北海道豊富町、北海道銀行、ユーラスエナジーHD、バイウィルがカーボンニュートラル実現を目指し、連携協定を締結

町有林からのJ-クレジットの創出・流通を通して環境価値と経済価値の循環を起こし、豊富町の地域脱炭素と経済振興に貢献

株式会社バイウィル

日本全国47都道府県のカーボンニュートラル実現を目指す株式会社バイウィル(本社:東京都中央区、代表取締役社長:下村 雄一郎、以下「バイウィル」)は、北海道天塩郡豊富町(*1)、株式会社北海道銀行(*2)、株式会社ユーラスエナジーホールディングス(*3)と、豊富町におけるカーボンニュートラル実現を目指し、4者での連携協定を締結しました。

*1:北海道天塩郡豊富町(町長:河田 誠一、以下「豊富町」)

*2:株式会社北海道銀行(本店:北海道札幌市、取締役頭取:兼間 祐二、以下「北海道銀行」)

*3:株式会社ユーラスエナジーホールディングス(本社:東京都港区、代表取締役社長:諏訪部 哲也、以下「ユーラスエナジーホールディングス」)

4者は本協定をもとに、J-クレジット(*4)をはじめとする環境価値の創出・流通や、新たな事業・サービスの創出に取り組みます。

(写真左から)豊富町議会 議長 千葉久氏、ユーラスエナジーホールディングス 稚内支店長 兼 札幌支店長 加藤潤氏、豊富町長 河田誠一氏、北海道銀行 常務執行役員 大西幸哉氏、バイウィル 執行役員 齋藤雅英

*4:J-クレジットとは、省エネ設備の導入や再生エネルギーの活用等、事業者による脱炭素活動により得られたCO2等の温室効果ガスの排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証したもの。発行されたクレジットは他の企業等に売却することができ、購入者はカーボン・オフセットなどに活用することができる。 

【締結日】

2024年12月26日 (木)

締結日当日には、豊富町定住支援センターにて締結式を執り行いました。

【連携内容】

4者は、地域におけるカーボンニュートラルおよびサーキュラーエコノミーの実現、ならびに地域資源の有効活用および地域経済の振興に寄与することを目的として、以下の事項について協力します。

 (1)環境価値に関する情報・サービス・ノウハウ等の提供

 (2)環境価値を活用した新たなビジネスモデルの創出

 (3)地域資源の有効活用、地域経済の振興に資する取組の検討

 (4)その他、本協定の目的に資すると当事者すべてが認める事項

【各社の役割および連携体制】

バイウィルは、豊富町におけるJ-クレジット創出プロジェクトの登録・申請からモニタリング、創出したクレジットの販売までを一貫して支援します。また、販売に関しては、北海道銀行と協力し、販売先を開拓します。ユーラスエナジーホールディングスは、間伐の促進など、地域資源の有効活用への支援を行います。

また、4者は連携し、豊富町内の企業や住民に対して、脱炭素に向けた啓蒙活動や、J-クレジット活用の啓発に取り組みます。

【締結の背景】

豊富町は、2023年3月10日に「ゼロカーボンシティ宣言」を行い、2050年までにCO2排出量実質ゼロを目指すことを表明しました。実現にむけて、豊かな森林資源を活用した木質バイオマスエネルギーの活用・展開など、再生可能エネルギーの活用促進を目指しています。


今回、計画的に保全している森林や、導入した再生可能エネルギーを活かした脱炭素化の推進を目指し、J-クレジットの創出に着手することとなりました。

また、バイウィルは、北海道銀行と2023年6月に顧客紹介契約、ユーラスエナジーホールディングスとは2024年7月にカーボンニュートラルの取り組みに関する連携協定を締結し、ともに地域の脱炭素を目指してきました。

今回、豊富町においては脱炭素に向けた新たな取り組みとなるJ-クレジット創出・活用を強力に進めるため、4者による本連携協定に至りました。

【今後の展望】

まずは、森林経営活動によるJ-クレジット創出を目指しています。バイウィルの簡易算定によると、J-クレジットの計画対象となる町有林の面積は1,811ha、これによるプロジェクト8年間の吸収見込み量は11,369t-CO2です。

豊富町のゼロカーボンシティ実現を目指し、4者が連携して、J-クレジットの創出および流通を進めてまいります。

【4者概要】 

<豊富町 概要>

代表者:町長 河田 誠一

所在地:北海道天塩郡豊富町字上サロベツ2542番地の2

■公式HP:https://www.town.toyotomi.hokkaido.jp/

<北海道銀行 概要>

名称:株式会社北海道銀行

代表者:取締役頭取 兼間 祐二

所在地:北海道札幌市中央区大通西4丁目1番地

事業内容:銀行業

■公式HP:https://www.hokkaidobank.co.jp/

<ユーラスエナジーホールディングス 概要>

名称:株式会社ユーラスエナジーホールディングス

代表者:代表取締役社長 諏訪部 哲也

所在地:東京都港区虎ノ門四丁目3番13号 ヒューリック神谷町ビル7階

事業内容:風力および太陽光発電事業

■公式HP:https://www.eurus-energy.com/

<バイウィル 概要>

名称:株式会社バイウィル

代表者:代表取締役社長 下村 雄一郎

所在地:東京都中央区日本橋2-3-21 群馬ビル6階

事業内容:

 ・環境価値創出支援事業(クレジット創出)

 ・環境価値売買事業(クレジット調達・仲介)

 ・脱炭素コンサルティング事業

 ・ブランドコンサルティング事業

■公式HP:https://www.bywill.co.jp/

【本リリースに関するお問い合わせ先】

株式会社バイウィル 広報担当 

e-mail:info@bywill.co.jp

TEL:03‐6262-3584(代表)

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

株式会社バイウィル

21フォロワー

RSS
URL
https://www.bywill.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都中央区日本橋2-3-21 群馬ビル6階
電話番号
03-6262-3584
代表者名
下村 雄一郎
上場
未上場
資本金
5億8195万円
設立
2013年11月