人気連載待望の書籍化!コミュニティデザイナー山崎亮・著『地域ごはん日記』発売
株式会社パイ インターナショナル(豊島区)は、2017年1月23日(月)に書籍『地域ごはん日記 コミュニティデザイナーのおいしい旅』を刊行いたします。
北海道から沖縄、さらには香港、アメリカまで。コミュニティデザインを伝導しながら、地域の美味しいごはんをいただく日々を綴った、山崎亮のうまいもの日記。地元の人しか知らないB級グルメから、勘をたよりに開拓した隠れた名店など、全国津々浦々の地域ごはん事情を綴ります。地元のおばちゃんたちが仕切るラーメン屋に、コミュニティデザインの神髄をかいま見たり、ステーキにつられて、大学の新学部の学科長を引き受けたり……。美味しい地域ごはんを楽しみながら、コミュニティデザインについての理解も深められる1冊です。日記を彩るイラストは著者自身によるもの。旅するような気持ちで、地域ごはんをお楽しみいただけます。
※本書は『建築ジャーナル』(企業組合建築ジャーナル)2012 年1 月~2016 年12 月号に掲載されたコラムを加筆し、まとめたものです。
絵と文:山崎 亮/やまざき りょう
studio-L 代表。東北芸術工科大学教授(コミュニティデザイン学科学科長)。慶応義塾大学特別招聘教授。1973 年愛知県生まれ。大阪府立大学大学院および東京大学大学院修了。博士(工学)。建築・ランドスケープ設計事務所を経て、2005 年にstudio-L を設立。地域の課題を地域に住む人たちが解決するためのコミュニティデザイン携わる。まちづくりのワークショプ、住民参加型の総合計画づくり、市民参加形のパークマネジメントなどに関するプロジェクトが多い。主な著書に、『コミュニティデザイン』(学芸出版社)、『コミュニティデザインの源』(太田出版)、『縮充する日本』(PHP 新書)など。
~本文より~
東北芸術工科大学の副学長は大阪の事務所まで来てくれた。聞けば、大学にコミュニティデザイン学科をつくってほしいという。しかし突然の話である。ほかの地域でのコミュニティデザインの実務もある。大阪で会社を経営しなければならないし、京都の大学でも教えている。それらをどう調整すればいいのか。副学長は「山形に来たら、またあのロースステーキを食べましょうね」と言ってにやりと笑った。そう、ロースステーキを食べたときと同じ表情で。思わず私は「はい、やります」と答えていた。
- 誌面イメージ
- 書籍概要
http://pie.co.jp/search/detail.php?ID=4814
仕様:四六判変型(188×128mm)/ソフトカバー/ 256 Pages (Full Color)
定価:(本体1,500円+税)
ISBN: 978-4-7562-4814-5 C0070
発売日:2017年1月23日
発売元:パイ インターナショナル
- 書籍に関するお問い合わせ
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