『外国人買い』の再開で最高値を更新したインド株
三井住友DSアセットマネジメント株式会社(代表取締役社長 兼 CEO:猿田隆)は、経済イベントや市場動向に関するマーケットレポートを日々発行しております。このたび、マーケットレポート「『外国人買い』の再開で最高値を更新したインド株」を2022年11月30日に発行いたしましたので、お知らせいたします。
<今日のキーワード>
インドの株式市場は、長期的な成長性の高さが多くの投資家の注目を集めています。外国人投資家のインド株式市場への資金流出入を見ると、長期ではほぼ一貫して資金が流入しています。ただ、今年は年初から外国人投資家の資金が流出し、インドの株式市場も半年程度横ばいで推移しました。夏以降、『外国人買い』の資金流入が再び始まっており、代表的な株価指数のSENSEX指数は足元で最高値を更新しました。
【ポイント1】資金流入が続くインド株式市場
■インドの株式市場には、成長性の高さを評価して海外からの資金流入が長く続いています。これは若く優秀な労働力等に加え、2014年に就任したモディ首相の経済改革が好感されていると考えられます。
■モディ首相の経済改革は、ブラックマネーの排除・腐敗の撲滅に向けた高額紙幣の交換、州ごとに異なる各種間接税を整理し経済活動の円滑化を目指した物品・サービス税(GST)の導入、国民IDや銀行口座の電子化等、多岐にわたっています。
【ポイント2】今年の資金流出は一時的
■ただ、今年は年初から資金の流出が見られました。この要因として米国の急速な金融引き締めをあげることが出来ます。米国の金融引き締め期には新興国から資金が流出する傾向があります。今年の米国の利上げは急ピッチだったため、インドからも資金が流出した模様です。
■今年の夏以降、『外国人買い』は再開しました。米国の利上げに目途が立ってきたことや、インドの経済の勢いが明確に米国を上回るようになってきたためです。
【今後の展開】良好な相場環境が継続
■インド経済は好調な消費に支えられて高成長が続くと見込まれます。生産活動は足元でやや勢いが低下していますが、現地では投資サイクルが上昇局面に入ったとの見方がなされているようです。新興国では投資サイクルと株式市場の連動性が高く、インド株式にとって良好な状況が続くと見られます。
重要な注意事項
■当資料は、情報提供を目的として、三井住友DSアセットマネジメントが作成したものです。特定の投資信託、生命保険、株式、債券等の売買を推奨・勧誘するものではありません。
■当資料に基づいて取られた投資行動の結果については、当社は責任を負いません。
■当資料の内容は作成基準日現在のものであり、将来予告なく変更されることがあります。
■当資料に市場環境等についてのデータ・分析等が含まれる場合、それらは過去の実績及び将来の予想であり、今後の市場環境等を保証するものではありません。
■当資料は当社が信頼性が高いと判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。
■当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行者および許諾者に帰属します。
■当資料に掲載されている写真がある場合、写真はイメージであり、本文とは関係ない場合があります。
【三井住友DSアセットマネジメント株式会社について】
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第399号
加入協会:
一般社団法人投資信託協会
一般社団法人日本投資顧問業協会
一般社団法人第二種金融商品取引業協会
インドの株式市場は、長期的な成長性の高さが多くの投資家の注目を集めています。外国人投資家のインド株式市場への資金流出入を見ると、長期ではほぼ一貫して資金が流入しています。ただ、今年は年初から外国人投資家の資金が流出し、インドの株式市場も半年程度横ばいで推移しました。夏以降、『外国人買い』の資金流入が再び始まっており、代表的な株価指数のSENSEX指数は足元で最高値を更新しました。
【ポイント1】資金流入が続くインド株式市場
■インドの株式市場には、成長性の高さを評価して海外からの資金流入が長く続いています。これは若く優秀な労働力等に加え、2014年に就任したモディ首相の経済改革が好感されていると考えられます。
■モディ首相の経済改革は、ブラックマネーの排除・腐敗の撲滅に向けた高額紙幣の交換、州ごとに異なる各種間接税を整理し経済活動の円滑化を目指した物品・サービス税(GST)の導入、国民IDや銀行口座の電子化等、多岐にわたっています。
【ポイント2】今年の資金流出は一時的
■ただ、今年は年初から資金の流出が見られました。この要因として米国の急速な金融引き締めをあげることが出来ます。米国の金融引き締め期には新興国から資金が流出する傾向があります。今年の米国の利上げは急ピッチだったため、インドからも資金が流出した模様です。
■今年の夏以降、『外国人買い』は再開しました。米国の利上げに目途が立ってきたことや、インドの経済の勢いが明確に米国を上回るようになってきたためです。
【今後の展開】良好な相場環境が継続
■インド経済は好調な消費に支えられて高成長が続くと見込まれます。生産活動は足元でやや勢いが低下していますが、現地では投資サイクルが上昇局面に入ったとの見方がなされているようです。新興国では投資サイクルと株式市場の連動性が高く、インド株式にとって良好な状況が続くと見られます。
重要な注意事項
■当資料は、情報提供を目的として、三井住友DSアセットマネジメントが作成したものです。特定の投資信託、生命保険、株式、債券等の売買を推奨・勧誘するものではありません。
■当資料に基づいて取られた投資行動の結果については、当社は責任を負いません。
■当資料の内容は作成基準日現在のものであり、将来予告なく変更されることがあります。
■当資料に市場環境等についてのデータ・分析等が含まれる場合、それらは過去の実績及び将来の予想であり、今後の市場環境等を保証するものではありません。
■当資料は当社が信頼性が高いと判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。
■当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行者および許諾者に帰属します。
■当資料に掲載されている写真がある場合、写真はイメージであり、本文とは関係ない場合があります。
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