより高いことがうかがえる。
見直しを意識するこの層に限って他の設問も見てみると、墓じまい・見直しの不安では、「費用がどれくらいか分からない」は45.4%と、全体の37.4%より高かった。
「特に不安はない」は13.2%と、全体の24.7%より低い。見直しを意識する層では、何かしらの不安を挙げる人が多く、その最多は費用であることが読み取れる。
墓じまいや改葬を意識する層の関心——「費用の負担」と「墓じまい後の供養先」
さらに別の設問にて、今あるお墓の「墓じまいや改葬を考える可能性がある」と答えた層に限定してみてみると、墓じまい・見直しの不安として「費用がどれくらいか分からない」と回答した割合が首位の54.7%。見てみたい資料として「墓じまい後の供養先の選び方」が首位の50.8%だった。
見直したい層より、既存墓を動かす可能性を挙げた層の方が、費用と“その後”への関心が高いことがうかがえる。
※グラフ③参照
シニアDXラボ編集長のコメント
お墓選びにおいて「家族に負担を残さないこと」は最も重視されていますが、墓じまいや見直しの不安として「家族や親族への相談」を挙げた人は最も少なくなっています。見直しの壁になっているのは、家族間の話しにくさよりも費用や手順に関する情報の不足です。マーケティングでアプローチする際も、感情的な訴求より、判断の助けになる客観的な情報を届けることが大切です。
提示するコンテンツは、回答者全体の傾向と、見直し・墓じまいを挙げる層での違いに目を向ける必要があります。全体では「家族に負担をかけにくいお墓の選び方」といった選び方の基準が支持されやすいのに対し、具体的な写真のニーズは控えめです。まず選択の軸となる情報を示すことが求められています。
一方で、「見直したい」層や「墓じまい・改葬を考える可能性がある」層では、費用の不安と並んで「墓じまい後の供養先の選び方」を選ぶ割合が高くなります。この層に対しては、費用感とあわせて具体的な移行先の選択肢を提示することが、情報不足による停滞を防ぐポイントになります。
選択の基準を示す「選び方コンテンツ」と、費用や移行先を網羅した「実用ガイド」を明確に分けて準備し、ターゲットの捉え方に応じた情報提供を行っていくのがおすすめです。
シニアDXラボならびに趣味人倶楽部では、住まい・終活関連のサービスを扱う企業さまと共に、引き続きシニア世代への情報発信を行ってまいります。
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◇調査概要
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調査名:お墓選びに関するアンケート
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調査方法:Webアンケート
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調査対象:「趣味人倶楽部」会員
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有効回答数:497人
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調査期間:2026年4月18日〜2026年8月14日
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調査主体:株式会社オースタンス
趣味人倶楽部とは?
会員数42万人、月間3,000万PVを誇る国内最大級の中高年・シニア向けSNS。50~70代のおとな世代をメインユーザーとした趣味で繋がる匿名制のサービスであり、コミュニティ・イベント・日記などでオンライン・オフラインを問わず活発に交流している。
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趣味人倶楽部: https://smcb.jp/
株式会社オースタンスについて
オースタンスは、「歳を重ねて、楽しみがある人生に。」というビジョンを掲げ、シニア世代向けにサービスを展開しています。また、シニア世代向けにサービスを展開している企業に、事業開発/システム開発/集客・グロース支援/CRM設計/CSサポート/調査リサーチ/ユーザー共創などを一気通貫して支援しています。
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オースタンス法人向けサービス: https://ostance.com/services/business/
調査・研究機関「シニアDXラボ」について
「シニアDXラボ」は、ITを活用してシニア世代の生活にポジティブな変化を生み出すための、未知の知見の発掘・提言をミッションとしています。趣味人倶楽部を運営する株式会社オースタンスが、保有するシニアの行動データや課題解決の知見を元に、シニアの研究をする専門家に参画いただき、共同で研究を推進します。
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調査・研究機関「シニアDXラボ」: https://ostance.com/lab/
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