熱帯性スイレン見頃！【国営海の中道海浜公園】

～うみなかに夏の新名物！水の妖精による涼しげな風景～

見頃を迎えた熱帯性スイレン（8/11撮影）

国営海の中道海浜公園（福岡県福岡市）のフラワーミュージアムにおいて、140株の熱帯性スイレンが見頃を迎えています。見頃は9月下旬頃まで続きます。スイレンには熱帯性と温帯性があり、熱帯性スイレンは寒さに弱いため冬季は温室に保管し、7月から9月にかけてご覧いただいています。今年は暖冬の影響か、昨冬の冬越しが順調だったため、株分けを行いこれまでにないたくさんの花を観賞いただけます。暑い日が続きますが、「水の妖精（Nymph）」と呼ばれる熱帯性スイレンの涼しげな水辺の風景をご覧ください。

★熱帯性スイレンと温帯性スイレンの違い

	熱帯性スイレン	温帯性スイレン
学名	Nymphaea	Nymphaea
花	青紫など、色濃く鮮やかで小ぶりなものが多い。花茎を伸ばして高い位置で咲く。咲く時間帯は種ごとに違う。	ピンクや白など、淡色で大きなものが多い。水面に咲く。昼咲きで午後は花を閉じる。
花期	7～9月	5～10月
原産地	主に熱帯アフリカ	全世界の温帯
耐寒性	弱い（耐寒温度5℃程度）	強い

熱帯性スイレン

温帯性スイレン

国営海の中道海浜公園海の中道海浜公園は、博多湾と玄界灘の2つの海に囲まれた砂州状の地形「海の中道」に位置します。東西に約6キロメートル、面積約350ヘクタールと広大な敷地を有する国営公園です。園内では四季の花を観賞することができ、「動物の森」ではリスザルやカピバラ、カンガルーなどかわいい動物たちとふれあうことができます。また、2022年3月15日に『憩う・学ぶ・遊ぶ』を体験する滞在型レクリエーション拠点が「光と風の広場」に誕生しました。

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