対立はなぜ起きるのか、なぜ紛争はなくならないのか、戦争はどうすれば避けられるのか。そして、そんな時代に日本が直面している問題は何か。新たな年を迎えるにあたって、日本の未来を読み解く一助となる一冊です。

株式会社大洋図書は12月15日(月)、『 地政学で読み解く 日本の危機2026』を発売致します。
ウクライナ戦争も3年目に入り、今やNATOを巻き込んで第三次世界大戦前夜の様相を呈しています。一方ではイスラエルが中東を騒乱の渦に叩き込み、停戦を求める国際世論を向こうに回し、その拳を降ろす素振りすら見せようとしません。
まさに混沌の時代。東南アジアでも混乱が起きており、火種はいつどこで燃え広がるか分かりません。それは日本にとって対岸の火事では決してありません。
火種はいつからくすぶっているのか。国家間の争いを紐解けば、そこには長い歴史が横たわり、国境が古来から国家同士の対立の歴史であったように、争いはすべて地政学から読み解くことができます。
【本書の構成】
・台湾有事はこうして現実となる
治まる兆しが見えない中国の国を挙げた抗日政策。アメリカがシミュレーションした中国敗北という衝撃データはどう考えるべきか。中国はなぜ台湾併合を諦めないのか。また、国民党の変質と中国への驚くべき傾斜。はたして台湾有事はどこまで現実味があるのか。そして日本はその備えができているのだろうか。

・アジア民族史集中講義
世界各地で激化する民族対立とは無関係に見える極東アジア。しかし、民族問題は火種としてくすぶり続けている。各問題の原点を解説する。

・昭和100年の地政学
ユーラシア大陸の東端に長い弧を描く日本列島。その独特の地形ゆえに、わが国には歴史的に培われた独自の地政学がある。激動の時代を経て、いまこそ再構築すべき時を迎えているのではないだろうか。


最新の世界および日本の動向を追いながら、歴史的事象や地政学的な分析により、混乱する国際情勢の行く先を考察します。近現代史研究家、世界史研究家、軍事アナリスト、政治思想家らが各専門分野からわかりやすく解説。
昭和100年に日本が直面する世界情勢を検討し、最新の日本の地政学を導き出します。
●概要
書名:『地政学で読み解く 日本の危機2026』
発行・発売:大洋図書
発売日:2025年12月15日(月)
価格:1,375円(税込)
判型:A4(210×297mm)
仕様:総96頁/オールカラー
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