Broadcom、VMware vDefendおよびVMware Avi Load Balancerの新機能により、企業の多層型サイバー防御と運用効率の強化を支援

VMware Cloud Foundationに新たな防御レイヤーを追加し、フロンティアAI時代におけるモダンプライベートクラウドの安全性をさらに強化

ヴイエムウェア株式会社

*本内容は、2026年8月6日(米国時間)、Broadcomが発表した報道資料の抄訳版です。

 

半導体およびインフラストラクチャソフトウェアソリューションの設計、開発、提供を行うグローバルテクノロジーリーダー、Broadcom Inc.(NASDAQ: AVGO)は、迅速なデプロイ、インテリジェントな運用、および高パフォーマンスな多層型サイバー防御を実現する、VMware vDefendおよびVMware Avi Load Balancerの最新アップデートを発表しました。これらの機能強化により、プライベートクラウドのセキュリティ機能が拡張され、インフラコストが最適化されるとともに、AI駆動による自動化も進展し、業務過多なITチームの運用を簡素化します。企業は、vDefendおよびAvi Load Balancerの採用により、VMware Cloud Foundation(VCF)を活用したサイバーレジリエンスの高いプライベートクラウドを実現でき、ワークロードセキュリティのスケールアウト、運用効率の向上、および迅速なロールアウトが可能になります。

Broadcom Inc. アプリケーション・ネットワーク & セキュリティ事業部 バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャー ウメシュ・マハジャン(Umesh Mahajan)コメント:

「AIを悪用したサイバー攻撃や脆弱性を突いた攻撃が脅威の在り方を一変させる今、サイロ化したセキュリティアプローチはもはや選択肢になり得ません。今回のvDefendおよびAvi Load Balancerのアップデートにより、エンタープライズ顧客がアプリケーションインフラを大規模に防御するために必要となる保護機能、パフォーマンス、自動化を提供します」

フロンティアAIによる脅威の現状に対する防御

フロンティアAIモデルがITセキュリティに与える影響を考慮すると、企業のアプリケーションやデータの保護には、境界型防御やポイントソリューションによる防御だけでは不十分です。プライベートクラウドのワークロードに対する脅威を、これまでにない規模とスピードで特定・ブロックする多層防御戦略が必要となります。

vDefend Security Services Platform(SSP)によるラテラルセキュリティの強化:

  • vDefendを活用した3ステップでの高度な脅威防御の加速:ATP(Advanced Threat Prevention / 高度な脅威防御機能)の価値実現までの時間(time-to-value)を短縮する、合理化された3ステップのデプロイフレームワークを提供します。これにより、業務過多のITチームでも、何ヵ月もかけることなく、数週間で迅速に防御体制のデプロイができます。vDefendは、分散ファイアウォール(DFW)と連携したATP向けの「1-2-3」ワークフローを提供します。これらの組み合わせにより、ワークロードレベルでの高度な可視性を活用してセキュリティポスチャを明確化し、推奨ルールの提示やガイド付きワークフローを通じて、企業のセキュリティ対策をさらに強固にします。

  • オンプレミスでのマルウェア防御:マルウェアのサンドボックス分析をオンプレミス環境で実現し、静的および動的なアーティファクトの分析をすべてローカルネットワーク内で行います。vDefendのすべての機能がオンプレミスに完全対応したため、企業は機密データを自社環境内に留め、セキュリティプロトコルに対する制御を維持できます。

  • 完全なエアギャップ環境のサポート:vDefendのすべての機能が、インターネットから隔離されたエアギャップ環境に完全対応しました。このデプロイモデルにより、オフラインでも安全な脅威インテリジェンスのアップデートが可能になり、極めて機密性の高い環境であっても、クラウドに一切接続することなく、常に最新の脅威へ対処できるようになります。

Avi Load BalancerによるAPI保護:

近年、プライベートクラウド環境への侵入経路として、APIが狙われるケースが増えています。Broadcomは、仮想マシン(VM)、vSphere Kubernetes Services(VKS)、およびAIワークロードに対応するネイティブなAPI保護機能を導入し、Avi Load Balancerのセキュリティをさらに強化します。Webアプリケーションファイアウォール(WAF)とAPI保護を統合した「WAAP」の提供により、脆弱なAPIを保護しながら包括的な可視性を確保し、セキュリティの死角を排除します。同時に、複数の独立したツールを組み合わせることで生じるコストや運用の複雑さも解消します。

パフォーマンス最適化によるインフラコストの低減

高騰を続けるサーバーハードウェアコストへの対策として、vDefendおよびAvi Load Balancerの最新の最適化機能は、企業がすでに構築しているインフラ投資の価値をさらに引き出せるよう支援します。

  • より軽量な2ノードのSSPデプロイ:vDefendは2ノードのSSPモデルを導入し、プラットフォームの実行に必要な物理ハードウェアを最大33%削減します*1。これにより、包括的なラテラルセグメンテーション(横方向のセグメンテーション)を提供しながら、インフラコストを低減します。

  • 分散ファイアウォール(DFW)のパフォーマンス向上:vDefendは、データ負荷の高いAIワークロードに対し、ゼロトラストのラテラルセキュリティを提供するため、スループットを大幅に向上させました。DFWの処理速度は、25G NICサーバーで最大22Gbps(最大129%向上)、100G NICサーバーで最大75Gbps(最大241%向上)に達します。これは、VCFインスタンスあたり最大75TbpsのDFWスケールアウトパフォーマンスに相当します。

  • 分散型侵入検知・防御システム(IDPS)のパフォーマンス向上:フロンティアAIにより生み出される数々のソフトウェア脆弱性の脅威に対し、vDefend IDPSは分散型仮想パッチを可能にします。これにより、ソフトウェアパッチの適用が完了するまでの間、ハイパーバイザー自体でワークロードレベルの脆弱性への攻撃をブロックし、時間を稼ぐことができます。vDefendは現在、IDPSのパフォーマンスをサーバーあたり最大17Gbps(最大89%向上)に引き上げ、VCFインスタンスあたり最大17Tbpsのスケールアウトパフォーマンスで仮想パッチを適用できるようにします。

  • アプリケーション配信パフォーマンスの改善:Avi Load Balancerのスケールアウトスループットも、コントローラーインスタンスあたり最大12.25Tbps(最大88%向上)に引き上げられました。

AI搭載ツールによるデプロイと運用の簡素化

Broadcomは、日々の運用業務を効率化し、ネットワークの移行を加速させるために、AIアシスタントと高度な移行ツールを新たに導入します。インフラ基盤そのものにインテリジェンスを組み込むことで、運用の複雑さを排除し、レガシーなセキュリティ製品からの移行を迅速化します。

  • AIアシスタント:vDefend DFWとAvi Load Balancerの両方にAI Assistantが搭載され、ラテラルセキュリティとロードバランシングの運用を効率的に合理化します。AI駆動の自動化機能をプラットフォームに直接組み込むことにより、トラブルシューティングから対処、修復にいたる作業を簡素化します。

  • vDefend DFWへの自動移行:vDefend and Avi Conversion Tool(vACT)の機能強化により、従来のエージェント型ファイアウォールソリューションからDFWへの移行プロセスを簡素化・自動化し、移行コストを大幅に削減してセキュリティポスチャの確立を迅速化します。

これらの新しい強化機能は、vDefend SSP 5.2、vDefend 9.1.1、Avi Load Balancer 32.1.4、およびvACT 3.0で提供され、VCF 9.1と互換性があります。

顧客およびパートナーからのコメント

TeraSky CTOオフィス リードアーキテクト、スコット・ローゼンバーグ(Scott Rosenberg)氏コメント:

「TeraSkyは、グローバルなソリューションインテグレーターとして、顧客が複雑なテクノロジー環境を導入、運用、そしてモダナイズできるよう支援しています。強力なAIを製品に直接統合したvDefendおよびAvi向けのAI Assistantは、リアルタイムのインサイトを瞬時に提示するだけでなく、トラブルシューティングをサポートし、デプロイを加速させ、運用を効率化します。この強力な組み合わせにより、日々の運用業務はより迅速かつシンプルに、そしてコンテキストに即した対応が可能になります」

ThinkOn CTO アーサン・カーン(Ahsan Khan)氏コメント:

「モダンプライベートクラウド上のアプリケーションおよびAIトラフィックを保護する上で、API保護は最優先事項となっています。Avi WAAPは、当社の既存のWebセキュリティポスチャを拡張し、APIレイヤーの脅威ベクトルから防御します。さらに、AviのSoftware-Defined スケールアウトアーキテクチャにより、VCFプライベートクラウドのワークロード全体に対して、WAAPを包括的かつ容易にロールアウトできるようになりました」

EMA 調査担当VP クリス・ステッフェン(Chris Steffen)氏コメント

「フロンティアAIを悪用した攻撃の登場により、プライベートクラウドのワークロードにおいて多層防御は不可欠になりました。実用的なATP 1-2-3ワークフローの活用により、顧客は仮想パッチ適用と高度な脅威検知を包括的に有効化できます。これまで何ヵ月も要していた作業を、わずか数週間でロールアウトできます」

United States Senate Federal Credit Union テクノロジー担当VP ナガラジ・レッディ(Nagaraj Reddi)氏コメント:

「金融機関にとって、仮想化環境やKubernetes、AIアプリケーションのセキュリティ確保は最優先事項です。vDefendの規範的なATP 1-2-3ワークフローの活用により、何ヵ月も要することなく、わずか数週間で仮想パッチと高度な脅威防御を効率的に導入できます。さらに、Avi WAFおよびWAAP機能は、当社の多層防御セキュリティアーキテクチャの一環として、WebアプリケーションとAPIトラフィックを強力に保護します」

*1:2026年7月にBroadcomが実施した内部テスト結果に基づく


会社概要

ヴイエムウェア株式会社

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業種
情報通信
本社所在地
東京都港区芝浦3-1-1 田町ステーションタワー N 18階
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代表者名
山内 光
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設立
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