「EPSON」のブランドが、インドで「周知商標」と認定
消費者に広く知られている商標の不正使用や登録による混乱を防ぐため、中国、インド、トルコ、台湾などの特定の国や地域では、これらの商標を認定する制度が設けられています。インドでは、特許意匠商標総局(Office of the Controller General of Patents, Designs & Trade Marks)により、インド国内において高い認知度を有している商標を「周知商標」として認定しています。2024年5月時点で認定されている「周知商標」は全281件で、うち日本企業の商標は当社を含めて16件です。
この認定によって、インド国内での「EPSON」の商標保護範囲が広くなり、商標権を有していない商品やサービスにおいても、第三者による不正な商標使用や登録による消費者の混乱を防ぎ、インドでのブランドの保護が強化されるようになります。
エプソンでは、「EPSON」商標について、2004年に台湾、2011年にトルコで「著名商標」、2007年には中国で「馳名商標※」の認定を獲得するなど、インドと同様に周知商標や著名商標を認定する国や地域において、「EPSON」商標のグローバルにわたる保護を進めてきました。インドにおいては、1990年のリエゾンオフィス設置から始まり、2000年に地域統括販売会社をバンガロールに開設し、プリンター、スキャナーなどの「EPSON」ブランド商品の営業活動を行ってきました。今回の認定は、「EPSON」がインドのお客さまにも広く認められ、支持されてきた結果の表れだと捉えています。
今後もエプソンでは、ブランドを含むあらゆる知的財産を事業成長の支援のために主体的に活用することにより、知的財産を企業価値に変換し、その弛まぬ活動の展開によって、パーパスに基づく成長戦略ストーリーを支えていきます。
※中華人民共和国商標法に規定された著名商標に相当する商標
【関連リンク】
エプソンの知的財産によるブランド支援
https://corporate.epson/ja/technology/intellectual-property/protection-and-promotion.html
以上
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