【上演中】循環型繊維リサイクルボードPANECO®が舞台美術に登場!劇団「贅沢貧乏」5年ぶりの新作公演『おわるのをまっている』
12月15日まで三軒茶屋・シアタートラムにて上演中の新作公演で、サステナブルな文化活動への取り組み
現在、三軒茶屋・シアタートラムで上演中の劇団「贅沢貧乏」の新作公演『おわるのをまっている』では、繊維専門商社モリリン株式会社(本社:愛知県一宮市、代表取締役社長:森 俊輔)が販売する循環型繊維リサイクルボードPANECO®が美術協力として採用されています。
今回の公演にあたり、美術家や衣裳家、劇団、劇場が保管していた不要な衣裳・布をアップサイクルして舞台セットの造作家具やサインパネルに活用しました。さらに、終演後もこれらの舞台セットを廃棄することなく、再びPANECO®として活用することが可能となり、持続可能な文化創造を実現しています。
劇団「贅沢貧乏」による新しい試みを、ぜひ劇場でお楽しみください。
環境問題と演劇業界
近年、環境問題への関心が高まり続ける中、舞台芸術業界もまた、公演に伴う空調や電力の使用、観客の移動に伴うCO2排出、さらには舞台美術や衣裳などの資材廃棄といった課題に直面しています。特に日本の演劇界では、上演期間の短さから保管やコストの問題が生じ、大量の廃棄処分が発生しているのが現状です。
こうした課題に向き合うため、可能な限り環境負荷の少ない作品づくりを目指す劇団「贅沢貧乏」と協働し、劇中に登場する舞台美術やサインパネルに弊社PANECO®を採用いただきました。この取り組みを通じて、演劇界における環境負荷軽減への貢献を目指しています。
■公演詳細
贅沢貧乏『おわるのをまっている』
【日程】2024年12月7日(土)〜15日(日)
【作・演出】山田由梨
【出演】綾乃 彩 薬丸 翔/大竹このみ 田島ゆみか 青山祥子 武井琴/銀粉蝶
【会場】シアタートラム
〒154-0004 世田谷区太子堂 4-1-1 TEL:03-5432-1526
三軒茶屋駅[東急田園都市線 (渋谷より 2駅・5分)・世田谷線]より直結
【チケット料金(全席指定・税込)】
一般:¥4,500/29歳以下:¥3,500/18歳以下:¥1,000/障害者割引:¥3,000/応援チケット:¥10,000
※29歳以下・18歳以下は枚数限定。当日要身分証明書。
※障害者割引は障害者手帳の当日提示要。介助者1名無料。
※劇場友の会、せたがやアーツカード割引あり。前売のみ取扱。
※当日券は残席のある限り前売と同価格にて販売いたします。
※未就学児は入場いただけません(託児あり)
※応援チケットは贅沢貧乏の活動を支援していただけるチケットです。一般料金との差額分は、活動の継続のために大切に使用させていただきます。
◆LivePocket[電子チケット・要事前登録]
URL:https://t.livepocket.jp/t/zeitakubinbou202412
◆世田谷パブリックシアターチケットセンター
03-5432-1515(電話・窓口 10:00~19:00 ※発売初日は電話のみ)
https://setagaya-pt.jp/stage/20980/(要事前登録・24時間受付)
※障害者割引をご利用の方で窓口・電話でのご予約が難しい方は、zeitaku.binbou@gmail.comまでお問い合わせください。
■あらすじ
派遣社員のマリ(綾乃彩)は、会社員のヨウ(薬丸翔)と共に暮らしている。マリは現在鬱(うつ)状態にあり、休職中。
そんな中、ヨウが1ヶ月ほど海外出張へ行くことが決まる。気分転換にもなるし鬱もよくなるかもしれないからとヨウに誘われ、マリは一緒に行くことにする。
しかし、滞在先のホテルは少しおかしなホテルだった。隣室には猫を探し続けている女(銀粉蝶)や、掃除をしても綺麗にならない掃除係、記憶にない昔の友人が現れる。マリはそんなものたちに煩わされながら、部屋にぽっかりとあいた穴に気づき──。
■STAFF
音楽:金光佑実 美術:中村友美 衣裳:臼井梨恵 振付:武井琴
照明:吉田一弥 音響:星野大輔 プロジェクション:岸本智也 ヘアメイク:山口恵理子
稽古進行:中村未希 舞台監督:湯山千景 舞台写真:前澤秀登 収録:須藤崇規
宣伝イラスト:白村玲子 宣伝デザイン:渡部沙織 票券:大蔵麻月
プロデューサー:堀朝美 企画制作:贅沢貧乏
主催:贅沢貧乏/株式会社ation
提携:公益財団法人せたがや文化財団 世田谷パブリックシアター 後援:世田谷区
美術協力:PANECO®
■贅沢貧乏
2012年旗揚げ、東京を拠点とする劇団。山田由梨が全作品の作・演出を務め、俳優の大竹このみ・田島ゆみか・青山祥子、制作の堀朝美の5名が所属している。
舞台と客席、現実と異世界、正常と狂気の境界線をシームレスに行き来しながら、現代の日本社会が抱える問題をポップにかろやかに浮かび上がらせる作風を特徴とする。
2014年より一軒家やアパートを長期的に借りて創作・上演する「家プロジェクト」の活動を展開。『フィクション・シティー』(2017年)、『ミクスチュア』(2019年)で岸田國士戯曲賞にノミネート。『みんなよるがこわい』(2015年初演)の中国版が中国でツアー中、『わかろうとはおもっているけど』(2019年初演)が2022年フェスティバル・ドートンヌ公式プログラムとしてパリで上演されるなど国内外で活動の幅を広げている。
■循環型繊維リサイクルボードPANECO®
衣類類繊維を原料とし、生地だけでなく衣類含まれるさまざまな繊維をアップサイクルすることができる循環型繊維リサイクルボード。加工性に優れており空間の内装、ディスプレイ什器、家具など、多種多様な目的に使用することができ、使用後も再びボードとして再資源することが可能な革新的なマテリアルです。
モリリン株式会社 ~イトからはじまる、すべてのコトへ~
https://www.moririn.co.jp/
東京都中央区東日本橋2-1-3
<本件に関するお問い合わせ先>
産業資材グループ 担当:山崎
電話:03-3863-9331
E-mail:info.moririn-paneco@moririn.co.jp
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