【報道参考資料】バルカン半島 洪水対応 セルビアで子どもの心のケアチーム結成

 

最も大きな被害が出た場所の一つ、ベオグラード内のオブレノヴァツから避難する家族 ©UNICEF Serbia/2014最も大きな被害が出た場所の一つ、ベオグラード内のオブレノヴァツから避難する家族 ©UNICEF Serbia/2014


※本信は ユニセフ本部の情報を日本ユニセフ協会が翻訳・編集したものです
※原文をご入用の際は 広報室(後述)までお問い合わせください


【2014年5月21日 ベオグラード(セルビア)発】

 

最も大きな被害が出た場所の一つ、ベオグラード内のオブレノヴァツから避難する家族 ©UNICEF Serbia/2014最も大きな被害が出た場所の一つ、ベオグラード内のオブレノヴァツから避難する家族 ©UNICEF Serbia/2014


バルカン半島を襲った大洪水。ユニセフ・セルビア事務所は緊急支援を実施、
支援物資が現地に到着し始めています。首都ベオグラードの倉庫には、子どもがいる
2,000世帯向けの基本的衛生キットの第1陣が集約されています。支援物資は、
セルビア赤十字と内務省を通じて、配布されます。

緊急事態への対応として、ユニセフはパートナー団体とともに、避難生活を送る
子どもたちとその家族のためにボランティア120人からなる心のケアチームを結成。
ベオグラードにある避難所20カ所の状況とニーズの調査が終了次第、心のケアチーム
は毎日700人の子どものケアにあたる見込みです。いずれの避難所でもその一角に、
ユニセフが提供した教材やおもちゃ、本などを備えた子どもたちのための空間が
設けられています。

ベオグラードに到着した支援物資 ©UNICEF Serbia/2014ベオグラードに到着した支援物資 ©UNICEF Serbia/2014


ユニセフは市の福祉局、教育省、保健省、防衛相、大学機関や市民セクターパートナー
と緊密に連携し、子どものための支援活動を実施・調整しています。


+ + +

バルカン半島では、過去100年で最悪規模の洪水が発生。ボスニア・ヘルツェゴビナ、
セルビア、クロアチアで7万人以上が避難し、計50人以上が死亡しています。現地では
飲料水、食糧、テント、医薬品を緊急に必要としています。何千世帯もが水と電力が
使えず、移動手段はボートに限られています。




■ 本件に関するお問い合わせ
日本ユニセフ協会 広報室
TEL:03-5789-2016  FAX : 03-5789-2036  Eメール:jcuinfo@unicef.or.jp
または
Jadranka Milanovic, UNICEF Serbia Communication Officer
jmilanovic@unicef.org; +381 63 336 283

■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進
するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、
その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子ども
たちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのため
に活動しています。(www.unicef.org)

※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する36の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの
任意拠出金で支えられています

■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会の
ひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動
の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)




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会社概要

公益財団法人日本ユニセフ協会

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URL
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業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
東京都港区高輪4-6-12 ユニセフハウス
電話番号
03-5789-2016
代表者名
赤松良子
上場
未上場
資本金
-
設立
-