TBWA HAKUHODO、カンヌライオンズ2025にて「No Smiles」で銀賞受賞
Design、Digital Craft、Pharma部門でも3作品がショートリスト入り
株式会社TBWA HAKUHODO(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:内田 渉)は、世界最大の広告祭「カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル2025」において、当社が企画・制作した日本マクドナルド株式会社のキャンペーン「No Smiles(日本語表記:「スマイルあげない」)」で銀賞を受賞しました。さらに、当社の3つのキャンペーンがDesign、Digital Craft、Pharmaの各部門でショートリストに選出されました。

カンヌライオンズは、世界最大級の広告・クリエイティビティの国際フェスティバルです。このたび「No Smiles」が銀賞を受賞したCreative Effectiveness部門は、創造性に加え、長期的なブランド価値やビジネス成果といった“実効性”までを含めて評価する、非常に権威あるカテゴリです。過去3年間(2022〜2024年)にカンヌライオンズで受賞またはショートリスト入りした実績を持つ作品のみがエントリーを許されるため、候補となる段階から高い実績が求められます。さらに審査では、単なる表現の新しさではなく、明確なビジネスインパクトを生み出す戦略性と成果が重視され、創造性と実効性の両立が認められたごく限られたキャンペーンのみに賞が授与されます。こうした中での受賞は、「No Smiles」が国際的にも優れた効果を発揮した施策として高く評価されたことを意味します。
「No Smiles」は、日本マクドナルドが長年大切にしてきた「スマイル0円」というブランド資産を、現代の価値観に合わせて再定義したキャンペーンです。Z世代の「職場でも自分らしくありたい」という声に寄り添い、SNSや音楽を通じてその想いを可視化したことで、2023年6月の動画公開以降、強い共感と拡散を呼びました。従来の枠を超えた文化的アプローチと、明確な成果につながる戦略性が高く評価され、国内外の多数の広告賞でも受賞を重ねています。今回のカンヌライオンズでの銀賞は、昨年受賞した金賞および銅賞に続くものであり、ブランド資産としての価値が継続して認められた結果です。
今年は、96の国と地域から集まった26,900件ものエントリーの中から、上記の銀賞のほか、当社が手がけた「Pride Code」「The Symphony Plotter」「Smart Eye Camera」の3キャンペーンがショートリストに選出されました。カンヌライオンズのショートリストに選出されるのは、応募された全作品のうち約10%です。ショートリストそのものが世界上位10%の作品であることを示しており、特に今回のように、Design部門、Digital Craft部門、Pharma部門といった専門性の高い領域で複数の選出が重なったことは、当社の表現力と課題解決力の両面が国際的に高く評価された証です。
受賞結果の詳細は、下記の通りです。
【受賞作品:No Smiles】
広告主:日本マクドナルド株式会社
◾️ 銀賞(Silver Lion)
・Creative Effectiveness部門 Market Disruptionカテゴリー
【選出作品:PRIDE CODE】
広告主:Spotify Japan
◾️ショートリスト
・Design部門 Design for Behavioural Changeカテゴリー
【選出作品:THE SYMPHONY PLOTTER】
広告主:日本フィルハーモニー交響楽団
◾️ ショートリスト
・Digital Craft部門 Data Visualizationカテゴリー
【選出作品:Smart Eye Camera】
広告主:OUI Inc.
◾️ ショートリスト
・Pharma部門 Innovative Use of Technology: Patient or Healthcare Professional – Healthcare Product Innovationカテゴリー




■TBWA HAKUHODO(TBWA博報堂)について
2006年に博報堂、TBWAワールドワイドのジョイントベンチャーとして設立された総合広告会社です。博報堂のフィロソフィーである「生活者発想」「パートナー主義」とTBWAがグローバル市場で駆使してきた「DISRUPTION®︎」メソッドを中心とした独自のノウハウを融合。質の高いソリューションを創造し、クライアントのビジネスの成長に貢献します。「DISRUPTION®︎」は既成概念に縛られず、常識を壊し、新しいビジョンを見いだすTBWA HAKUHODOの哲学です。マーケティングに限らず、ビジネスにおけるすべての局面でディスラプションという新しい視点を武器に事業やブランドを進化させるアイデアを生み出します。
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