【埼玉県入間市】32年、関係者だけが知っていた市民表彰。今年から外へ。
~市制施行60周年。市民憲章を実践する5人と4団体を表彰~
埼玉県入間市が、平成6年から続けてきた市民表彰の制度を、今年から広く発信します。
令和8年4月24日(金)に市役所で開催した「令和8年度入間市民憲章推進協議会総会」で、社会奉仕活動・自然保護活動・青少年の健全育成活動の各部門において長年活動を続けてこられた5個人・4団体を表彰。あわせて受賞者の記念撮影を実施し、市として初めてプレスリリースとして発信します。
入間市は令和8年11月1日に市制施行60周年を迎えます。60年にわたって市民の皆様と歩んできた節目に、これまで広くお伝えする機会の少なかった市民の方々の営みを、改めて市の外へお届けすることとしました。長年続けてきた市民憲章実践者の表彰も、今年から広く発信していく取り組みのひとつです。
地域活動の担い手が減っていると言われる時代に、それでも動き続けてくださる方々がいる。その事実を、まずは多くの方に知っていただくところから始めたいと考えました。

1.関係者の中だけで終わらせない、と決めた春
入間市民憲章は、昭和49年6月1日に制定されました。「自然を愛し」「きまりを守り」「健康で働き」「教養を高め」「お互いに助けあう」――まちの憲法とも呼べる5つの行動目標が、市民生活の合言葉となっています。
その理念を日々の暮らしで実践してくださる方々を称える表彰制度は、平成6年11月の表彰要綱施行以来、約32年にわたり続けられてきました。令和7年度には4個人・3団体、本年度は5個人・4団体を表彰しています。
ただ、これまでの表彰は、総会にご出席いただいた関係者の皆様の間で完結する形となっておりました。受賞された方々の活動を、市民の皆様や報道関係の方々に広くお伝えする機会は、これまで設けてまいりませんでした。
今年、地域振興課で話し合いを重ね、ひとつの考えに行き着きました。
「この方々の活動を、関係者だけで知っているのはもったいない」
そこで、表彰式にあわせて記念撮影を行い、市として初めてプレスリリースを発信することとしました。表彰制度そのものを変えるわけではありません。それでも、32年続けてきた制度を外へ開くという意味で、市として大切な一歩と位置づけています。
入間市は令和8年11月1日に市制施行60周年を迎えます。これまで市民の皆様と築いてきた60年に感謝し、改めて次の時代へ歩み出す節目として、地域で積み重ねられてきた市民の方々の営みを、これまで以上に広くお届けしてまいります。
2.5人と4団体、それぞれの場所で続けてきたこと
ご紹介する順番に優劣はありません。それぞれの分野で、誰にも代わりが務まらない時間を積み重ねてこられた方々です。
※活動年数は令和7年11月1日現在。
【社会奉仕活動】

岡嶋 功子 様
(活動19年余り)
「入間駅プラふれあいいきいきサロン」を運営。入間駅前プラザに住む看護師など専門職のボランティア10名をご自身で募り、月1回、2時間程度のサロンを継続。地域ぐるみの交流と健康増進の場をつくってこられました。

小林 本一 様
(活動23年余り)
平成14年に入間市歌謡連盟を設立。以来、「歌謡の祭典」や歌謡講習会、新春歌い始め会など、歌と舞踊の発表の場を継続的に提供。音楽と芸能を通じて、市民の生涯学習と心身の健康維持を支えてこられました。

徳永 美代子 様
(活動11年余り)
黒須文化協会会長として、地区文化祭での各団体・学生の作品出展と芸能発展を推進。平成27年からは豊岡地区北六区自治会の副会長としても、コミュニティの活性化に取り組んでこられました。

入間市視覚障害者ガイドヘルプの会 あいあい 様(活動28年余り/会員11名)
平成9年の設立以来、視覚障がいのある方の外出支援や市内小中学校での福祉体験学習に協力。月1回の定例会に加え、個別の外出支援や健康福祉センターまつりなどの市行事にも参加し、視覚障がい者の社会参加と地域福祉の推進を担ってこられました。

西武地区第三区防犯パトロール部 様
(活動19年余り/25名)
平成18年より、西武地区内7カ所で児童・生徒の登校時見守りを継続。自治会催事での交通整理も担い、地区内の防犯活動に動き続けてこられました。

藤沢六区防犯パトロール隊 様
(活動22年余り/134名)
平成15年より、藤沢六区地域内で毎週2回のパトロールを欠かさず実施。134名という大規模な体制で、犯罪の未然防止と「何もない日常」を支えてこられました。
【自然保護活動】

入間市植物画同好会 様
(活動26年余り/会員10名)
平成11年より、市内の植物を植物画として描き続け、青少年活動センターで月1〜2回活動。調査・記録した成果を冊子や展示として広く市民に還元するとともに、小中学校への教材提供も行い、地域の自然への関心を高めてこられました。
【青少年の健全育成活動】

岡部 知子 様
(活動11年余り)
平成26年4月、入間市手話の友の会の運営スタッフとして活動を開始。以降、ボーイスカウト入間第二団の団委員として、子どもたちの活動を通じた災害募金や清掃などの社会奉仕活動を牽引。青少年の健全育成に力を注いでこられました。

菊地 智久 様
(活動20年余り)
平成17年より、少年野球チーム「野田ドジャース」をはじめ市内の小学生に野球指導を継続。長年にわたり青少年の育成と人材育成に貢献され、令和4年度には入間市スポーツ功労賞(シルバー賞)を受賞されました。
3.緊張の控室、撮影でこぼれた笑み
控室では、受賞者の皆様が緊張した面持ちで席についておられました。長年続けてきた活動の延長線上で、特別なことをしてきたつもりはない――そう感じておられる方も少なくなかったかもしれません。
総会が終わり、全体での記念撮影。皆様の表情には、少しずつ笑みがこぼれていました。希望された方には、市長、議長、連合区長会長との個別撮影も行いました。普段の活動ではなかなか拝見できない、晴れやかな表情がそこにありました。
地域のために動いてきた方々が、地域の代表から正面を向いて感謝を受ける時間。派手さはありませんが、続けてきてくださった日々に少しでも報いる場であったと感じています。
4.地域の人が、地域の人を推薦するということ
入間市民憲章推進協議会は、昭和52年に発足。市内の事業所、学校、区長会等を含む63の団体・機関の長または代表者で構成されています。表彰要綱は平成6年11月に施行され、現在の制度に至ります。
候補者は、推進協議会の委員等が推薦します(自己推薦は不可)。事務局である地域振興課が毎年9月下旬に推薦依頼を発出し、翌年2月上旬に表彰審査会を開催して選考しています。
地域の人が地域の人を推薦し、地域の人を称える。そういう仕組みです。同様の表彰制度は他の自治体にも存在しますが、外部へ向けて積極的に発信される事例は、それほど多くないものと思われます。
5.担い手不足が指摘される時代に、入間で続いていること
全国的に、自治会等への加入率の低下や担い手不足が課題として指摘されています。総務省「地域コミュニティに関する研究会報告書」(令和4年)でも、地域コミュニティの持続可能性が論点として取り上げられました。
そうしたなかで、入間市にはこうした皆様がいてくださいます。サロンを開き、子どもの登校を見守り、植物を描き、野球を教える。一つひとつの活動は、決して目立つものではありません。それでもこの営みが続いているからこそ、入間市は今も住みよいまちであり続けています。
ご参考までに、令和7年度の第48回市民清掃デーには、市内118の自治会・27,101世帯にご参加いただきました(参加率71.6%)。あわせて250件のボランティア活動証明書を発行しており、うち236件が小・中学生からの申請です。地域活動の課題が語られる時代にあって、こうした世代を超えた市民参加が続いている事実も、表彰された皆様のような方々が地域の中で動き続けてくださっていることと、無関係ではないと考えています。
市民憲章は、半世紀以上前に書かれた古い文書ではなく、今日も市内のどこかで誰かが実践してくれている、生きた合言葉です。
その事実を、これからも外へ届けてまいります。
【本件に関するお問合わせ先】
事業内容:
市民生活部 地域振興課:鶴熊
入間市豊岡1-16-1
TEL:04-2964-1111(内線2142)
その他:
企画部 秘書広報課:岸田、遠山
入間市豊岡1-16-1
TEL:04-2964-1111(内線3122)
■ 入間市について
【狭山茶の郷から世界へ】入間市が描く「Well-being City」の未来図
~世界水準の伝統技術と、最先端の共創まちづくりが織りなす新モデル~
首都圏から約1時間。関東平野の豊かな自然に恵まれた入間市には、大規模な茶園としては国内最北限にあたる美しい茶畑の原風景が広がっています。約400年の歴史を持つ「狭山茶」の主産地であり、全国手もみ茶品評会では史上初となる「20年連続・25回目の日本一」という前人未到の偉業を達成しました。2025年に開催された大阪・関西万博でも実演を披露し、世界に向けてその素晴らしい伝統技術を発信しています。

一方で、米軍基地跡地を再整備した「ジョンソンタウン」のアメリカンカルチャーや、大型商業施設が共存する多様性も本市の大きな魅力です。2022年には「SDGs未来都市」に選定され、全国初の「おいしい狭山茶大好き条例」を施行。「心豊かでいられる、『未来の原風景』を創造し伝承する」というパーパスのもと、「Well-being Cityいるま」の実現を目指しています。
さらに、官民連携プラットフォーム「いるま未来共創ラボ」を通じて、大学との香り分析やeスポーツ、エンターテインメント企業との異業種コラボなど、枠にとらわれない次世代のまちづくりを次々と形にしています。
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https://www.city.iruma.saitama.jp/gyosei_joho/purpose/10547.html
【本市基本情報】
入間市役所
所在地:埼玉県入間市豊岡一丁目16番1号
電話:04-2964-1111(代表)
《リンク一覧》
公式ホームページ:https://www.city.iruma.saitama.jp/
いるま防災メールプラス:https://plus.sugumail.com/usr/iruma/doc
X(旧twitter):https://twitter.com/_irumacity
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