三井物産グループのMoon Creative Lab、LGBTQ＋ への取り組み評価指標「PRIDE指標」において、最高評価であるゴールドを受賞
PRIDE指標とは
PRIDE指標は、「企業・団体等の枠組みを超えてLGBTQ＋が働きやすい職場づくりを日本で実現する」ことを目的に、性的マイノリティに関する企業の取組みを評価するもので、PRIDEの各文字に合わせて、Policy (行動宣言)、Representation (当事者コミュニティ)、Inspiration (啓発活動)、Development (人事制度・プログラム)、Engagement/Empowerment（社会貢献・渉外活動）の５項目から採点されます。
Moonの方針
米国・パロアルトと東京・表参道にオフィスを置くMoonは、創造性、革新性、Human-Centered（人間中心）の考え方を支える、インクルーシブで多様性のあるコミュニティづくりに取り組んでおり、共に働く仲間が、どのような背景、志向、アイデンティティを選択するかに関わらず、お互いを尊重し受け入れることを最大限に重視しています。Moonでは、全てのメンバーが性的指向と性自認への理解を深め、LGBTQ+コミュニティと、Moonのメンバーをサポートするためのより良い方針や福利厚生制度の確立に努めています。
具体的な取り組み
Moonにおける具体的な取り組みとしては、人事部（HR）主導のもと、社内のLGBTQ＋当事者とアライのコミュニティを設け、月2回の意見交換会を実施しているほか、社内のメインコミュニケーションツールであるSlack上でも、LGBTQ+やSOGI（性的指向と性自認）に関する専用チャンネルを設け、積極的な意見交換を行っています。また2023年から、ダイバーシティ&インクルージョンに関するプログラムを入社手続きの一環として導入。質問形式でのラーニングセッションやグループディスカッションで理解促進を図るなどしています。
さらに2023年6月のプライド月間には、LGBTQ+コミュニティを理解するための学習セッションやディスカッション、トリビアの紹介などを、だれもが楽しめるようなアクティビティを企画・実施したほか、表参道オフィスにて、地域に根ざしたアート・ショーを企画し、アーティストたちによるクィアをテーマにした作品の公開なども行いました。
今回の受賞に関してGlobal Head of HRのミッシェル・マクーンは、多様で包括的な環境がムーンの最大の強みだと指摘します。「Moonには、多様な地域や文化から、ユニークな背景を持つ人材が集まっています。私たちがベンチャーに対して提供する価値の源泉はこの多様性にあります。今回の受賞で、Moonが誰もが歓迎される場所であるということを改めて、確かめることができました」とコメントしてます。また、東京オフィスにおいてLGBTQIA+ Inclusionの取り組みをリードしてきたDesign Leadのマチ・レゼンデは「MoonがPRIDE指標のゴールドを受賞したことを誇りに思うと共に、応募のプロセスを通じて、私たちがすでに成し遂げていたことを再確認し、LGBTQ＋の人々にとってより安全で包括的な空間を作るために、改善すべき方針やプロセスを特定することができたことに、大きな価値を感じています」とコメントしています。
▪️Moon Creative Lab概要
Moon Creative Lab は三井物産グループにおける人間中心の新規事業創造を推進するベンチャースタジオとして2018年に設立されました。米・パロアルトと東京に拠点を置き、デザイナー、エンジニア、プロダクトマネージャー、起業経験者などのグローバルで多彩な専門人材によるハンズオンのサポート体制を構築し、世の中にポジティブなインパクトを与える新規事業創出を実現してきました。この経験を元に、Moonは三井物産グループの枠を超えて、新規事業創造のサポートを拡大。チームや組織の創造的な可能性を引き出し、大胆なアイデアを斬新なベンチャーへと転換するための支援を提供していきます。
商号：Moon Creative Lab Inc.（ムーンクリエイティブラボ）
代表者：President & CEO 横山賀一
本店：660 High Street, Palo Alto, California, 94301, USA
支店：東京都港区北青山3-10-5 Spring Terrace Omotesando 2F
設立：2018年8月23日
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