トラックドライバーの働き方を変えるスマホアプリ「MOVO Driver」、「改善基準告示対応サポート」機能を実装

運送業界特化社労士が監修!拘束時間や運転時間、連続運転時間の経過時間をリアルタイムで可視化し、運行計画管理を支援

Hacobu

データの力で物流課題を解決する株式会社Hacobu(ハコブ、本社:東京都港区、代表取締役社長CEO 佐々木太郎、以下「Hacobu」)は、トラックドライバー(以下「ドライバー」)の働き方を変えるスマホアプリ「MOVO Driver(ムーボ・ドライバー)」に、物流の「2024年問題」に対応した「改善基準告示対応サポート」機能を、運送業界特化社労士監修のもと実装したことをお知らせいたします。

2024年4月1日に、改正された「改善基準告示(自動車運転者の労働時間等の改善のための基準)(※1)」が適用され、ドライバーの拘束時間の上限等が変更されました。本機能を使用することで、運行管理者およびドライバーは拘束時間や運転時間の経過と残り時間をアプリ上で確認でき、改善基準告示の複雑な要件を遵守するためのサポートが可能になります。

  • 本機能開発の背景

2024年4月1日より、ドライバーに対して、時間外労働の960時間上限規制と「改善基準告示」が適用され、拘束時間や運転時間の制約が変更になりました。ドライバーは、拘束時間・運転時間・休息期間など様々な制約を踏まえて、業務を行うことが求められます。

さらに4月26日には、「2024年問題」対策に向けて改正物流総合効率化法(物効法)と改正貨物自動車運送事業法が、参議院本会議で可決および成立しました。本改正により、業界全体でドライバーの負荷軽減と待遇改善に取り組むことが急務となっています。

参考:改善基準告示とは?荷主として1日13時間ルールを理解し、対策しよう https://hacobu.jp/blog/archives/2574


「改善基準告示」改正により、運行管理者およびドライバーは、改善基準告示の内容を理解し、その基準に従って業務を行うことが求められています。しかし、実際には運行管理者にのみ、労働時間管理を任せるケースが多く結果として違反が発生することが頻繁にあります。

また、ドライバー自身が直接管理している場合でも、紙面上や頭の中で経過時間を計算しながらの業務遂行は大きな負担となります。

このような背景から、リアルタイムで簡単に、拘束時間、運転時間、休息期間の経過時間、制約時間までの残り時間を可視化することで、運行管理者やドライバーの負担を軽減したいという思いから、運送業界に特化している社労士監修のもと、MOVO Driverへの本機能実装に至りました。


  • 本機能の特徴

拘束時間、運転時間、連続運転時間の経過時間および制約時間までの残り時間をリアルタイムで更新しながら可視化

作業記録中に経過時間と残り時間がリアルタイムで可視化され、ゲージ表示により業務の継続可能時間や休息の適切なタイミングが分かりやすくなります。これにより、運行計画の立案が容易になり、効率的な業務遂行をサポートします。


各種制約に応じてアラートを表示

連続運転時間や、1日の拘束時間の上限、拘束時間のダブルカウント発生時にアラートを表示します。これにより、改善基準告示の要件を遵守するためのサポートが可能になります。

   

※現時点では未対応のアラートもありますが、これらは順次対応を進めています。

※なお、本機能はあくまで「改善基準告示対応サポート」としての役割を果たすもので、ユーザーの状況に応じた詳細の法令適合性を保証するものではありません。この点の確認は必要に応じて社労士や弁護士等の専門家にご相談ください。

  • 今後の展望

MOVO Driverは、2023年6月のリリース以来、日報や日常点検表、構内見取り図などドライバーの日常業務に欠かせない機能の実装により、ドライバーの業務効率化を支援してきました。また、ドライバーの位置情報を共有する「ドコいる?」機能や物流情報マップなど、ドライバー間のコミュニケーションを活性化する機能実装も進んでいます。

今後は、ドライバー同士、ドライバーと荷主企業、物流センターを繋ぐコミュニケーションツールとしての機能を充実することで、ドライバーの働き方そのものを変えるアプリを目指します。


  • 社会保険労務士法人みつばち 代表・特定社会保険労務士 高橋大生氏コメント

運送業は、一般の工場等とは違い、働いている方々が管理者の目の前にいないことが多く、時間管理がしにくい業種となります。一方で、運転時間や拘束時間、休息期間などの時間管理が厳格に求められています。そのため、ドライバーの方々にも運転時間等の意識付けをこのアプリでしてもらうとともに、会社、ドライバーの双方が協力して安心して働くことのできる会社を育ててもらえるのではないかと期待できます。長距離運行に限らず、地場運行でもいつの間にか連続運転時間が長くなっているケースが多くなっています。運行記録計の設置義務のない車両には特に利用していただきたく思います。


  • トラックドライバーの働き方を変えるスマホアプリ「MOVO Driver」について

Hacobuが提供する、トラックドライバーの仕事、働き方、繋がりを後押しするスマホアプリケーションです。2023年6月にリリースしました。今後、物流DXツール「MOVO」を利用する約54万人(※2)のドライバーの皆様の声やデータを参考に、継続的な機能リリースを予定しています。将来的には、ドライバーのネットワークやコミュニケーションを後押しする機能などを実装予定です。

AppStoreもしくはGooglePlayでダウンロードいただけます。


下記ダウンロードリンクをクリックするとアプリ取得画面にリンクします。

■iOS

https://apps.apple.com/jp/app/movo-driver/id6449241698

■android

https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.movo.driverapp&hl=ja


  • Hacobuからのお知らせ

4月26日「物流関連2法 改正法」成立!

ホワイトペーパー 『物流関連2法改正・政府の中長期計画を解説!荷主・物流事業者は今何をするべきか』

詳細、ダウンロードはこちらから▼

https://hacobu.jp/form/document-wp-logistics-legal-reform/


  • Hacobuについて

商号  : 株式会社Hacobu

URL     :https://hacobu.jp/

設立  : 2015年6月30日

所在地 : 〒108-0073 東京都港区三田3丁目14番10号 三田3丁目MTビル9階

代表  : 代表取締役社長CEO 佐々木太郎

事業内容:クラウド物流管理ソリューション「MOVO(ムーボ)」シリーズと、物流DXコンサルティング「Hacobu Strategy(ハコブ・ストラテジー)」を展開。 シェアNo.1(※3)のトラック予約受付サービス「MOVO Berth」、動態管理サービス「MOVO Fleet」、配送案件管理サービス「MOVO Vista」などのクラウドサービス、ドライバーの業務を効率化するスマホアプリ「MOVO Driver」の提供に加え、物流DXパートナーとして企業間物流の最適化を支援しています。


※1厚生労働省「トラック運転者の改善基準告示」https://driver-roudou-jikan.mhlw.go.jp/truck/notice

※2 累計利用ドライバー数。利用者が「MOVO Berth」を利用する際に登録するドライバー電話番号の累計ID数

※3 デロイト トーマツ ミック経済研究所『スマートロジスティクス・ソリューション市場の実態と展望【2023年度版】』https://mic-r.co.jp/mr/02960/ バース管理システム市場の売上高および拠点数におけるシェア

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会社概要

株式会社Hacobu

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URL
https://hacobu.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区三田3丁目14番10号 三田3丁目MTビル9階
電話番号
050-5358-8885
代表者名
佐々木太郎
上場
未上場
資本金
38億円
設立
2015年06月