「横浜こども狂言会」が21回目。横浜能楽堂にて3月26日にお稽古の成果を披露します!
1997年より毎年実施している「横浜こども狂言会」は今年で21回目。
今年度は、夏の入門編に30名が参加、そのうちの6名が、今回の発表会で初舞台を踏みます!
今年度は、夏の入門編に30名が参加、そのうちの6名が、今回の発表会で初舞台を踏みます!
横浜能楽堂の「横浜こども狂言会」は、専用の装束をつけて舞台にて、狂言を一曲演じる本格的な内容です。
このワークショップを通して、狂言に触れる、伝統芸能を知る、といった事はもちろん、礼儀作法が自然と身に付くことも特徴です。教えられずとも、子どもたちは稽古場に入る時には、正座でお辞儀をし、稽古を始めるときにも正座して挨拶をするなど、そういった行動が自然とできるようになっていきます。厳しくも楽しい稽古を通し、子どもたちは狂言に対する理解を深め、日本文化を体感しながら礼儀作法等を学んでいます。
講師は、山本則俊さんを始めとする大蔵流・山本東次郎家の方々。舞台は140年以上の歴史を誇る横浜能楽堂本舞台。装束は子どもたちのために特別に誂えたもので、いずれも一流のものばかりです。
今回は、小学校1年生から4年生、計6人のワークショップ参加者が、1月から3月まで稽古を続け「横浜こども狂言会」で初舞台を踏みます。また、ワークショップ卒業生有志で結成された「いろはの会」の15人も、本番を目指し稽古に励んでいます。是非、初舞台を横浜能楽堂でご覧ください!
【横浜こども狂言会概要】
日時:2017年3月26日(日) 12:00~17:00
料金:無料(予約不要)
場所:横浜能楽堂本舞台
<お問合せ>
横浜能楽堂 TEL:045-263-3055
お稽古は先生と向き合って正座し手を床につけてお辞儀して始まります。
先生から、「もっと大きな声で」「もっとゆっくりでいいよ」と声をかけられ、こっちを向く、ここに立つ、こっち周りで戻る、などの動作を教えてもらいます。
子どもたちは覚えが早く、2回目の稽古ではばっちり覚えてきてしまった子もいるほどです。
「いろはの会」で、狂言を通算9年続けている、中学3年生の女の子は、「先生の出す1歩と、自分の1歩が全然違う。先生は積み重ねてきたものが表れている。狂言の奥深さにハマった」ということを言っていました。
日本文化を体感しながら礼儀作法を学び、狂言の奥深さを知る。子どもたちの晴れの舞台をぜひお楽しみに!
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