Akamai、ゼロトラスト・プラットフォームで組織のセキュリティ強化を支援
Akamai Guardicore Platform は、単一のコンソールで広範な可視化ときめ細かい制御を実現、エンタープライズセキュリティをよりシンプルに
※1:https://www.akamai.com/ja/solutions/security/zero-trust-security
※本リリースは2024年4月30日 (現地時間) マサチューセッツ州ケンブリッジで発表されたプレスリリースの抄訳版です。
ランサムウェアグループは脅迫と脆弱性の悪用の両方の手口において攻撃性を増しており、一般的なセキュリティツールでは対応できない速度で戦術と手法を進化させています。実際、Akamai のレポート(※2)によると、ゼロデイ脆弱性やワンデイ脆弱性を突いた攻撃が横行し、2022 年第 1 四半期と 2023 年第 1 四半期を比較すると被害件数が 143% 増加しました。
※2:https://www.akamai.com/resources/state-of-the-internet/ransomware-on-the-move
Akamai の Enterprise Security 担当 Senior Vice President 兼 General Manager である Pavel Gurvich は「セキュリティチームはランサムウェアの脅威に直面しているなか、厳格なコンプライアンス基準を管理しながら、ベンダーを統合して予算を管理しようとしており、かつてないほどのプレッシャーにさらされています。ゼロトラストを採用している組織は、すべての情報資産とアクセス制御ポリシーへの広範な可視化ときめ細かい制御を可能にするシンプルな運用性を求めています。セキュリティ担当者は、エージェントを統合してさまざまなインフラにゼロトラストの原則を取り入れるための単一のコンソールとして、Akamai Guardicore Platform を展開できます」と、述べています。
Akamai Guardicore Platform は、マイクロセグメンテーション、ZTNA、多要素認証、DNS ファイアウォール、脅威ハンティングを完全に統合することで、ゼロトラストをシンプルかつ効率的に実現します。また、特にマイクロセグメンテーションコンポーネントは、ワークフローの合理化とセキュリティ体制の強化を目的とした数多くの効果的な改善が進められています。その中には、認証チェックをマイクロセグメンテーションルールの一部とする「多要素セグメンテーション(Multi Factor Segmentation)」、事前定義された最適なポリシーを迅速に適用できるようにする「必須ポリシー(Essential Policy)」、範囲を限定した委任を可能にする「ワークサイト」の統合などがあります。
Akamai Guardicore Platform には次のような利点があります。
・最高クラスのソリューションの連携
このたび初めて、業界をリードするマイクロセグメンテーションと ZTNA を個別のソリューションとして活用するだけでなく、連携させて活用し、価値を高めることができます。単一のエージェントソフトウェア、管理コンソール、ベンダーにより、これまで以上に多くの企業がゼロトラストの実現を加速できるようになります。
・ 広範囲のゼロトラスト
ゼロトラストの原則をオンプレミスとクラウドに適用し、リモートでもオフィスでも従業員のセキュリティを確保します。
・統一されたポリシーエンジン
ゼロトラストを実践する最もシンプルで効果的な手段として、設定方法とコンソールを変更することなく、水平方向(East/West)のトラフィックと垂直方向(North/South)のアクセス制御ポリシーを適用します。
・軽量で統合されたインフラ
必要な場所には、最大限の価値を備えた単一のエージェントを展開し、それ以外の場所はエージェントレスでカバー。システムのパフォーマンスへの影響やダウンタイムをほとんど発生させることなく、エンタープライズ規模で迅速に展開できます。
・広範で豊富な可視性
管理者は、すべての情報資産とユーザー(ノードなど)、およびそれらの通信とアクセス(エッジなど)をグラフで確認できます。拡大/縮小により、俯瞰することも詳細に分析することも可能。これにより、水平方向(East/West)のトラフィックと垂直方向(North/South)のアクセスに対処するゼロトラスト・ポリシーを構築する際の複雑さが、大幅に軽減されます。
・モジュール式による柔軟性
必要なモジュールを正確に活用しながら、適宜機能を追加できます。これには、マイクロセグメンテーション、ZTNA、DNS ファイアウォールなどが含まれます。
ゼロトラストのための人工知能(AI)の活用
Akamai Guardicore Platform は、AI を活用して、ユーザー体験、脆弱性評価、コンプライアンス、インシデント対応をシンプル化します。
機能と利点は次のとおりです。
・AI アシスタント
Akamai Guardicore Platform は AI を導入することにより、セキュリティ担当者がログを手作業で調べるのではなく、自然言語でネットワークに質問して、コンプライアンスのスコーピングやインシデント対応などのさまざまなユースケースを大幅に迅速化できるようにします。
・AI ラベリング
一般的にネットワークのラベリングは非常に難しく、手作業が多く、時間がかかります。Akamai Guardicore Platform は AI を活用してそのプロセスをシンプル化し、情報資産がどのようなふるまいをしているのかを検証し、ラベルを提案します。この提案には、信頼度スコアとラベルの選択理由の説明が含まれています。
Akamai Guardicore Platform を利用することで組織がゼロトラストの目標をどのように達成できるかをこちらのページ(※3)でご確認ください。
※3:https://www.akamai.com/ja/solutions/security/zero-trust-security
また、5月24日0時より開催されるウェビナー(英語)(※4)では、効率的なゼロトラストの導入と、ハイブリッドなインフラ全体のセキュリティ強化について解説し、ゼロトラスト・セキュリティの未来について講じます。
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